Ep.1 プロローグ
朝出勤すると、部長に呼び出された。
「火取君、君明日から来なくて良いから。」
「部、部長ど、どういうことですか。」
「クビだよ。クビクビ。だって君使えないんだもん。」
その一言で高校卒業から働いていた会社をクビになった。そして僕は、無職になった。
《火取様この度は、弊社へご応募頂きまして、誠にありがとうございました。書類選考の結果についてですが、弊社にて厳正な選考を行いました結果、誠に残念ではございますが、今回は採用を見送らせて頂くこととなりました。》
このお断りメールも何件目なのだろうか。あれから1ヶ月未だ僕は、次の仕事を見つけることができていなかった。それもそうだろ目立つ学歴も職歴もなく、目立った資格もない僕を取ってくれる会社なんてないだろう。
パソコンで仕事を探していると、一つの広告が目に入った。それは、今年から一般開放されたダンジョンの探索者の物だった。荒事に向いていない僕だったが、仕事も見つからないので明日ある探索者の講習に行くことにした。
僕の人生これかどうなっていくのだろうか?
これは、独りの男が送るダンジョンでの日々の日常を書いた物語だ。
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