血闘
その頃、研究部にて
「進行状況は?」
「あと少しで完成致します。」
「武器式神の二つ目のスサノオができる、ヨミが裏切ってしまったから気をつけなくてはな。」
「そうですね、ですが基本設計は同じなので分かりませんが。」
すると、
「ヘイバー様、侵入者です!門番も倒されました!」
「一旦部屋に戻る。作業を続けろ。」
瞬間移動で部屋に戻った時にはほぼ半壊状態だった。
「遅いぜぇ?ヘイバー様よぉ。」
「何のつもりだ、ライラ。」
「覚えてたんだ、裏切りさん。復讐に来ましたぁー。」
「今は無理だ。明日トーナメントがあるからその時にしてくれ。どうせこんなところじゃろくに戦えないだろ。」
「ちっ、じゃあ確実に戦えるように合わせろよな。」
といいライラは了承し、その場から消えた。
翌日、エレン、(イザナミ)と美奈は闘技場に向かった。
着くと、名前を書かされた。用紙にトーナメント大会…あれ?決闘じゃなかったけな。
とりあえず名前を書いたら騒ぎ出し、呼び出された。
控え室で事情を聞いて、開始を待った。
時間になりトーナメント表が公表された。
自分の名前を見つけ、相手を確認したとき。エレンは青ざめていた。
エレン・ブラッド―――ヘイバー・ネプチューン
煌柊美奈―――ライラ
二人はそれぞれ考え込んだ。これから始まる血戦のために…