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僕のケータイ

作者: 松下戮

 今日は…高校をさぼって自宅でゴロゴロしてた…正直…高校はいきたくないし、辞めたかったから。

たまたまバイトが休みだった姉と二人でテレビアニメの話やつたない世間話なんかで盛り上がってたり…第三者から見たら仲のいい…恋人同士とも間違われそうなほどの姉弟だった。

その日の夕方…いつものように夕食の支度をしてる姉のところに行って[学校をやめる]って告げた…もちろん義理母にも告げ、祖母にも告げた…意外にも皆はすんなりと受け入れてくれたけど…高校中退するとかなり厳しいってことを聞かされた…何回も話聞いたのに…聞きあきたよ…母さん…

その後、義理母は姉を連れて買い物に行くと言って家を出た…そのあと僕は弟たちと一緒にお風呂入ったりご飯食べてゲームして寝かせた…そのあとに義理母と姉は大きな買い物袋を持って帰ってきた。


その夜中…僕は夏の暑さでたまたま目を覚まし時間を確認しようと枕元に置いてあるガラケーを取ろうとしたが、なくなってることに気づいた。

「また…お姉ちゃんか…」

そう…よく真夜中に僕の部屋に来ては姉はガラケーを持ってったきり寝てしまう癖のようなものがある…

いつものように姉の部屋に行っては布団の枕元にあったガラケーを回収し自室に戻ってはメール受信箱を開く…また誰かとメールしてたんじゃないかと考えての事だったが…最新のメールは部活の部長からだった…

「メールじゃない…」

何て独り言を呟きながら送信箱も見てみるけど…やっぱり更新されてない…最後に残ったのは未送信メールの欄だった…姉はよく僕のガラケーで軽く文章を書く癖があるから…前なんかちょっと恥ずかしいジャンルの文章が書いてあったから…今回もそんなハチャメチャな文章を書いてるんだと思いながら未送信メールの画面を開く…

案の定、見に覚えのない未送信メールが一件入ってた。

姉には内緒でその文章を読んだが…読み終えてからは心底読まなきゃよかったって後悔した…

その文章には…家族への不安とか…買い物へ行くって言ったけど本当は病院に行ったこととか…そんなことが書いてあった。

最初は冗談だと思った…いや…冗談話であってほしい…

そんなことを頭のなかで復唱しながら二回目の眠りにつく…

翌朝、携帯の目覚ましで目覚めた僕は夜中の事は夢だったんじゃないかと思いメールフォルダを開く…でもその文章はあった…

「やっぱり…夢じゃなかったんだ…」

そう一人で呟いた僕は鞄を背負って学校へと向かう。

学校では仲のいいおんなじ部活の友人と少し会話した…彼に学校を辞めると告げたらあと一年半なんだから頑張れよ!!って説得されたけれど…学校を続けるきは起きない。

その夕方…自宅に変えるといとこが来ていて祖母と僕が高校を辞めるってことについて話をしていたらしくいとこに呼び出されては[今学校を辞めるのはもったいない]とか[目先の事よりも十年先の事を見ろ]とか言われて、いとこの言いたいことは[今は辛いかもしれないけど…80年生きられるかもしれないうちのたったの三年間だけだから頑張りなよ]ってことらしい…

正直悩んだ…僕はなんのために学校を辞めるのか…学校を辞めたところでいいことがあるのか…

悩んだ末…結局、僕は目先の事しか見てなかったのだ…学校を辞める理由なんてただめんどくさいなんて言う下らない理由だし…いま学校を辞めたところでいいことなんか何一つない…だったら、勉強ができなかろうが点数が悪くて赤点とろうが嫌々でも学校にいった方がいいんじゃないか…


そう考えをまとめた僕はまだ溜まっている課題の山を減らすために机へと向かっていった…


初めての投稿になりますが内容や表現が酷いです(^-^;

また別の作品を書くつもりなのでよろしくお願いします

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― 新着の感想 ―
[一言] この話はこれで完結ですか? 主人公がどうなるのか、姉は病気なのか、気になります。
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