4/13
二人の革命者
俺がここに来る10年前、現1位と2位の奴がまだ来たばかりの時の事…
(この時に限り1位をD、2位をFと呼びます。)
「はぁ、どこだよここ。誰かいないかな・・・」
とりあえずDは見知らぬ道を歩いていた。道は薄暗く気味が悪いくらいだ。
(夢かな)と思いながら歩いていると前から同じくらいの身長の女の子が歩いてきた、よく見るとお隣さんだった。話したことはないがこの状況なので話しかけてみる。
「あのー隣のFさんじゃないですか?」
「はい……」
(無口なの忘れてた・・・)
「あの、ここはどこなんでしょうか?」
「俺もさっき来たのでわからないんですよ。」
そうですか……と小さな声で返事した。
「そこのお二人さん初めてさんかな?」
40代ぐらいの男性だったが、色々話をしてくれた。
「今の野郎は現実世界じゃ傭兵だったそうだぜ、あとそいつの別荘に二つのアーマースーツ(AS)があるって噂もあるんだ。」
お礼を済ませて話し合った結果、そのASを奪取しようという結論に至った。
そこから二人の特訓が始まった……。