人間が空から落ちてきた
前置きがやたら長くなってしまったです…これはバランスが悪いですね…まぁ、その、えっと…見逃してください☆
親と喧嘩をして家を出てきて数分、突然隕石が落ちてきたかのような衝撃が村を襲った。村人たちは何事かと外に出てくるが、村人たちが慌てている以外、普段と何ら変わりのない光景が広がっている。まばらに建った数十件の家、整備された野菜畑、周りに囲むように鎮座する山々。特に異常はないと知るや否や、家に戻る村人たちの中、私だけは衝撃の起こった地点に向かっていた。
そして山に入ってすぐに、倒れ込んでいる人。金色に輝く髪に、整った顔立ち。容姿端麗という言葉はこの人のためにあるのだと自然に思った。白い衣のようなものを一枚羽織っているだけで、他につけているものは何もない。というか___
「大丈夫ですか!意識はありますか!あるなら返事してください!」
倒れ込んでいた人は、ゆっくりと体を起こし、呪文のような言葉を、喋った。
「___9(○%」% *: ○%」%」
その後、よくわからないので聞いたことのある英語を必死に思い出して喋ったら、途端に日本語を話し出したので、少し恥ずかしかった。
事情を聞いたら、崖から転落してしまったという。それだけで、あんな衝撃が起こるとは思えないが…それは突っ込まないでおく。
「私の名前は、琴峰 薫って言います!あなたの名前は?」
「薫、ですか…いい名前ですね。僕の名前はセリオンです。あと、僕には敬語じゃなくてもいいですよ。」
「それじゃお言葉に甘えて…セリオンも、いい名前!これからよろしくね!セリオン!」
「ええ、こちらこそよろしくお願いします!」
黄昏に染まる空を眺めながら、互いに軽く自己紹介をして、セリオンを連れて、私の住む村へと向かう。
視点変えるの下手か!サブタイつけるのも下手か!なんて突っ込まないでください…