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出来損ないDランク異能者と愉快な仲間達  作者: シムシム
第一章
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第六話 昼食

 ただ今俺達は昼飯を取りに食堂来ている。適当に注文を適当な席に座って昼飯を食べる。これがいつもの俺達の昼飯だ。

普通ラノベの主人公は無駄に大勢の美女に囲まれながら食事を謳歌するものなのだろうが俺には無縁の話だろう。

そんな事を考えていたら不意にもその願いはかなえられてしまった。


「あ、あのお隣良いですか?」

「...アリスさん」

(おい夏月この人朝お前が言ってたAランクの人だよな?どうするんだよこれ)

(と、とりあえずオブラートに包みながらお断りするしかないだろ) 

と、俺が発言をしようとした時


「さっきどうしてあんな事言ったんですか?私七星さんを不快させてしまったんでしょうか?」

(ヤベーよ先手打たれちゃったよ詰んだんじゃねーかこれ)

(とりあえず適当に言い訳しとけよ)

(いいやここは下手に誤魔化したら更にめんどくさくなる気がする。

だからある程度正直に言った方がいいと思う)

(頼むから巻き込まないでくれよ)

(だが断る☆)

「いいえ不快だなんてそんな事はないですよ。ただ今まで高ランクに関わって良いことなかったのでつい」

「あ、そう言う事ですか良かった、私七星さんを不快にさせてしまったのかと不安で不安で」

「こちらこのすみません。あの言い方はあんまりですよね。」

「気にしないでください!でも私がランクで他人を迫害するような人に見えたならちょっとショックです。私は七星さんが低ランクでも絶対に差別はしません!」

嬉しいが頼むからそんな大声で言わないでくれ


「ありがとうございます、でもとりあえず座ってお話ししませんか?」

「はっはい、ではお隣失礼します」

(おい断るんじゃなかったのかよ)

(いやどっちみちもうめんどう事イベントのフラグが十分立ったからな)

「えーと其方の方は」

「彼は僕の親友の進藤 慧です」

「あ、どうも進藤です」

「私はアリス・エレミーナと申します。お気軽にアリスとおよびください」

「おふ」

俺達はその後のめんどう事をどうするかを考えながら美女との食事を謳歌した


今日の午後の授業は射撃訓練だ。

射撃訓練とは銃火器を扱う訓練をする授業だ。

銃が異能者に必ずしも痛手を与えられるかというとそうでもない。

異能者の身体能力なら弾道を予測して回避するなり武器で弾くなり出来るからだ。

だが全く通用しないなんて事はないため訓練をするのだ。

走行しているうちに射撃訓練所についた。

そこには数々の銃火器やその試しうちや訓練のための的がある。


「夏月君何時も見学してるがもしかして射撃に自信がないのかなぁ?」

慧が煽るように言ってくる...少し本気だすか


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