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姫雫  作者: 赤坂秀一
第四章 新婚旅行
18/20

18 ハワイ最後の日

大変お待たせしました第18話を更新しました!


ハワイ旅行も最終日です。アラモアナセンターで買い物です。


 本日はハワイ最終日です。実際には明日の午前中の飛行機なんですが、ハワイを満喫するのは今日が最後です。

清政(きよまさ)、おはよう!」

「やあ、ジャック」

 ホテルのレストランで朝食を食べているとジャックさんとオリビアさんがレストランに来ました。

「えっ、どうして?」

「ここのホテルは食事だけでも最上階のレストランに来れるのよ!」

 そう言うとジャックさんもオリビアさんもお皿二つ分パンにサンドイッチ、スクランブルエッグ、ベーコンにソーセージと沢山持って来ました。

「こんなに食べるの?」

 私が訊くと……

「あら、まだ食べるわよ! 郁美(いくみ)は食べないの?」

 私は昨日と同様サンドイッチとスクランブルエッグにソーセージでお腹一杯です。

「そんなには食べれないですよ」

「そう、ここの朝食は美味しいのに」

 そう言われましたけど…… 私はまた、グレープフルーツジュースを飲みながら三人が食事を終わるのを待ってます。昨日と同じなんですけど……

 その後、朝食が終わり清君(きよくん)はジャックさんとサーフィンへ……

「それじゃ行って来るね郁美!」

 そう言って清君は行ってしまいました。私はこれからオリビアさんとアラモアナセンターへ行きます。ショッピングは楽しみです。お土産も買わないとだし、でも、お父さんには何を買おうかな? お酒は日本酒派だからウイスキーとかは飲まないし…… Tシャツとか着てくれるかな? そんな事を思いながらオリビアさんの車でアラモアナセンターへ行きます。オリビアさんの車は黒のSUVです。凄くカッコいいんですけど……

「これってオリビアさんの車なんですか?」

「そうよ、カッコイイでしょう」

 などと話しているうちにアラモアナセンターに到着です。まあ、ホテルから歩いて来れる距離なんですけどね!

 まずはTシャツを見ます。ハワイのロゴが入った物が沢山あります。その隣にはトートバッグやエコバッグがあります。明奈と瀬菜にはこういうのが好まれるかな!

「お父さんには何が良いかな?」

「お父さんにはウイスキーとかが良いんじゃない?」

 オリビアさんにはそう言われましたけど……

「うちの父は日本酒が好きだから洋酒は飲まないんですよね……」

「だったらタンブラーとかが良いんじゃない!」

 そうか、タンブラーだったら日本酒を飲むときにも使ってくれるしね! そういう事で私の両親と清君の両親にもタンブラーをペアで買いました。清君は両親にウイスキーをホテルで注文してたから買わなくて良いかな。あと、マカダミアナッツチョコを大量に購入しました。

「郁美、これどうやって持って帰るの?」

「これはホテルからクロネコさんで送るよ!」

「クロネコさん?」

「あっ、宅急便です。日本の宅配業者が海外でも受け付けるから!」

「凄い、そんな事が出来るのね!」

「うん、清君から教えてもらったの清君がウイスキーとかをホテルから送るから一緒にって」

 まあ、いろいろと手続きはあるみたいですけど…… そのあと、ウインドショッピングです。こうやって見てるだけでも楽しいです。

「郁美、お昼にしようか」

「何にするの?」

「ロコモコの美味しい店があるの」

 オリビアにそう言って連れて来られたのがブレットアンドバターというお店です。結構な人気のお店のようです。

「郁美は何にする?」

「えっと、私はバナナパンケーキ」

「えっ、それで良いの?」

「はい、あとコーヒーさえあれば」

「郁美って安あがりなのね!」

「いや、あんまり食べると太っちゃうし……」

「そんな感じはないと思うけどな」

 そう言いながらオリビアさんはイカ墨パスタとアサイボウルを注文しています。

「ねえ、郁美は自分のお土産は良いの?」

「あっ、私はウクレレを買ったので」

 と言っても清君に買ってもらったんだけど……

「えっ、そうなんだ! どんなのを買ったの?」

「お土産用の安いのですよ」

「うん、でも音色は凄く良いのがあるから、後で見せてよ」

「あっ、はい良いですけど……」

「私も新しいのを注文してるから後からプアプアに取りに行くんだけどね」

 えっ、プアプアって私達が買ったお店だ! オリビアさんはどんなのを買ったんだろう……


「郁美、お土産はこれだけで大丈夫?」

「うん、もう充分です」

「それじゃ、戻ろうか」

 私達はホテルの駐車場に車を止めて私の荷物をまずホテルのフロントまで運びます。その後、二人でプアプアへ行きました。

「店長、アロハ」

「やあ、オリビア! カマカのウクレレ来てるよ!」

「店長、マハロ!」

 そして店長さんはオリビアさんの注文していたウクレレを持って来ました。凄い、私や清君が買った物とは全然違う!

「どう、マホガニーで作ったカマカのウクレレは!」

「ええ、良いですね!」

 そう言いながらオリビアさんはハードケースから取り出しポロンポロンと弾いています。やっぱり私のウクレレとは音が違います。

「店長、最高! 有難うございます」

「それじゃ、受領書にサインを良いかな」

「はい」

 そして、私達はホテルの部屋へ行きました。

「あっ、おかえり!」

「清君、帰ってたんだ」

「うん、今さっき戻ったとこ」

「あれ、ジャックは?」

 オリビアさんがジャックを探していますけど……

「ジャックは今クルーザーのところじゃないかな」

「そうか! 郁美ウクレレ見せてよ」

 うーん、恥ずかしいな…… さっきあんな立派なウクレレを見せつけられたからな…… そう言いながらもソフトケースから出して見せます。

「あら、可愛いこんなのがあるんだ! 私も買おうかしら」

「オリビアは立派なウクレレを買ったでしょう」

「あっ、あれは商売道具よ! 趣味で使うのはお土産用の安いやつだから」

「へえ、オリビアは何をしてるの?」

 清君も興味を持ったのか話に入って来ました。

「私はたまにライブもやるのよ! 流石にライブでは良いのを使わないと仲間に悪いからね!」

 そうか、ウクレレのレッスンが本職じゃ無いとは思っていたけど、ウクレレ奏者なんだね!

「今晩もここのホテルのビーチでライブをやるから見に来てね」

「うん、絶対に行くからね!」


 そして、午後七時くらいからライブが始まりました。ライブと言ってもハワイアンの曲がほとんどですけど、ハワイで聞くんだからそれが似合ってますよね!

「はあ、ハワイ旅行も終わっちゃったね」

「うん、でもまた来れば良いじゃん」

「そんなに簡単に行かないでしょう」

「そうかな?」

「そうなの!」

 清君ってそんなに簡単に海外に行っているのかな?

「あっ、オリビアさんだ!」

 私は手を振ります。彼女も笑顔で応えてくれました。そうして、ハワイアンを聞きながら私達のハワイ最後の日は終わりました。


 翌朝は、朝食を食べた後ツアーバスでホノルル国際空港へ向かいます。ホノルルって朝は結構混んでいるんですね!

 空港に到着して私達は免税店を見て回ります。

「郁美、マカダミアナッツチョコはどれくらい買った?」

「うん、五箱くらいセットになったのを二つ買ったけど」

「うーん、足りないといけないからもうワンセット買っとこうかな」

「えっ、それも送るの?」

「いや、これは手荷物として持って帰るよ」

 そう言いながら免税店を一周してそろそろ搭乗します。

「ねえ、出国手続きは?」

「あっ、ハワイは出国審査は無いんだよ」

「えっ、ハワイを出国しないで帰れるの?」

「パスポートはもう出国になってるよ」

 えっ、どういう事? 私はパスポートを確認します。

「本当だ! なんで?」

「入国審査の時に出国の印も押してくれるんだ!」

「えっ、他の国もそうなの?」

「他の国は違うよ、ハワイだけだよ」

 清君はそう言うけど…… 折角ガイドブックを見て出国審査の勉強してたのに…… 私達は飛行機に乗り込みハワイを後にしました。


 日本に帰国したのがお昼の二時前で、国内線とバスを乗り継ぎ柳瀬町(やなぜまち)に帰って来ました。はあ、やっぱり落ち着きますね!

「ねえ清君、今日は一日が長いよねとっくに夜になってもいい頃なのに」

「そうだね、ハワイはとっくに夜中だけど十九時間戻って来たんだからね」

 はあ、やっぱりなんだかきついです。清君の家とうちの実家には明日行く事にしましょう。


ハワイ旅行も終わってしまいました。これからまた普段の生活に戻ります。

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