5-2
石炭自動車に乗った2人。
後部座席の上座に早々に乗り込んだ三笠は、なぜかベールのような布で頭を隠している。
「いや、立場からすれば別におかしなことではないだろう。顔を隠しての外出などよくあることだ」
質問された三笠は、あっけからんとそう答えた。
「お前の用意した作戦、色々と変更はあるがこちらでも進めている。立場についても私の当縁の親戚とした。血筋で好き勝手出来る時代ではないが、それでも権威は人を怯ませるくらいの効果はあるからな」
「最近のお前、なんか協力的だな」
「利害の一致というやつだ。目的が重なっているうちは協力してやるさ。お前の用意しておいた脅迫材料なしでもな」
武蔵は眉一つ動かさず、「なにそれ」ととぼけた。
過去に残したメッセージで、武蔵に対して協力的に100年を生きてくれるであろう人物は多々いる。
だがバタフライエフェクトのように、何かの拍子に誰かが敵対し、武蔵の行動を制限してくるかもしれない。
故に武蔵は、それぞれに別の指示を出すことでそれとなく脅迫材料を集めていたのだ。
三笠はその程度の小細工、容易く見抜いていたが。
「我々は同志だ、弱味を握ろうなど無粋だと思わないのか?」
にんまりと悪い笑みを浮かべる三笠。
「何を言いたいか判らんが、同志っていうのは疑心暗鬼に弱味を探り合って蹴落とし合うハートフルな関係じゃないのか」
違いない、と三笠はけらけら笑った。
「そも、権謀術数の中に生きるお前にどういう言われたくはない。どうせ俺に対するカードだって用意してるんだろう」
なんなら、カードすらなくてもどうとでもなる。
前回の襲撃、あれを皇居警察で行えばいいのだ。
あるいは、彼等なら自衛隊以上に上手くやるかもしれない。
好き勝手やっているような武蔵であるが、いざ戦闘となればプロ複数人に勝てるはずがないのだから。
「さてな。だが今回は、こちらからお前の元に人を2人ほど派遣させてもらう」
前回もアリアが手伝いに来ていたが、今回は2人である。
どう考えてもスパイ要員とあって、武蔵はいい顔はしなかった。
「えーっ……獅子身中の虫を飼う趣味はないんだが」
「美人だぞ」
「よしきた」
三笠はハン、と鼻で笑い、運転席の人物に声をかけた。
「おい。顔を見せてやれ」
「はい」
「……命令とあらば、従うのです」
運転中ということで、少しだけ振り返った運転手。
その人物は、アリア・K・若葉その人であった。
武蔵は戸惑い、納得する。
三笠の被ったベールは、彼女に正体を隠す為なのだ。
「アリアか。あー、久しぶり」
「はい。お久しぶりです。頭は大丈夫ですか」
「そこはかとなく馬鹿にされている気がするが、大丈夫だ」
運転手の方は、まだ予想通りだった。
だが、予想外なのは助手席に座る女性であった。
「久しぶりね、武蔵君」
「……妙子、先輩」
そこにいたのは、ウェーブした髪の美女。
空部の元部長―――足柄妙子であった。
「ど、どうしてここに? 先輩は、小学校の教員をしていたはずでは」
「ええ。いきなり、宮内省から引き抜かれたのよ。教員だって文部科学省所属の公務員には違いないけれど、どういう人事異動なんだか」
肩を竦める妙子。
ながらく教師をしてきた彼女。転勤もあり生活環境の変化には慣れていたものの、まさかこのような形でかつての恋人と再会するとは思っていなかった。
「えっと、なんて呼べば?」
「好きに呼べばいいわ。私は貴方の部下よ」
「妙子」
呼び捨ててみる武蔵。
返ってきたのは冷笑であった。
「妙子!」
「それでも呼ぶのね」
「どんな形であっても笑いかけてくれるのなら、呼ぶ価値はあるかと」
妙子妙子炒飯妙子妙子と連呼としてると、アリアがポツリと呟くように言った。
「相変わらずの女好きなのですね、武蔵」
呆れた様子のアリアに、武蔵も自信満々に答える。
「男も好きだぞ」
「あ、はい」
「それで、結局私達はお互いなんて呼び合うべきかしら?」
問われ、武蔵は考える。
「書類仕事とか頼みたいので、偉そうに足柄って呼び捨てさせてもらえますか?」
「判ったわ。私は……殿下と呼ぶべき?」
「……お願いします」
流石の武蔵も躊躇いを覚えたが、必要なことだと割り切った。
折角の皇族設定、アピールせねば意味がない。
「でも意外です。……意外だな。お前は、教育者として生涯を捧げるようなイメージだったが」
出来るだけ偉そうな口調に切り替えた武蔵に、妙子は苦笑するだけに留めた。
足柄妙子はかつてのループでは、文明が滅んでからも、子供を教え導こうとしていた。
決して揺るがぬ信念。そんなものは、武蔵には眩しく思えたものである。
だが、彼女の行動はそんなイメージからは逸脱している。
武蔵の勝手なイメージといえばそれまでだが、それでも違和感があった。
「別に―――仕方がないじゃない。世界、滅ぶんしょ?」
「既に滅んでるが、より一層酷くなる」
「子供も沢山死ぬんでしょ?」
「最悪の事態に備えて避難場所は用意しているが、養えるのは数十人ってとこだろう」
「そう。なら、手伝うわ」
憮然とした様子のままに、眼前を睨む妙子。
「そんな調子で、子供に怖がられないのか?」
「子供に好かれるのが仕事じゃないわよ」
冷笑がデフォルトになってしまっているらしい彼女に、武蔵は改めて三笠に問うた。
「で、なぜ彼女を俺につける?」
「単純に事務処理能力や交渉能力が高いのだ。あとは見知った顔の方が使いやすかろう?」
どうだろうな、と武蔵は訝しんだ。
足柄妙子という女性の心に、既に武蔵への恋慕はない。
それは悲劇というよりは、100年という時間からの当然の帰結といえる。
なにより、だからといってこの100年で武蔵以外の男の影が見えないあたり、武蔵は彼女に何かを残してしまったのだろうとおぼろげに思っていた。
「2人にはどこまで伝えているんだ?」
「このままでは世界が滅ぶ、程度だ。第560号作戦について概要は伝えているが、それ以上の重要な内容については教えてない」
ようするに、この世界の住人に伝えれる限界レベルということだ。
勝っても負けても、どうせループでなかったことになる算段が高いです、とは伝えられていなかった。
「やる気なくすだろうしな」
「……確かに」
武蔵のように、いつまでも士気を保っていられる人間こそが異常なのだ。
普通ならどこかで諦める。受け入れる。甘受する。
どうしようもない、自分の力の及ばない話。そう言い聞かせ、自身を納得させるものだ。
だが武蔵はそうしない。彼という人間を納得させるほど、彼から見た世界は閉ざされていない。
大和武蔵という人間は、スコットランド鉄道の車窓から黒い羊を見れば、毛を調べて染色されていないか調べないと気がすまないタイプなのだ。
「あら。殿下、教えて下さらないのかしら?」
「すまんね」
色っぽく視線を向けてくる妙子に、武蔵は片手の平を拝むように掲げて謝意を示した。
くすりと笑う妙子。武蔵は、彼女が武蔵という人間が秘密を守れる人間なのか探りを入れたのだと気付く。
「……わざわざ推挙するほどの能力、頼らせてもらうぞ」
「ええ。お任せ下さいな」
頷く妙子に、武蔵も満足げに頷く。
「タイトスカートスーツの美人秘書ゲットだぜ」
武蔵は車外に蹴り出され、目的地まで車を追いかけてのランニングを強制されたのであった。
三笠に連れてこられたのは、何の変哲もない格納庫であった。
格納庫に収まっていたのは2機の戦闘機。
3式戦闘機と、5式戦闘機だ。
「これが?」
「ああ。あいつ等だ」
なんの変哲もないプロペラ戦闘機。
だが、この2機には明らかに異常なパーツが搭載されている。
搭載箇所はコックピット。
キャノピーは金属製の装甲板に変えられ、生存性が高められていた。
武蔵は力を入れ、キャノピーを後退させる。
本来座席がある位置に収まっていたのは、やはり金属製のカプセルであった。
「これ、開けられるのか?」
「ああ、二重構造になっている。見ても構わん」
ロックを外し、カプセルを開く。
中には透明な容器、そして溶液に浮かぶ少女の頭部があった。
「……よう。100年ぶりだな」
返事はない。
ただ、生命維持装置が動いていることを示すランプが点滅している。
「これ、意思疎通は出来ないのか?」
「マイクもあるし、発声装置もある。ただ、半日で発狂してしまう。今は15日目だ」
「だいぶ放置してるな」
「発狂する度に、摘出前にコピーした記憶情報を上書きし直すのも億劫でな。作戦直前にペーストすればいいだろう」
そう告げる三笠だが、内心は何度も友人を発狂すると判っていて治療したくなかっただけだった。
実利の為なら非道に走れるが、それでも道理は忘れない。
それが、ある種彼女という民族の恐ろしさなのだ。
「感覚とは奇妙なものだ。五感完全再現のVRすら存在するというのに、実際に身体を失えばエラーが蓄積して発狂する。私として色々試行錯誤はしたのだ。脳に仮想空間を見せたり、様々な外部の情報を入力したり。だが、それでも双子は狂った。いや、判っていたのだ。どうやら現時点の技術では、人は肉体を捨てされないのだと」
ただの非道ならば、それはただの蛮族だ。
だが彼女は違う。強者の法が、高貴なる者のあるべき姿が血に流れている。
彼女の祖国こそ、世界で初めて近代的な人権を生み出し、世界で最も恐ろしい奴隷貿易を商った国なのだ。
「解った上で、私は友の頭を切り飛ばしたのだよ」
自嘲気味に笑う三笠。
武蔵はカプセルに触れる。
「同じ顔だが、流石に俺も見分けが付くようになってきた。これは霜月か」
「そうだ。5式戦闘機の方が霜月だ。そして、あっちの3式戦闘機が秋月だ」
どんな美人であっても、生首となってはかたなしだと武蔵は思った。
飛行機の身体はまたそれはそれで美しい。
だが、武蔵としては美少女のほうが好ましい。
「あの、武蔵? どういうことなのです?」
主翼付け根をよじ登ってきたアリアが訊ねてくる。
彼女は不思議そうに首を傾げ、コックピットを覗き、そして声を失った。
「ああ、うん。これ、人間の頭だけ切り離して搭載してるんだ」
告げられた言葉にアリアは呆然として、ややあって愕然とした。
「そ、そんな、非人道的なっ」
「だな。きっとこんなことを実行したのは人でなしに違いない」
「待て、私はお前の提案に乗っただけだ。実行犯より提案者の方が業は深い」
「駄目だと思うなら拒否すれば良かったんだ、俺にばかり責任を求めるのは無責任だ」
「こらこら。この件に関する責任は責任者たるお前が背負うべきだ」
醜く責任転嫁をしあう2人に、妙子はため息を吐いた。
「私、これからこんな人達を相手にしなくちゃいけないのね……」
武蔵はひょいと機体から飛び降りて、青ざめて膝の震えているアリアが降りるのを補佐し、三笠に訊ねる。
「……詳細を教えてくれ。この技術、使えるのか?」
「そうだな。映像で彼女達の空戦の様子を残してある。見るが良い」
三笠は言いたいことを色々と飲み込み、大きく深呼吸してから携帯端末を取り出した。
幾らか操作すると、やがて映像が再生される。
メイド服を来た三笠が屈辱顔ダブルピースをしていた。
「間違えた」
「いや待てなんだ今の」
涙目の三笠は意外と可愛らしかった。
液晶画面越しに見る3式戦闘機と5式戦闘機の模擬戦は、武蔵の知る彼女達とは別の動きであった。
「俺の知る2人より即応性が高い。というより、死角がないのか」
それはある意味予想通りの成果であった。
今や、機体に搭載されたカメラ群が彼女達の目だ。死角などなく、また操縦にタイムラグもない。
そして何より、Gの影響を受けていない。
あらゆるタイミングで、あらゆる加重の中で2人は操縦を維持している。
それは、武蔵がかつて目指した闘法であった。
確かに強い。強いの、だが―――
「これ、人体改造をしてまでやる価値がある技術なのですか?」
復活して映像を覗き込んでいたアリアの言葉は、武蔵の感想を代弁していた。
「俺もそう思う。いや有用ではあるんだろうけど、手間暇に対してのコスパが悪い」
武蔵の言い分に、アリアは微妙そうな目を向けた。
アリアはいうデメリットは人権に対するものであり、武蔵の主張するデメリットはコストパフォーマンスについてだ。
アリアは武蔵もまた世知辛い未来世界で変わってしまったのだろうかと悲しくなり、よく考えたら過去でもこんなヤツだったと思い直した。
「武蔵は揺るぎませんね」
「ん? 何か言ったか?」
「いえ、武蔵の顔は相変わらず個性的だなって」
「ひっぱたいていいか?」
武蔵とアリアは恋人のように見つめ合った。
顔は近いが、色っぽい雰囲気は欠片もない。
「ぐぎぎぎ」
だというのに、三笠は嫉妬の怒りに髪を逆立てていた。
現状、小さな画面を覗いて三笠とアリアが顔が横並びになっている。
ここまで近付いて大丈夫なのだろうかと武蔵は思うが、どうにもアリアが気付く気配はなかった。
「つーかこれ、取り出した抜け殻の身体はどうなったんだ?」
「生ゴミとして処理した。頭部を綺麗に外すことを優先するからな、下は結構ぐちゃぐちゃになってしまうのだ」
「再結合は無理か」
「ああ。いや、機械の身体も無理だった」
100年前に、三笠が亡霊戦艦撃破作戦の終了後には、実験の被験者には三笠のスペアボディを与えると宣言していたことを数時間前のことのように覚えていた。
前言を撤回する彼女に、武蔵も嘆息を禁じ得ない。
「無理だったか」
「当然ながら、頭部の切断はこれまで何度も人体実験を繰り返して実用化された技術だ」
いきなり双子で試すわけにはいかないので当然だが、その発言は色々とアウトであった。
「そして、亡霊戦艦撃破に有用と判断し、双子と相談した上で実行した。不可逆だとしっかり説明した上で、な」
「数日で発狂する、ってことも説明したのか?」
「その辺は適正次第だったからな。図太く何年も自我を維持した献体もいれば、数分で発狂した個体もいる。今回は数日保つのだが、お前の作戦スケジュール通りでは色々と厳しいな」
本来は武蔵が被験体となるはずだった実験。
彼女達にそれを負わせてしまったことに悔恨はあれど、武蔵はそれを否定出来ない。
彼女達もまた、ループを脱出する為に命を賭けている。
身体を張るのが、優秀だが非才な彼女達の戦い方なのだ。
「っつーても、本当に微妙な性能アップなんだよなぁ」
武蔵はこの頭部切断をやることはないだろう、と判断した。
時差入力という特殊な機能を有する零戦にとって、身体を失って得られるメリットが本当にないのだ。
双子はともかく、武蔵の場合は過去にエアレーサーだった時点で既に人体の限界Gを超えている。
いくら凄かろうと、それは武蔵がかつて歩いた地点でしかない。
「この子達を作戦に組み込むかどうかはおいおい考える。俺はもう家に戻るよ。また今度」
「ああ。ではな」
互いに踵を返し、武蔵と三笠は別方向へ行く。
アリアと妙子は、顔を見合わせてから彼についていった。
「アリア、銃刀法の関係上お前はウチに通いになる。朝から家につめて、夜になったら自衛隊基地に戻ってくれ」
「了解」
頷くアリアであったが、その実彼女を通いにしたのは彼女自身に秘密が漏洩しないようにする為の策である。
アリアは当事者過ぎて、色々と知られるわけにはいかない。
よって、どうしても除け者にせざるを得ない。
「護衛を兼ねてるから武装はして、迷彩服ではなく常装制服を来てくるように。そっちの方がかっこが付く」
今回においては、武蔵は人対人に注力するつもりだ。
伊勢日向の死については、実質的に武蔵の責任といっていい。
彼を説得し、自衛隊の動きを統括するのは作戦行動に向けて大きな力となるはずだ。
「その為のアピールにはなる」
アリアが側に控えていれば、相手は内々に話が進んでいると勘違いするであろう。
武蔵も多少は動きやすくなるはず―――そんな打算も込みで、武蔵はアリアを受け入れた。
「アリア、秘書みたいな仕事は出来るか?」
「え、えっと。その……出来ないのです」
「ま、そうだよな」
高校1年生の学力はこの世界においては上の方だが、事務的な仕事が出来るかどうかは別だ。
生憎彼女には、その手の経験や知識がまったくない。
「足柄……はどの辺に住んでいる?」
「少し遠いいけれど、引っ越せばいいわ」
「む、なんか申し訳ないな」
「大丈夫よ。もとより、それほど荷物は多くないもの」
あっけからんと肩を竦める妙子。
転勤族な彼女にとって、引っ越しなど慣れっこだった。
「服装はどうしようかしら? 制服?」
「教師に制服なんてあるんですか?」
「高校生の頃のセーラー服ならあるわ。好きでしょう?」
挑発的に髪をかき上げる妙子。武蔵は彼女を凝視した。
テロメア伸長措置によって、その美貌は100年前から全く劣化していない。
だが随分と大人びた彼女のセーラー服姿は、実に痛々しいものだろうと武蔵は思った。
100年前の時点ですら大人のコスプレ感があったのだ、ちょっと勘弁してほしかった。
「というか、いくらなんでも物持ちが良す……はっ!?」
突然だが、欧米において家は年月を経るほどに価値が上がることがある。
対して、日本の家は価値が下がる一方だ。
それと同じように、立場の違いで価値の傾向が変化するアイテムを武蔵は知っていた。
学生制服である。
男子にとって卒業後の制服など焚き火の燃料にもならないが、女子の制服は資産価値が上がる。
女子制服など金を積めば買える。だが、女子が実際に3年間着用した制服はプライスレスなのだ。
そんなものを後生大事に保管している。
武蔵は直感した。
妙子は、制服をそういう用途で使用したのだと。
「足柄、あんたこの百年間でいい人とかいた?」
「ノーコメントよ」
返ってきたのは冷笑であった。
少なくとも今はフリーであることを、武蔵は知っている。
事前調査である。
だが100年だ。男女のお付き合いどころか、結婚出産とて経験していても不思議ではない。
金に任せて調べれば武蔵としてもこのもやもやに決着をつけられたのだが、そこまでしてはただのストーカーであある。
そうやってもやもやと寝取られ感覚を味わっていると、アリアが直立不動のままに質問してきた。
「殿下、意見具申よろしいでしょうか?」
「うむ、言ってみよ」
「処女厨気持ち悪いです」
「俺の精神注入棒で非処女にするぞコラ」
アリアが処女であることは確信している武蔵であった。




