クラス全員チート!僕はチートない!だけど最強!
素人です……所々おかしいですが大目にみてやってください…┏○┓
高校生3年生の夏のことだった。
僕。黒石 晃の話である
それは暑い暑い教室内でのできごとだったーー
「席につけ!!テスト五分前だ!!」
はじまった。残酷の時間……そうテストだ。
いやちがう。正確に言えば残酷の五分前、言うなればそれはある意味ジャストタイミングとよろこべただろう。しかしあの時はよろこぶことすらできないーー空白に染められた瞬間だった
「テストそろそろだね……はじまっちゃうんだ~グスッ」
「おまえは悲しむことないだろ」あたまいいんだから……
「晃君そんな事言わないで!私あまりよくないよっ!」
とそんなことを言ってるこの女、雨宮 涼香。学年トップ3位の学力を誇る、言うに天才だーー僕とはぼどとおい……いやいや追いつけるさ!……なんて惨めだなおい!
「雨宮……おまえこないだ2位だったよな!いいよな頭いいのは!!おれなんて23位だぞ!おまえとはちがうんーーガフッ!?!」「やあ涼香」
「あれ?八門君??」
こいつ。八門 春秋。雨宮の幼馴染み。僕と雨宮が話してると鋭い目線をぶつけてくるやつ…容姿はなかなかイケメンだ。バレンタインでチョコ7個ぐらいもってく奴だ。
「ん?ああ悪いね、話の途中えっとー黒石だっけ?」
性格悪っ!
「いや気にしてないよ」
「テスト……はじまるね……」と雨宮
「ふふふ……やってやるぜ!今回はトップ10ねらうぜ……!!」と僕ーーしかし
空間が歪んだ、そう歪んだのだ。ぐにゃりと
誰もが目を点にしてた刹那。光に飲まれていった
目を覚ます。意識が完全に覚醒する。視界が鮮明になる。
「!!?」
どこだ……ここ
広大な広場。ヨーロッパ風の城内だった。
周りを見渡す。状況確認をするとクラス全員いる。ちゃんと全員だ
「なにここ……」「ど、どこですか…??」「爆発!爆発がおきて!」
混乱していた。その時
「静まれ」
静かに……響いた。低くも透き通った声で
「あなた方には異世界召喚してもらった。」
異世界召喚!??