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短編・詩 全般

痛み

作者: 些稚 絃羽

痛みの正体は多分奥の奥にいて

自分の存在知らしめているんだ

ここにいるよ、気付いてよって

そうやって叫んでるんだ

それでも分からなくて

知りたくなくて

ただ必死に痛みに耐えてるんだ

皮膚は痺れてなにも感じない

叩いて、つねって、

なかったことにしたいけれど

それを許してはくれないんだ

泣いて、喚いて、

掻き消してしまいたいけれど

それだって許してはくれないんだ

そのままにして、堪えて、

慣れてしまいたいけれど

それさえも許してはくれないんだ



ほらまた、心が疼くよ

ほらまた、痛みが叫ぶよ

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