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聖貨を集めて、ぶん回せ!  作者: 青木紅葉
26章・領都の北側

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 ダラダラ……なんてことはないが、隊員たちと適当にお喋りをしつつ周囲の様子を探ったりしながら北に向かって行き、無事魔物と戦闘などが起きずに北の拠点に到着することが出来た。


 道中で森からこちらを警戒する魔物や、街道に出て来た魔物の痕跡なども見つけたが……一先ず武装した集団を襲ってくるような凶暴な魔物の姿が見当たらないってのは朗報だな。


 比較的早い時間に出発して、尚且つ道中邪魔もされずに済んだため、ジグハルトたちがまだ宿舎で準備をしている間に到着することが出来た。


 彼らも全員が調査に出るわけじゃないし、宿舎に残っている者から周辺の情報を聞こうと思っていたが……全員揃っている状況で聞けるのは有難い。


 ここでの報告はそこそこにしてとっとと出発する予定だったが、変更してしっかり確認することにした。


 一方ジグハルトたちだが、俺たちが今日ここに来ることは知っていたが、人数の変更があったことまでは知らなかったようで、思った以上にしっかりとした隊になっていることに驚いている。


 特に商業ギルド側の冒険者たちを見ては「随分やる気になっているみたいだな……」と、感心していた。


「その分商業ギルドの方は内部の調整に大変そうだけどね……。まぁ、それは旦那様とか商業ギルドに頑張ってもらうことだよ」


「違いないか……。まあ……顔触れが変わっていることはわかった。任務の内容に変更は無いんだよな?」


「うん。オレが森の中を飛んで回って、皆はそこから出て来た魔物がこっち側に逃れないように警戒してもらう……って感じだね」


「それなら問題無いな。……街道の向こう側も一応見てはいるが、向こうは特に変化はないはずだ。お前なら無駄な戦いはしないだろうし、そうそう大きな群れが出てくることはないだろう」


 ジグハルトの言葉に「ふぬ?」と首を傾げた。


 一緒に聞いていた隊員たちも疑問に思ったようで、「ジグハルト殿」と手を挙げた。


「向こうは……とわざわざ口にしたと言うことは、どこか異変が起きた場所があるのでしょうか?」


「異変……ってほどじゃないが、元々魔物の生息地が移動していないか……妙な群れが出来ていないか……それらをセラに探して欲しいと言っていただろう?」


「うん。とりあえず今回の任務期間中は、一の森から戻ってきたら北の森も見て回る予定だけど……何かあったの?」


 俺の言葉にジグハルトは首を振ると、溜め息交じりに口を開いた。


「何もない。今まで魔物がいた場所にもいなくなったからな。俺たちが始末した分を差し引いても……まだまだこの辺りにはいくつかの群れがいるはずなんだが……」


 痕跡を見つけているみたいだし、倒し尽くしたってわけじゃないのか。


「いなくなったのは魔物だけ?」


「ああ。獣は大量に……ってほどじゃないが、それなりにいるな」


 俺は「ふぬ……」と頷いてこちら側の隊員たちを見ると、一人が口を開いた。


「痕跡はあるのに姿は無く、獣には変化はない……ってことは、つい最近魔物だけ移動したってことでしょう? 群れにボスでも出来たんでしょうかね?」


「この辺りの魔物なら……まあ、そう脅威になることはないんだが、他所から入り込んだ魔物が率いると予測が難しくなるからな。それを刺激しないためにも、こっち側には魔物を連れてこないように気を付けてくれよ?」


「だって?」と隊員の方を向くと、纏め役の兵が代表して答えた。


「任せてくれ。全員騎乗しているから走り負けしないし、逃がすことはない。……もっとも、我々の手で対処出来る範囲であればだが」


 ジグハルトもその答えに満足したのか「フッ」と笑いながら話を続ける。


「セラがしくじるとは思わないが、想定外の群れが出てきた場合はどうなるかわからないしな。万が一に備えてウチの方の隊員も一人そちらに付ける。構わないな?」


「うん。そっちが構わないのならオレからは何もないよ。……皆もいいよね?」


 そう訊ねると、皆は揃って「問題ありません」と答えた。


 一人とはいえ新しく追加されるわけだけど……ジグハルトと組んでいた兵だしな。


 こっちにもちゃんと合わせられるだろう。

セラ・加護・【隠れ家】+1【祈り】【ミラの祝福】【風の衣】

恩恵品・【浮き玉】+1【影の剣】+1【緋蜂の針】【妖精の瞳】【竜の肺】【琥珀の剣】【ダンレムの糸】【蛇の尾】【足環】【琥珀の盾】【紫の羽】+1【赤の剣】【猿の腕】・0枚


セリアーナ・【範囲識別】・【】・0枚

エレナ・【】・【緑の牙】【琥珀の剣】・4枚

アレク・【強撃】・【赤の盾】【猛き角笛】・10枚

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― 新着の感想 ―
何かフラグが立ってない?
統率取れる個体がいるなら魔王種じゃなくても脅威になるからねぇ
前の猿とかアンデッドとか西方は魔物を操る技術が確立してると見ても良いでしょうから最悪に備えたほうが良さそうだけどね。それでも魔王種以下だろうしジグも居るから問題ないか。
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