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幻の館~たった5日の物語~第1話「5日間の旅行」

新シリーズ!失踪はしないようにしたいです。でも!文字が!2000文字を超えてしまった!書きたいところがここだったので…まあもしかしたらこのシリーズは文字数が長くなるかもしれないです。まあそれでも500文字しか変わらないので見てください!

この話は第1話です。

前の話の終わりとこの話の始めは続けて読むことをおすすめします。

もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。

by霧崎刀

俺の名前は南千夜みなみせんや。21歳。俺は友達と5日間の旅行を計画していた。

千夜「夢都?準備できたか?明日だぞ?」

夢都「準備できてるよ!」こいつは友達の春道夢都はるみちゆめと。小学校からの親友だ。

そんなことを話しながら電話を切り、眠りについた。

次の日の朝6時。俺らは夢都の車で旅館に向かった。

千夜「楽しみだな!夢都!」

夢都「おいおいそんなにはしゃぐなよ。子供かよ。」

千夜「いやお前は楽しみじゃないのか?」

夢都「いや楽しみだけど、車の中ではしゃぐなって話だよ。」

千夜「そうか。ごめんな。」

夢都「まあもうそろそろで着くぞ!」なんて話してたその時、車がグラグラと揺れ出した。揺れは1分ぐらいで収まった。

千夜「今地震来たよな。」

夢都「まあ一旦遊びにいこうぜ!」

千夜「それもそうだな!」そうしてトンネルに向かうと俺らが通る予定のトンネルが完璧にふさがっていた。

夢都「なんだこれ!完全に埋まってるじゃないか!」

千夜「これじゃあ通れないな。」

夢都「一度旅館に行こう。予約してるから泊めてくれるだろう。」

千夜「そうだな。遊びには行けないが、旅館を楽しもうぜ!」そう言って俺らは旅館に先に向かった。旅館に着くととても広いホールがあった。

千夜「さすがお屋敷だな。ひっろいな。」

夢都「こんなにでかいと思ってなかったな。まるで館みたいだ!」そんなことを話しているとカウンターから声を掛けられた。

???「あなた方がご予約の南様と春道様ですか?」

千夜「そうです。5日間よろしくお願いいたします。」

???「申し遅れました。私ここの旅館を担当しています、藤井朝人ふじいあさとと申します。藤井さんとお呼びいただければ幸いです。」

夢都「そうですか。藤井さんよろしくお願いいたします。」

藤井「まずあなた方がご予約されたお部屋が203号室となっております。そこの廊下を右に曲がっていただき、そのまま進みますとお部屋があると思います。ご案内いたしましょうか?」

千夜「じゃあお願いします。」そう言うと藤井さんはその通りにお部屋を案内してくださり、鍵を渡してもらった。

藤井「それでは、この旅館についてお話をさせていただきます。まずお食事ですが、外で食べられますか?」

千夜「いや…本当はトンネルの先のテーマパークで遊ぶつもりだったのですが…トンネルがつぶれてしまって…お願いします。」

藤井「そうでしたか。それでは、朝は6時~7時、昼は12時~2時、夜は6時~7時30分までに食堂に来ていただき、そこにあるベルを鳴らして、どれかお食事を選んでもらう形でございます。そして当旅館ですが、ここは代々引き継ぐ霧雨家の当主様のお屋敷なのですが、当主様が一部の使っていないお部屋を旅館の客室としたものでして、あまりものに触れないようにお願いいたします。」

夢都「分かりました。」

藤井「最後に…当旅館は夜9時30分~朝6時までは旅館内の出歩き禁止となっております。」

夢都「それって何か理由があるんですか?」

藤井「それはですね…昔、霧雨家の2代前の当主が夜の9時30分~朝6時ほどの時間に館を出歩き、当主様のお部屋で何者かに切りつけられ亡くなられたのです。その後もその噂を聞いた若者たちがその時間に出歩いたところ、当主様が亡くなられた後、2人の被害者が出たのです。なので当旅館では夜9時30分~朝6時までは旅館内の出歩き禁止となっております。」

千夜「分かりました…」

藤井「それではごゆっくりどうぞ…」そう言って藤井さんはカウンターへ戻っていった。

千夜「とりあえず部屋に入ろうぜ!」

夢都「そうだな!」そう言って部屋に入ると左に二つの大きいベッドがある寝室があり、真ん中にはでっかい机と黒い木の台に乗っているテレビモニターがあって、かなり広かった。

夢都「千夜!窓を開けたら露天風呂があるぞ!」そう言われるままに窓を覗くと石で囲まれているきれいな露天風呂があった。

千夜「ちゃんと部屋の中にトイレもあるみたいだな。」

夢都「それでなかったら出歩き禁止が鬼畜ルールになるからな!」そしてふと時計を見ると針はいつの間に12時前を指していた。

夢都「千夜!もうそろそろ昼飯だぞ!」

千夜「確かにそうだな。でもこれもあるんだぞ?」そう言って夢都に携帯の画面を見せた。

夢都「ああ!そういえば館の見学券があったんだな。」

千夜「5か所から選べるんだぞ!歴史資料室、お屋敷裏の霧々(きりぎり)神社、霧雨家所有の博物館、2代目霧雨家当主が建てたお城、現霧雨家当主が作っているぶどうの栽培所見学とぶどう試食!どれにしようか悩むな。」

夢都「正直ぶどうが食べてみたいな。今の霧雨家当主は相当な甘いもの好きだからな。」

千夜「なんで知ってるんだ?俺は初耳だぞ?」

夢都「実はもともと俺は霧雨家当主と仲が良かったんだ。」

千夜「いやそうだったのか⁉これも初耳だな。」

夢都「そりゃあそうだ。俺が仲良かったのは幼稚園の時だからな。お前と一緒になったのは小学校からだろう。」

千夜「まあそうだな。少し話を聞かせてくれないか?」

夢都「別にいいぞ?」

執筆報告

ちなみに今第4話の2行目ぐらい書いてます。

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