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覚醒
その時、二人は何かを感じた。近くに別の自分がいるように感じた。
頭の中に機械じみた声が響く。
「貴様ラガ運命ト自由ヲ紡グ者共カ……力ヲ貸シテヤロウ。」
すると、倉庫から二機が動いて二人に融合?のような現象を起こした。
「そろそろ終わってくれる?周りが騒いでるんだけど?」
唐突に声をかけてきたのは2位の男だった。
「ちっ、長引かせすぎたか、なら二ヶ月後に決闘しよう、そこで決着をつけよう。」
二人は了承し、撤退した。
「すぐ斬らなかったんだね、侵入者とかすぐ殺してたのに。」
「あの二人を殺すのはもったいない気がしたんだ。さぁ二ヶ月後までに調子戻しとかないとな、手伝ってくれよ。」
勿論と返事しここを離れた。