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蒼星  作者: たま ささみ
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第9章  ひとときの微睡

さて、この状態をクラストガードの最上部から眺めている人物がいた。クラスト星CPOである。CPOは、桃源に出没するであろうマリエッタの行動も予測していた。地球で普通の生活を装っている分にはクラストへの余波は無かったため、放っておいたのだ。

 桃源にいるマルス及びリーマスに意識を送るクラスト星CPO。

「桃源では収穫が無かったようだな」

「はい。できれば部隊を駐留させ死せる樹の正体を確認したいところですが、ユートピア計画の足かせになっては桃源に利もありません。どうしたものか、思案しておりました」

「生命文武の若者たちの言葉どおり、こちらで遺伝子操作する。急がねばならん。桃源各国も、実際に降り立ってみるとこちらの思惑とかなり違う。星の統一はおろか、戦乱の火種が燻っている。今後は、全面的に撤退することも視野に入れよ」

「承知しました。CPO」

 それまでの緊張した意識が、急に和らぐ。

「そういえば、第5個小隊に配属した軍部の若造2人はどうだ?」

「体力面ではまだまだ劣りますが、問題点の捉えどころや対応策に関しては合格点です」

「そうか。こちらに戻り次第、統括部に転部させろ。SPの役を担わせる」

「承知」

「マルス。お前のところに3人、五月蝿いのがいたな」

「ギア・チェンジの準備をしますか?」

「ああ、そろそろ時期だろう。マリエッタの動きも不可解ではあるしな」

「クラストに帰還次第、準備に当たります」


 そんな上層部の思惑など露知らぬ若者たち。

 今回の騒動で自分たちの成すべき事案が見えていた。マーズは、術式開発を急ぎたかった。万が一の争いに備え、一般人でも容易に使え自分の身を護る術式が必要だと常々考えている。その他、禁止まがいの術式ではあるが、とある術式を考案中である。


 ラニーとセーラは生命の樹復活に執念を燃やすことを決めている、何が何でも、二つ目の安全な生命の樹を残さなくてはならない。もし、自分たちの遺伝子操作技術が確立されれば、各星で生命の樹を使用することが出来る。生命維持装置や生命終焉措置の研究も進めなくては。それにつけても、二人の脳裏に過るのは、維持だの終焉だのといった機能を付随させるとすれば、何となくだが、死せる樹と変わらない気がしたのは確かだ。


 レイとルーラは、ジョン先輩をはじめとした小隊=SP隊の働きに憧れを抱いた。憧れるだけではない、軍部に戻るくらいなら、厳しい訓練を受けてでも、統括部に配置転換してほしいと願った。クラストでは自らの配置転換は願い出ることができない。SPを目指すとすれば、自分たちが相応の実力を兼ね備える必要がある。訓練メニューを考案しようとしたが、効率的なものがなかなか思い浮かばない。

 忙しいとは思ったが、ラニーに作成を依頼しようと決めた。生命部であれば意識体の限度がわかるだろう。ギリギリまで自分を追い込み、その先に見える景色があると考えたのである。

 ジョン先輩は、後ろから二人を見て微笑んでいた。

「ギリギリのバリバリメニューを準備してあげるから、必ずマスターしてこい。SPとして、大きく羽ばたけ」

 ラニーの下にいくと、既に訓練メニューができ出来上がっていた。2人は驚きラニーを見る。

「僕たちが来ることを予想していたのかい」

「まさか。ジョン護衛長が置いて行ったよ。君達にって」

 早速、中を見る。生きていられるかどうかの過酷な瀬戸際訓練だった。訓練メニューをラニーに見せた。果たして自分たちにこなせるものかどうか。ラニーは笑って、内緒だと言いながら、とある数値表を見せてくれた。それはレイとルーラの身体能力テスト結果だった。値はどうやって見ればいいのか。

「端的に、凄い数値だと言っておく。被雷はしないから安心しろ」

 ラニー、何気にさらりと冷たくモノ言う医師になったな。お前、変わったよ。

 鬼のようなメニューだが、SPを目指すにはこれを習得しなくてはならない。兎に角、このメニューをするクリアしなければ前に行けないのだ。異動希望が出せない現状であっても自分を磨き高める、其処が重要だった。


 ほどなく、らいに一部の駐留部隊を常駐させる以外、クラストは全軍を母国に戻すことになった。桃源としてはユートピア計画の成功に向け、今後より一層の努力が必要なことだろう。食えない国が多い桃源。らいの国も様々な画策や隠し玉をちらつかせているとは聞くが、星の統一は一筋縄ではいくまい、というのが上層部の率直な意見だった。


◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇


 クラストに戻った軍部他、各部隊。最終点呼の後、三日間の休養が言い渡された。

 早速、秘匿回線を使うレイとルーラ。皆を呼び出し、議論しようというのである。

 ルーラは3人組に回線を飛ばす。

「ハーイ♪ヴェキでーす。ごめんねぇ、マルスに捕まって訓練受けることになったの。この埋め合わせはあとでぎゅ――――――――っと抱きしめてあげるから♪」

「いらねえ、アホ。じゃ、スーニャとレーゼも一緒か。ムキムキのマッチョな身体になるなよ。ドレス着られなくなるぞ」

「んまあっ!失礼ねっ!」

 秘匿回線はルーラの意識を失透させそうな勢いで切れた。

 他の4人は集まる時間があるという。科学部研究部室の一角に休憩所があるので、そこで落ち合うことになった。

「あの3人に関しては、マルス総督が同居してるとこからみてもトップシークレットだな。昔から桁外れの力だったし。ギア・チェンジとか前に言ってた記憶がある」

「トップといえばさ、お前、CPOのこと知ってる?」

 二人はハタと気が付いた。公式の場に姿を現したことが無いのである。公式の場で星府の方針など重要な役回りをするのは、サラサリーヌ広報室長だった。CPOや総督の存在は知っていたが、今回の現場でたまたま総督に会っただけ。他の星でも往々にして軍事司令官などが中枢を担い前面に出ている国があるとは聞くが、自分の星のトップを知らないのも、これまた恥ずかしい話だ。噂だけは乱れ飛んでいたようだ。男系だ、女系だ、千里眼だと。千里眼とは、元々一里は地球の尺度だが、日本で換算すると4km弱。その1千倍だから4千km先を見通せる力、ということになる。

 ポスやテレポスで1万km先まで見えるクラスト星人にとって千里眼は特段意味をなすものではないが、これは物の例えであり、クラスト星CPOは星の中にいて尚且つ殆どの銀河が見えるという。歴代のCPOによって特性は違うらしいが、現在のCPOは視覚領域が発達しているという話だ。


「まさに“千里眼”だな」

「レイ。お前、たまに怪しい言葉使うようになったな」

「地球に卒論書きに行ったとき、図書館に入り浸って本読んだんだ。デュランのように」


 その時、休憩所のガードが開いた。

「おい、ひよこども」

 エレノアに呼ばれ、二人は振り向いた。

 何故かわからないが、卒業試験の際に出掛けた図書館に、エレノアは非常に興味を持っている。

 地球の書物に話は始まり、故事、諺と広がっていく。日本という国は色々な言い回しを使うのか、と問うエレノアに、不思議に思いつつ古くから伝わる言葉が現代にも根付き浸透している国は日本が一番とレイは答える。

 信仰の面では旧約聖書や新約聖書、コーランなどが有名で、読み解くのに少々難儀したことも明かした。これはクラストも無宗教だったからだったかもしれない。

 もしクラストに神がいるとすれば、宇宙を創造した神であろう。エレノアは、神の存在を否定も肯定もしなかったが、地球の神々について少々質問した。

 レイやルーラは、デュラン程図書館に入り浸っていなかったから、地球について然程詳しくはなかったが、その殆どが空想上の神と言われていることを明かす。

「先生、題材を来年の授業に採用したらいかがでしょう」

 故事や諺が判り易いのに比べて、宗教に関する教えは難解を極めたことを思い出す。エレノアに話すと興味を持って聞いてくれた。レイにとって、宗教の本は暗号文だった。

「難儀したのだな、暗号文、そうか、暗号か。お前面白いな」

「ところで“千里眼”とは何だ?」

 千里眼とは先程のような事を指すが、一方で遠方の出来事や将来のこと、また、隠れているものなどを見通す能力、いわば超能力として人々の口に上ることがある。地球上の人間が実際に使いこなせる能力ではあるまい。空想上の能力を指していると思われる。

「なるほど。ところで他の第1グループはまだ来ないのか?」

「皆、なんだかんだと忙しいのでしょう。時間に余裕があるのは僕らくらいです、軍部のひよこですから」

「ひよこのサブネームか。マルスにひよこと呼ばれた人間は皆、大成しているぞ。お前たちもSP目指して訓練を怠るな」

 エレノアが居なくなった後、セーラとマーズ、デュラン、ラニーが次々に姿を見せた。

「あーあ、休み、3日間だけか」

 口々に愚痴を言う。

 みんなそんなに忙しいのか。レイもルーラも焦っている。率直な感想だ。ラニーとセーラなど、やや意識が朦朧とした状態に見受けられもする。

「忙しいとは言いたくないが、時間が足りないのは確かだ。休む間が無かったからな」

「ラニーと一緒。生命の樹と死せる樹の相関関係が解き明かせなくて、向こうに居る間中ずっと監視機器と睨めっこしていたのよ」

 余裕綽々のデュラン。相変わらず目の下にくまを作ったような顔をしている。意識体でいくら顔が作れるとはいえ、悪趣味な表情だ。

 本人曰く、歴史書を見る作業は面白い。その中から必要な情報を取り出した瞬間は、ガッツポーズを決めたくなるのだそうだ。

「最初は、なんで情報収集部なんや!って思ったけど、神が与えたご褒美だったんだねぇ」

「それ、普通は苦労に対して“神が与えた試練”みたいな使い方するんじゃないっけ」

「エレノア先生も今みたいに、いつも言い間違いとか指摘してたね」


 それを聞いたルーラもレイも同時に気が付いた。エレノアとの先ほどの会話、どこか違和感があった。

「どうしたの?意識ふらふらしてるわよ」

 マーズが心配してくれた。2人は先程の雰囲気がおかしいエレノアとの会話を皆に聞かせるのだった。CPOの噂をしていたときに現れたエレノアから千里眼の意味を聞かれた。卒業旅行で地球に行った際、皆で図書館に行き千里眼の件については知っているはずなのに。

 まして、総督をマルスと呼ぶ威勢の良さ、違う、礼儀ただしきエレノアにあるまじき行動。マルス総督の本当の立場については、レイ、ルーラからは話せなかったが。

「エレノア先生らしい態度だけど、ちょっと雰囲気が違った感じ」

 軍部のことで何かあったのか。指揮官に戻れと言われたのか。だから尚の事、いつもと態度が違ったのかもしれない。軍部には行きたくないらしいし、疲れている可能性もある。とはいえ、今回の軍部及び統括部の桃源行きにエレノアは参加しなかった。疲労の要素が見当たらない。

「エレノア先生が疲れてるところって想像つかないよね」

「冷静沈着そのもの、クールビューティって表現ぴったりだもんな」

「クールビューティ、クールビューティ・・」

「デュラン、何ぼやいてる?」

「呟きといってくれ。クールビューティって言う言葉に聞き覚えがあってね。確か、いつごろかは知らないけど、クールビューティと呼ばれた4人組のエクスが居たな、って思い出したのさ」

「そうなのか?いつごろ?」

「そう遠い過去ではないはずなんだが」

「思い出せるか?」

「エレノア先生じゃないの?エクスって話じゃん、ラニーが気付いたんでしょ」

「あ!!そうだ、そうだ。エレノア先生とサラサリーヌ広報室長だ」

「あとの二人は?」

「わからない」

「情報回線使えば出るんじゃないの?」

「それこそ、秘匿。遮断されている、どの情報回線を使っても出てこない」

「ああ、被雷とか失透でも情報には残るもんね」

「何なの。今度は」

 セーラはもう、今にもパタリといきそうだ。

 

 この国の上層部は謎だらけだ。

 CPOは、姿すら現さない、総督や統括指揮官、そのSPたちは他銀河とクラストをレスし続けながら任務を熟す。小隊という一番目立たない場所を根城に、だ。

 皆でひとしきり噂をし合ったあと、本題に入るレイ。


◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇


「この間の桃源作戦。一応の目途はついたことになってるよな」

 星内では、一応の成果を挙げ桃源にユートピア計画推進の後押しをしてきたことになっている。マルス総督が。

 しかし、第一の目的は達成できなかった。本当に達成したかった目的は生命の樹のバックアップデータだったが、樹が変化していて実行できなかったのである。

 その計画変更に当たり、生命軍と文武軍合同でこれからこの星の樹でDNAと樹液を採取しSTAN細胞として現代に蘇らせる代替案を作成、生命の樹のバックアップを実行するのである。細胞を培養して一気に育て上げる。機能を果たせる直前まで育てて万が一に備える計画に舵を切ったクラスト星。

 上層部の切り替えは素早く、ポイントも抑えている。あのまま桃源にいても何の成果も得られなかっただろう。

 それもこれも、実際に桃源にある生命の樹を目の当たりにしたからこそ、計画変更に踏み切れた実情がある。あの状況を知らなかったら、この先の有事に対応できなかっただろう。桃源に行った甲斐があるというものだ。

「というわけで、僕とセーラは三日後には缶詰状態だよ」

「いい勉強だからね、ところで、マーズも目的があって桃源に行ったんだろう?デュランは歴史書の解読が任務だろうけど、君は術式開発が担当だし」

「まあ、色々悩みもあるし、秘匿事項もあるしさ。思ったようにはいかないよね」

 そこに、マルス総督とリーマス指揮官がヒョイ、と姿を見せた。

「私がいれば秘匿にもなるまい。指揮官レベルではなく、現場からの話を聞きたかったところだ」

 リーマス統括指揮官が正式に紹介する。

「こちら、マルス統括府総督である」

 第1グループの各々が、敬礼する。

「まあ、固くならないで欲しい。状況が知りたいだけだ」

 マーズが術式開発に関する状況報告と自らの改革素案を提示した。

 科学軍の上層部では現状保持の姿勢で、術式開発の意志はない。マーズは、桃源を見てガードだけでは身を護れない危険性に気が付いた。騒乱時に我が身を護る術式が、全てのクラスト人に必要になる。

 特にα地区などの住民は恐怖などから意識干渉できない事例が出ることを考慮すれば、術式は自ら意識干渉して護る方式ではなく、生命の樹から誕生した際に特殊パターンを摺り込み、通常は使用できないよう制御すべきである。騒乱等で非常事態となった際に、パターン解放すれば無駄なく術式が効力を発揮する。

「なるほど。他には?今のは秘匿事項ではないだろう」

「はい。秘匿事項の方は、読心術です」

 現在は禁止術式であり、上層部のみ使用できる術式だが、何度か他の星に降り立ち感じた。ベルやベルルで会話したとしても、それは上辺の言葉に過ぎず、我々は、その真意を測ることが難しい状況にあると思われる。地球の日本という国では「本音は言わない」事が美徳感さえ生むほどである。特に日本が珍しいようだが、相手の本心を探れる術式は、対人戦闘はおろか、対人交渉においても効果を発揮すると考えている。

 マルス総督が続けて聞く。

「術式習得範囲は?」

「クラスト内で生活する分には必要ありません。他の星に行き、対人で交渉を行う、或いは術式学校における第1グループが生命体のいる星にレスする場合、を想定しています」

 第1グループは5軍に所属する例も多いので、必要になるというのがマーズの意見だ。

 マルス総督は、マーズの意見を認めながらも手厳しい反応を見せた。

「少し詰めが甘いな」

 読心術を広める範囲を広げることは構わないだろう。特に、対人交渉にあたる場合は必須になるが、術式学校での成績で習得を認める訳にはいかない。結局は、スキルを有するべき立場になった時、習得することになる。

「でもね、色々な処に拠点を置いて最後まで考えるということはとても大事だ。これからも術式やパターンに関して忌憚のない意見を聞かせて欲しい」

 マーズは真っ赤になり、涙を流しながら答えた。

「ありがとうございます。軍内で何か意見すると「生意気だ」といわれる有様でしたので。今回のご助言、本当に嬉しく思います。これでまた術式開発への情熱が戻ってきました。心から感謝します」


 マルス総督は、にこりと笑った。

「よく我慢した。私は君を誇りに思うよ」

 

 次にラニーとセーラから概要説明が行われた。

「桃源の状況を鑑み、生命軍と文武軍合同でクラストの生命の樹からDNAと樹液を採取しSTAN細胞として現代に蘇らせる計画を立て、実行間近です。細胞を培養して一気に育て上げる。機能を果たせる直前まで育てて万が一に備える計画とされています」

「よし、その方向で急いでほしい」

 リーマスが、ラニーを突いた。

「他にも話していないことがあるだろう」

 ラニーは、びっくりした様子だった。リーマス指揮官の読心術を知らなかったらしい。

「実は、桃源の生命の樹に関して、生命部内で意見交換がありました。その際、噂として出たものなのですが」

 マルスが言う。

「話してみたまえ」

 ラニーは、深呼吸し、息を整えた。

「憶測にすぎませんが、桃源の生命の樹は、間違いなくクラストの物と思われます。一方の死せる樹ですが、元々は生命の樹だったのではないかと思われます」

「続けて」

「生命の樹として桃源に入ったのか、初めから死せる樹として入ったのかはわかりません。ダミナスに生命の樹が一本しかないこと、死せる樹の近辺で元ダミナス人が目撃されていることから、死せる樹はダミナスの物ではないか、という結論に達しました」

「なるほど。今後攻略した星に結合した樹を持ち込むという算段もあり得るということか。となれば、桃源、さい国にて戦闘が起こる確率が高い」

「樹が無くなったら星が成り立たなくなります」

「ダミナスは自己の満足か、自己を踏みつけた星への復讐しか考えとらん星だからな」


 総督たちは席を立った。

「我々はCPOに報告したのち、指揮官会議を行う。そこで様々な方向性が示されるだろう。君たちは、君たちが今できることをするように。決して一人で突っ走ったり、無理をして身を危険に晒してはいけない。被雷した同期2名の分まで命を大切にするんだぞ」

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