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部首に囚われた思考  作者: 降井田むさし
1/6

①ニンベン

人に関わっている漢字に付くのがニンベンだよね。ニンベンが漢字に加われば、それは人間関係のものに化けるということだよね。中秋という言葉があって、仲秋という言葉もあって、何が違うのかよく分からない。もしも知人にムーというアダ名の人がいて、そのムーという人にニンベンが付いてしまったら、仏になってしまうのか。死者という意味の仏になってしまったら、たぶん僕は誰かを仇討ちするかもしれない。ムーという知人は実際にはいないのだが。


ニンベンは二画だよね。本当に書くのに困らなくて、作った人はいい仕事してくれたよね。たぶん部首仙人だか、部首神様だかが決めてくれたんだよね。他に代わりが無いようないい部首だよね。仮にニンベンさんに休みを与えたと考えたら、もう絶望しか伝わってこないよね。休まれたら終わりだよね。ニンベンは部首で一番多いんじゃないかな。ニンベンの漢字は、他の部首の漢字をねじ伏せるくらいの数はあるよね。


見た目にもニンベンの漢字は美しいし、優しい。子供の時からずっと使ってきたけど、麗しい身体に作られているニンベンは最高だ。カタカナのイに似てるよね。これはたぶん嘘で、信じなくていいけど、ニンベンからイというカタカナが出来たとか、出来ていないとか。今、思ったんだけど、ニンベンと人間は聞き間違えやすいよね。発音が似すぎてるよね。クオリティーが低すぎるから、もうここで終わりにしようと思う。

使用漢字⇒化、仇、仏、仕、仙、他、代、休、仮、仲、伝、伏、作、体、似、優、低、信、使、供、僕、係

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