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暗黒世界の輝騎士  作者: 輝
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焔の極龍

俺は目が覚めた。久しぶりの布団の感触がする。家に居るようだ。少しすると母が起こしに来た。懐かしい日常がそこにはあった。

朝御飯食べ、歯を磨き、着替えて美奈と学校に行く。何故戻ってこれたんだと思いながら歩いていると、いつものように美奈が星占いについて熱く語っている。いつもは流していたが、今日は凄く現実味がする感じがした。俺のラッキーアイテムは〈心〉らしいが。(アイテムか?)とも思った。

担任が教室に来て、HRが始まる。みんなこんな日常に戻って来れたかな。とか回想しているうちに終HRが終わっていた。

思い返せば幾つか違和感があった部分があった気がした。でもそこまで気にならず、その日を終えた。

翌日、目が覚めた。昨日と同じ布団の感覚がした。布団から起きた時、俺の背中から刺された感覚がする。槍か剣で。俺は倒れ込み、姿を変える日常に手を伸ばした。

「待ちくたびれましたよ。まぁそのおかげで勝てますけど。」

(ぐっ!頭が何だこの感覚、)

「頭の中に記憶の虫を入れておきました。脳震盪で済めばいいですが。」

記憶の虫、この言葉に覚えがある。仮想空間で美奈の星占いに出てきた用語だ。俺は自分の頭に向けて魔法を使う。最小の焔系魔法サラマンダを。

すると、相手の幻術使いも悶えている。

そして、最強の焔系魔法ムスプルヘイムを召喚した!

「エフリートに勝る業火を喰らわせろ!ムスプルヘイム!」

溶岩の様な龍は焔の塊を口から吐き出した。空の色まで変わるほどの威力があった。

「俺に幻術見せやがったんだ・・・・・当然の・・・・報い・・だ。」

直後エレンは倒れた。すぐにタンカで運ばれた。

次は美奈の闘いだ。


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