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聖貨を集めて、ぶん回せ!  作者: 青木紅葉
26章・領都の北側

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「……まぁね。気を取り直してやる気になっているからって、それで何か変わるわけはないよね」


 街道で隊員たちと打ち合わせを終えた俺は、予定通り一の森に入って飛んで回っていた。


 ただ、昨日までと同じで今のところ特に変わった物は見つかっていない。


 時折森の中に魔物の姿も見つけるが、寝床にいい場所や餌を探しているのか、視線は地面を向いていて頭上を飛ぶ俺には無警戒だ。


 倒すのは簡単だろうが……わざわざ倒すほどでもない。


 そもそも魔物を倒すことが目的で森の中を探索しているわけじゃないしな。


 ってことで、俺は一旦森の上空に出てから周囲の様子を探ることにした。


「相変わらず奥の方にはトリの魔物が数羽いるけど……それくらいかな? んで、こっちの方も魔物はいるけど……普通にうろついているだけか」


 縄張りを持っていない群れのはずだが、特に何かを警戒したり、追ったりしているような動きはしていない。


 いくつかの群れはあっても、それぞれが自分たちの行動範囲が他の群れとぶつからないように気を付けているんだろう。


 この辺りには群れの行動範囲を無視して動き回るような魔物がいないってことだ。


 つまり……俺が追っている魔物は恐らくこの辺りにはいないんだろう。


「多分行動するなら木の上を枝を伝って……ってはずだし、地上の魔物にはそこまで関係ないって可能性もあるけど、それにしたって何もなさすぎるからね。昨日と一昨日見た辺りにも何もなかったし、いるとしたらここよりまだ南か」


 とりあえず今日は遭遇したり痕跡を見つけたりは無理だろうとわかり「はぁ……」とため息が漏れた。


「……まぁ、いいか。やれることをやって、北の森に行こうかね」


 そう言って顔を上げると、俺は再び森の中に下りて行った。


 ◇


 アレから一の森を色々飛び回ったが、予想通り何も見つけることは出来ずに今日の調査範囲を見終えてしまった。


 もう少し範囲を広げてみようか……と考えもしたが、調査に取り掛かる前に隊員たちと話したように、とりあえず今日は予定通りにすすめることにした。


 森の外で待機していた隊員たちとの情報を纏めるために、俺たちは一旦北の拠点に戻って来たんだが。


「……商隊が来てるのかな?」


 今朝調査を始める前に立ち寄った際より、拠点内が賑やかになっている。


「お疲れ様です。セラ様」


 警備の人間が挨拶をしてきた。


「お疲れ様。商隊でも来てるの?」


「ええ。ほら一昨日ウチで馬車を修理した商人がいたでしょう。アイツが仲間を連れて来たんですよ。領都に向かう前に一度ここで休憩をするんだって」


「もう来たんだ? 随分急いだみたいだね……」


 先日ウチの隊が救出した商人だが、領都に到着してすぐに護衛の冒険者たちを集めきり、昨日すでに仲間の待つ北の街に向けて出発したのは知っていた。


 随分行動力があるな……と感心していたが、丁度領都に到着した日が商業ギルドがセールをやっていたタイミングってこともあり、馬車に積んでいた商品がすぐに売れたのが大きかったらしい。


 しかし……昨日のうちに北の街に到着したとは思っていたが、今日既に出発していたとは……。


「セラ様たちが戻ってくる少し前に到着したんですよ」


「なるほどね。それなら休憩後に出発して今日中に領都に……ってことかな」


 俺は「ふむふむ」と頷くと、纏め役の兵に手招きした。


「どうした?」


「北の街からここまでに何か変わったことはなかったかって、商人と護衛の冒険者たちから聞き出して貰える? オレが聞いてもいいんだけど……オレが聞きだすよりもそっちに任せた方が色々聞き出せそうだしね」


 俺が話を聞くとなると、立場上どうしても大げさに捉えられてしまう。


 大したことじゃなくてもいいから簡単に聞かせてもらえるだけでいいわけだし、ここは冒険者たちとも付き合いのある隊員に任せた方がいいだろう。


 俺の言葉に、彼は「それもそうだな」と苦笑しながら了承した。

セラ・加護・【隠れ家】+1【祈り】【ミラの祝福】【風の衣】

恩恵品・【浮き玉】+1【影の剣】+1【緋蜂の針】【妖精の瞳】【竜の肺】【琥珀の剣】【ダンレムの糸】【蛇の尾】【足環】【琥珀の盾】【紫の羽】+1【赤の剣】【猿の腕】・0枚


セリアーナ・【範囲識別】・【】・0枚

エレナ・【】・【緑の牙】【琥珀の剣】・4枚

アレク・【強撃】・【赤の盾】【猛き角笛】・10枚

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― 新着の感想 ―
心配性なのか仕事熱心なのか? 実はセラちゃん、仕事が大好き?www
何もないのはいい事ではあるからねw
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