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原子爆弾

作者: 鉄 竜太

たった一つの原子爆弾で広島や長崎は消えた。建物も人々も。僕はそれが起こったということを何十年後かに教科書で見たのが最初だ。未熟な頃はそれが<凄まじい爆弾>であることしか認識できなかったが、なぜだか昨日、広島の原爆投下のCG映像(はだしのゲンのドラマの映像を違法にアップロードされたもの)を観てしまった。もちろん、それはドラマのワンシーンという作り物ではあるが、さすがにこの歳になると命の重さも変わってくるし、失いたくない大切な人たちも増えてくる。それに、一般的な爆弾(という表現が正しいのか)の威力もなんとなく理解しているつもりだ。大きさにもよるのだろうが、せいぜい一つの建物を破壊できるかどうかくらいだろう。それが原爆はたった一つで町を破壊した。その衝撃で、その熱波で。

体験したことの無い戦争という過去の歴史に絶望した。僕は原爆資料館で人間のおぞましい歴史を知らなくてはいけないという使命感にかられた。

大事なことは、日本ばかりが被害者ぶってはいけないということだ。原爆を落としたアメリカと、それと戦争をしていた日本の罪だ。


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