1日目 午後
大変だ。テストが来る!だが小説は書き続けるw
《1日目 午後》
僕とはるかは取り敢えず砂浜から離れることにした。沢山の人が砂浜に留まっている中でこの島の鬱蒼とした森の中に入っていくのはとてもじゃないが僕らだけだったと思う。
「取り敢えず、1年間ここで暮らすための家を探すか建てるかしないと....」
はるかはさっきのチンピラたちからの暴行未遂の恐怖から抜け出せないようで震えている。
はるかに慰めの声を掛けながらしばらく森の中を歩いた。
「はるか、大丈夫?」
「うん...ありがとう、みこと」
行けども行けども背の高い木が立ち並ぶばかりで何も無い、と思った矢先だった。
「はるか!みて!家!家みつけたよ!」
「え...!ホントだ...!」
今はもう使われていない民家みたいだ。この家を見つけたことで僕はひとつの可能性を見出す。
元々は使われていた...ということは何か文字が家の中に残っていれば少なくともこの島に何処の国、地域の人が住んでいたか分かる!
「みこと、家に入ろう」
はるかがそう提案する。僕も同意した先程からぱらぱらと降り出した雨が僕らの背中を押すように家の中へと向かわせた。
ドアには鍵が刺さりっぱなしだった。それを抜いて....錆びていない....ここ最近までここには人が住んでいたのか?―――――――――
はるかと一緒に家に入る。
「以外と何でもあるね、この家みつけたのラッキーだった...」
僕も同感だ。1歩先に森に入ったおかげで鍵付きの民家を見つけられたのはでかい。内鍵まで付いていた。ほかの人に見つかる前にここにたどり着けたのは大きなリードだろう。
既に日が落ちて来ていた。
「今日はもう寝よう。明日に備えて。」
「おやすみ、みこと」
「あぁ、おやすみ、はるか」
僕らは鍵をしっかりとかけ。これからの地獄のような日々を想像して、恐怖に震えながら寄り合って眠った...。
やっとこさ1日目終わりましたー。これからも頑張りますので宜しくお願い致します。(出来ればブックマーク登録してくれると嬉しいなぁ!)