表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖貨を集めて、ぶん回せ!【2巻発売中】  作者: 青木紅葉
25章・久々のリアーナ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1330/2075

1325

「……むっ!? 場所を変えたか!?」


 テレサたちがいた場所に戻ってきたはいいが、彼女たちの姿が見えない。

 ついでにヘビもいない。


 戦った痕跡はないし移動をしただけなんだろうが……ヘビは木を伝って移動したようだ。

 あの巨体が移動した割には痕跡がない。


「見当たらないな。そこまで距離をとるとは思えないんだが……」


 皆で周囲を探ってみるが、どこにもいないんだよな。


「離れすぎてるのか、間の木が邪魔なのかはわからないけど、オレも見つけられないね。……上から探してみるよ!」


「……今は木の上には何もいないな。わかった……頼むぞ」


 俺の言葉に、アレクは真上を向いて安全を確かめていたが、樹上に何もいないことがわかると、許可を出した。


「ほいほい、それじゃっ!」


 頷いた俺は、そのまま一気に樹上へと飛び立った。


「えーと……」


 森の上空に出た俺は、まずは周囲を見渡した。


 今俺たちがいるのは大体森の端から……1kmくらい入ったところかな?

 真っ直ぐ行ったり、途中で真横に折れたりしていたからあまり意識していなかったが……サルを追いかけた時に結構奥まで行っちゃってたんだな。


 森の外の戦闘が、今はどうなっているのかはわからないが、火の手は上がっていないし、ジグハルトも本気で戦うような事態は起きていないようだ。

 それなら、ここを片付けたら一先ずは終わりかな?

 さっさとやってしまうか!


 自身の目に気合いを入れると、俺はテレサとルイの姿を探し始めた。


「ぬーぬぬぬぬ…………いないか?」


 あの二匹のヘビのアンデッドが、アンデッドじゃなくて普通に生きていたのなら、簡単に見つけることが出来るんだが……死んでるからなぁ。

 しかも、体表が黒っぽいから、夜の森だとますます見分けにくい。


「かといって上から照明をばら撒くわけにもいかないし……。いっそここから叫んでみるか?」


 俺の声なら良く通るだろうし、合図を送ってくれるんじゃないか?

 これが通常の森だったら、他の魔物とかも呼び寄せてしまいかねないから、そんな目立つ真似は避けるべきなんだろうけれど。


「……この辺の魔物は全部外に引っ張っちゃってるしな。いける!」


 不幸中の幸いって言い方をしていいのかはわからないが、この辺りにはもう人を襲うような魔物はいないし、構わないだろう。


 俺は口の両側に手を当てると、大きく息を吸い込んだ。


「……せーのっ。テレサーーー!! いるーー!!!?」


 叫んだ後は、合図を見逃さないようにクルクルと四方を見ていると、俺たちがいる場所の東側から魔法が上がった。


「あそこか!」


 何であっちに移動したのかはわからないが……とりあえず、合流をしないとな!


「お待たせっ。見つけたよ!」


 俺は地上に降りると、待っていた二人に「あっち!」と、合図があった方角を指しながら報告した。


「……向こうか。追い込まれたのか、敢えて引っ張っていったのか……。どちらかわからんが、急ぐぞ!」


「りょーかい!」


 俺はそう答えると、先頭に回って飛び始めた。


 ◇


 テレサたちとの合流を目指して再出発してから2分ほど。

 ようやく、テレサとルイ、そしてデカい二匹のヘビの姿を捉えることが出来た。


 一匹は樹上に止まっているが、もう一匹は地上に降りている。

 そしてその陰からテレサたちの姿も見えているんだが、なんつーか……このレベルのデカい魔物は久しぶりだな。


 それにしても、距離にしたら大したことはないんだが、それでも全く見つけることが出来ないんだから侮れない。


「……よしっ!」


 とりあえず、一手仕掛けてみるかと【影の剣】を発動すると、後ろを走るアレクが声をかけてきた。


「行くか?」


「うん。試しに斬ってみるよ」


「ただでさえどう動くかわからない魔物で、その上アンデッドだ。気を付けろ!」


 そうアレクが言えば。


「上に居座っているのもだ!」


 と、リックも続いた。


「はいはい……それじゃーっ!」


 二人に応えると、俺は一気に【浮き玉】を加速させた。


 とりあえず、地上のはいいとして……厄介なのは上のアイツか。

 それなら、俺が狙うのはそっちからだな!

セラ・加護・【隠れ家】+1【祈り】【ミラの祝福】【風の衣】

恩恵品・【浮き玉】+1【影の剣】+1【緋蜂の針】【妖精の瞳】【竜の肺】【琥珀の剣】【ダンレムの糸】【蛇の尾】【足環】【琥珀の盾】【紫の羽】【赤の剣】【猿の腕】・4枚


セリアーナ・【範囲識別】・【】・0枚

エレナ・【】・【緑の牙】【琥珀の剣】・4枚

アレク・【強撃】・【赤の盾】【猛き角笛】・10枚

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] すれ違い様に切っていくから鎌鼬のセラと呼ぼう
[良い点] 更新乙い
[一言] 天然技能大声発動。ちゃんと伝わって良かった。デカヘビも仕事してた様子。姫は上手に斬れるかな?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ