表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪友創造  作者: 美穂


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
9/10

09.追放

「あら、ティフィ。

 どうしたの? これからお(さん)()?」



クロエが他所(よそ)での()(ごと)()ませ、

ギャビーの(てい)(たく)にまたやってきた。



(ひと)(がた)をした2(たい)

()(えい)ロボットも()れている。



スーツケースひとつで(たい)(ざい)するには

(ふく)(かい)(はつ)()(ざい)()りず、()(しょう)ケースを

(うん)(ぱん)ロボットに()(かさ)ねて(はこ)ばせる。



『クロ。』



ティフィは口吻(マズル)(りょう)()(おさ)えて、

(さび)しそうな()()う。



(げん)(かん)(まえ)(すわ)ったままのティフィ。



『ギャビーに()()された。』



「ココ(さま)に?」



クロエはここに(かよ)()(ぜん)から、

(じょ)(ゆう)としてのギャビーを()っている。



そのために、()(しき)しないと

(やく)(しゃ)(めい)のザ・ココに(けい)(しょう)()けてしまう。



『ギャビーは(しつけ)(きび)しい。』



(わたし)()(とき)でしたら、

 (いっ)(しょ)(しか)って(もら)えたのでしょうか。」



『…(へん)(しゅ)()だね。』



ティフィに()われてクロエは()(しょう)した。



()(だん)はアルマも(しか)られていますよね。」



『クロは(しか)られるのが、()きなのか?』



()きではありませんよ。


 (わたし)(おさな)(ころ)はよく(しっ)(ぱい)して、

 ()(ぞく)(しか)られましたよ。


 (せい)(ちょう)してからでは、

 ()(てい)(かん)(ねん)(じゃ)()されてしまい、

 (あやま)ちに()()くのは(むずか)しいですからね。」



『ぼくが(ただ)しいと(おも)ってやったことが、

 ギャビーにとっては(ゆる)せなかったんだ。』



アルマのイマジナリーフレンドだけあって、

ティフィの()(かい)(てき)(かく)さに

クロエは(ない)(しん)(おどろ)いた。



「ギャビーになにをなされたのですか?」



『アルマに()せたら(よろこ)んだのに、

 ギャビーには(しか)られたんだよ。


 (きょう)(かん)()るって(むずか)しいんだ。


 ギャビーはここの()(たい)(ぬし)だから、

 (したが)うしかないんだ。』



(ゆう)(せん)(じゅん)()には、

 (したが)わなければいけませんね。」



クロエもギャビーに(しか)られ、

()()されたときの(そう)(ぞう)(こころ)みたけれど、

()(だん)(かの)(じょ)(やさ)しく、(そう)(ぞう)がつかなかった。



「アルマが(よろこ)ぶものってなんでしょう。

 まさか(なか)(ゆび)でも()てました?」



ティフィに()()えた(あたら)しい()ならば、

ハンドサインの真似(まね)()(のう)になった。



(あい)(さつ)のようなハンドサインであっても、

(あい)()によっては(はん)(かん)(あた)えてしまう。



『クロも()る?』



ティフィは(はな)(あご)(おお)っていた(りょう)()(はな)し、

まだ()(かく)()たない(くち)(うす)(ひら)いて()せる。



クロエ(みずか)(つく)ったティフィの(きょう)(たい)に、

()()(きょう)()(かん)じて身体(からだ)(こわ)()った。



ティフィの口吻(マズル)からは、

(とげ)(なら)んだ(むし)(あし)()えた。



「ゴッ…。」




▶ つづく



挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ