表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/75

3-18 平日の日常「夕」アカネ

 平日の日常「夕」アカネ



 食材の買い出しにが終わり帰宅する。


 車の駐車も一人でなれたものだ。


 週末とか、家族で買い物に行くときはできるだけあの商店街に行くようにしている。住む町が変わって、歩いていくところではなくなったが、それでも電車を一本乗って三人で一緒に。


 個人的にも好きだ。でもそれ以上にハルカの成長にとてもいいと思う。普段会うこともない人たちとたくさん出会うことができる。そして、間近に見ることができる。スーパーやショッピングモールでは野菜を直接触れないし、目の前で肉を捌くところも見られない。食育という面で、とても貴重な体験だと思う。


 そうはいっても、今日みたいな私一人の場合は車を使って、スーパーに買い物へ行くんだけどね。ちょっとしょうがない。荷物もあるし、量もある。


 荷物を家へ持ち入れ、車のロックをする。


 そこで、いつもの時間になる。


 さぁ、ハルカを迎えに行こう。





「こんにちはー、迎えに来ました!」


 保育園の入り口であいさつする。そう言うと、方々からこんにちはと飛んでくる。もう間もなく、子供たちが出てくるのでそれを待っているのだ。


「こんにちはアカネさん、お世話になってます」


「あ、リョウくんのママさん、こんにちは。こちらこそお世話になってますよ」



 ここのママ友の中で一番の中のいいリョウ君ママ。住んでいる場所は全然違うがよく話をする。年も近い。



「いいなぁ、女の子。うちも女の子がよかったなー」


「何言っているんですか、リョウ君すっごく可愛いですよ。うちの旦那なんか、「リョウ君と遊びたい」って言ってましたし」


「それは、ありがとうございます。でもハルカちゃんみたいにかわいい子見てたらいいなってみんな思いますよ」


「ええ、ありがとうございます」



 言えない、可愛くふるまっているけど、全部パパに好かれるための演技やその練習だってことを。あざとい。



「ママ―終わったー」



 と、ここでハルカが、私に飛び込んでくる。他の子供たちもそうしていた。


 どうやら今日は折り紙でネックレスを作ったみたいなのか、首からピンクと白のメダルみたいな折り紙がぶら下がっていた。



「それじゃ、帰ろうっか」


「うん!パパ帰ってるかな?」


「どうだろうね。ほら、手を繋いで」




 帰り道ではハルカから今日あったことを聞く。


 先生が花瓶倒したとか、リョウ君がまたお花くれたとか、デザートがプリンだったとか、朝のパパの顔がかっこよかったとか(ませてない?大丈夫?)先生がエプロンまた破けたとか(先生大丈夫か?)色々聞いていた。


 まだちょっと、夕暮れ時には早いから道を歩いているのは少ない。


 すいすいと、家まで到着できた。


 ハルカはパパが好きだと毎日知らされる。そしてとってつけたようにママも好きだよ、と。


 うん、うれしいよ。うれしいけどさ。


 ちょっと、あざといよね。


 家まで帰ると、玄関の前でたたずむスーツの男がいた。


 ハヤトだ。私はすぐに駆け寄ろうとする。しかしそれはハルカに先を越される。



「パパ!ただいま!」


「おかえり、ハルカ!帰ったぞー」



 そう言って、ハルカを軽く引き上げて片手で抱き上げる。いつもの風景だ。


 そして、もう片方の手を私に差し出す。


「おかえりアカネ。お疲れさま」


「ただいまハヤト」



 その手に私の右手を重ねて、冷たい手の中にぬくもりを見つける。


 そしてみんな一緒に玄関をくぐった。


 ただいまと、声をそろえて。




お疲れ様です。


HandAの3章平日は大体こんな感じです。


それでですね、まぁこれからも更新するんですが、思ったよりも三が日で書き溜めできませんでした。予定では一週間くらい毎日2話くらい出そうかなとか思った私が阿呆でした。


ま、また明日――!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ