永遠に〜黒川瑠璃さんへの誕生日ギフト〜(200文字小説)
本日(8月13日)誕生日の黒川瑠璃さんへのギフト小説です。
夢を見た。
それ以来、私の記憶の中にある人が住み着いた。
私は彼を知らない。
今日もいつもの様にコンビニでバイト。
休日だというのに混んでいて忙しい。
「会いに来たよ」
レジに立った見ず知らずの客にいきなり言われた。
私の中に遠い過去の記憶が溢れ出す。
私は遠い昔に恋をしていた。
彼はとても身分の高い人で叶わぬ恋と諦めていた。
ある日、彼が戦場に赴く前に私に言った。
「いつの日か必ず会いに行くから」
「誕生日おめでとう」