プロローグ1
どうも。嘘吐きのロキです。飽きっぽい性格ですが。頑張って毎日1話は投稿しようと思っています。宜しくお願い致します。m(_ _)m
僕、鵜籠 尊はごく平凡な下らない生活を毎日自堕落に過ごしていた。まぁ、楽しいといえば楽しい、味気ないと言えば味気ない。そんな生活を満喫していた。今日もそんな1日の一コマ。そんな僕にも彼女がいる。
「みーっことっ!」
こいつだ。毎度の事騒々しいがそこが可愛い所でもある。夢咲 遥。
「じゃ、帰りますか!」
その日は午前中から曇り空で今にも雨が降り出しそうな天気だった。案の定ぱらぱらと雨が降り出す。
「雨降ってきたねー。傘さそ!相合傘じゃん!」
「わかったわかった、今開くよ」
と苦笑しながら僕は傘を開く。
「雨激しくなってきたね。みこと」
「そうだな。今年一番酷いんじゃない....?」
事実、相合傘のせいで僕の肩はびっしょびしょに濡れていた。
「コンビニで雨宿りしようか」
と遙が提案したので喜んでその提案を受け入れ、すぐそこにあったセブンイレブンに駆け込む。
「ねぇねぇ!みこと!これ見て!」
と興奮した様子で遥が僕をぐいぐいと引っ張ってきた。
「どしたの?」
と遥が持つアルバイト求人誌を覗くとそこには「日給50万」の文字。
「ほんとかな?」
「いや、誤植じゃないか...?」
こんなのありえるはずがないじゃないか。
「でも1年間島で過ごすだけだって!」
見るからに胡散臭い。
「間違いだったら残念でした。ってことで応募してみない?みこと!」
これは何かヤバイんじゃないだろうか....。応募先も英語だし。怪しい!絶対に!でもこんなにやりたがってるしなぁ。1年間自由か.....
「よし!応募してみようか」
「いよしゃ」
かくして僕らはこの有り得ないバイトに応募することになった。
ーーーーーーーーーーーー後日ーーーーーーーーーーー
僕あてに届け物が届いた。英語で書いてある手紙だ。どうやらあのバイトの事について書いてあるらしい。
「To allow the participation of the United States experiment.」
『米国実験への参加を許可する。』
この時は僕は喜んだ。これから絶望の日々が始まるとも知らずに....
プロローグは短めですが、本文は長くするつもりなので「短ぇ」と思った方は末永く宜しくお願い致します。