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聖貨を集めて、ぶん回せ!【2巻発売中】  作者: 青木紅葉
25章・久々のリアーナ

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 最後に残っていた三本足をジグハルトが仕留めたことで、ここでの戦闘は終了した。


 念のため上空から周辺を眺めて、近くに潜んでいる魔物がいないことも確認してから地上に降りていくと、ジグハルトを残して隊の皆は死体の処理に向かっていた。


 まぁ……相当な数の魔物だったもんな。


 怪我の治療で下がっていた兵たちも合流して、忙しそうに働いている。


 ジグハルトはここから全体の警戒をしているってところかな?


「上から見て来たけど、魔物の姿は無かったよ」


 そう言うと、ジグハルトは一息吐いて構えを解いた。


「ご苦労だったな。西側はどうだった?」


「西……? あぁ、アレクたちね。拠点から煙は上がってたけど一本だけだったし、異常は起きてないはずだよ」


 向こうのことはすっかり頭から抜けていたが、煙が一本上がっている以外は何も変化は無かったし、戦闘が起きた気配も無かったから、大丈夫なはずだ。


「そうか。まあ、何か起きたのなら伝令くらい寄こすだろうしな……」


「そうだね。むしろオレたちの方が送った方がいいんじゃない? ジグさんの魔法は結構音が響いてたよ? こっちの処理が終わったらオレが行ってこようか?」


 今回ジグハルトが直接魔法を使ったのは数回だったが、その数回が結構デカかったんだよな。


 恐らく向こうにも爆発音は届いていたはずだ。


 それでも何も反応が無いのは、こっちから動くと考えているからだろう。


 戦闘面はジグハルトがいるし、伝令に関しては俺がいるからな。


 ジグハルトもそう思ったのか「そうだな……」と頷いた。


「だが、その前に確認しておくことがあるな」


「うん?」


 俺が訊ねると、ジグハルトは「アレだ」と言いながら、十メートルほど離れた場所に転がっているオオカミの頭を指した。


「お前、随分とあのオオカミに恨まれているようだったが、何かしたのか? アイツは……確か俺がここで抑えていたヤツだよな?」


「あぁ……アイツね。まぁ、蹴ったり斬ったりはしたから敵意は持たれてるとは思ったけど、それにしては随分しつこかったよね」


「それだけか? 見逃さないと即答していたし、何か心当たりがあるのかと思ったんだが……」


 俺の言葉にジグハルトは眉を顰めている。


「恨みも何も、オレは外で魔物と遭遇したらほとんど倒してきたからね。特に一の森では。まぁ……この間は逃がしちゃったけど、それでも種族が違うし、関係は無いはずだよ」


 流石に全てを……とは断言出来ないが、あまり深くまでは入っていなかったし、手に負えないほどの群れを見つけたら退いていたから、俺の存在を知っている魔物はほとんどいないはずだ。


 俺は頷くと、話を再開する。


「こっちに合流する前に森の中で倒したオオカミも、さんざん痛めつけたのに最後まで抵抗していたからね。それに、こっちで相手していたもう一体もやたらしつこかったし……。コイツだけ大人しく諦めるとは思わなかったんだ」


「まあ……実際に一瞬の隙を突いて仕掛けていたからな。それにしても、他の二体も似たようなもんだったか……」


 腰に手を当ててしみじみと言うジグハルトに「そうそう」と頷くと、簡単にだがボス格のオオカミたちとの戦闘について話すことにした。


 ジグハルトはずっとあの二体のオオカミと睨めっこをしていたが、戦闘は行っていなかったし、どんな性格なのかとかもわからなかっただろうしな。


 ◇


 ってことで、森で倒した一体とこっちで戦った二体との戦闘の様子をジグハルトに話していた。


 話をしている間は彼は精々相槌を打つ程度で、特に何かを言うことはなかったんだが、話を終えると「なるほどな……」と口を開いた。


「親子か兄弟か……そんなところだろうな」


「……その三体が?」


「ああ。直接戦ったわけじゃないが、三体とも似たような力だっただろう? 同じ環境で長く一緒に行動していたからだろうな。同格の魔物が敵対せずに一つの群れで協力し合えば……まあ、実力以上の規模の群れを維持出来るはずだ」

セラ・加護・【隠れ家】+1【祈り】【ミラの祝福】【風の衣】

恩恵品・【浮き玉】+1【影の剣】+1【緋蜂の針】【妖精の瞳】【竜の肺】【琥珀の剣】【ダンレムの糸】【蛇の尾】【足環】【琥珀の盾】【紫の羽】【赤の剣】【猿の腕】・9枚


セリアーナ・【範囲識別】・【】・0枚

エレナ・【】・【緑の牙】【琥珀の剣】・4枚

アレク・【強撃】・【赤の盾】【猛き角笛】・10枚

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― 新着の感想 ―
ふむ。 3頭の頭と1匹分の胴体を合わせて、アンデッドにすれば、ケルベロス! なんて考えてしまった。
[一言] 一族郎党皆殺しじゃあ
[良い点] やはり家族だったか、そういう事もあるんだねぇ
感想一覧
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