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野生の聖女は料理がしたい!【書籍化】  作者: 枝豆ずんだ
第五章 冬の踊り子編
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※番外※ 暑い夏!ファイッ!アイスクリームが食べたい!!

※本編の途中に突然ですが、番外です。

連日の暑さに氷菓子ネタを書きたくなったんですが、本編が秋口なので、番外書きました。



「あ~ッ、暑いです無理です暑いですよぉッ!!」


ジリジリと容赦なく照り付けるでかい太陽に、私は今日何度目になるかわからない泣き言を漏らした。


前世の日本の夏も、そりゃあ暑かった。湿度の高い日本の夏は、たとえ気温が三十度ジャストであっても、じめっと、じわり、と、汗ばみ気持ちが悪い。それに比べれば山や深緑に囲まれたドゥゼ村の夏なんぞ恐るるに足らず! などと高をくくっていた少し前の自分をブン殴りたい。


「でかいんですよ! 太陽!!!」


忘れかけることもあるけれど、ここは異世界である。この世界が惑星なのかそれとも私の知る知識とは別の成り立ちなのか、それは知らないけれど、青い空に見える太陽……デカいのだ。


惑星同士の距離が近いのか、物理的に太陽が大きいのかそれもわからないが、しかし、とにかくでかい。


「この一週間は一年で一番太陽が近づくからなぁ。でっかい街じゃ天狼の魂送りって由来の祭りがあっちこっちで開かれるんだ」


ぐっだりと日陰で仰向けになり呻く私に、クロザさんが話しかけて来た。その手には冷気の上がった木製の器を持っている。


「なんです? それ」

「旦那がでっかい氷の塊を出してくれてなぁ。それで、皆で削って配ってるんだ」


あぁ、あのドゥゼ村に来る前にスレイマンが魔法で出してくれた……何か色々凄い魔法の氷か。


コトン、とクロザさんは寝そべる私の傍に氷の塊を置いてくれる。魔法の効果の一つなのか、ひんやりとした冷気が周囲の温度を少しだけ下げてくれたように感じた。


「この村にゃ、年寄り連中も多いからな。在り難いよ、本当に」

「当然のように隣に座るの止めて貰えませんか」


どっかりと腰を下ろすクロザさんに、私はぴしゃりと言い放つ。

クロザさんは小さく、困ったように笑いながら、けれどその瞳には安堵の色が浮かんでいるのだ。


あぁ、と私はうんざりする。


私のことを刺し殺して聖女の結界への生贄にしようとしたこと、その件については色々あって、私は私の中ではもう、憎めないから許そうということになっている。それでも、私が堂々と笑顔全開で接するのは、クロザさんには居心地が悪いのだ。


だから私は「まだ許してませんよ」という顔で、時々辛辣な言葉を浴びせる。


どうして被害者のこちらが気を使わなければならないのかと、思わなくもないけれど、私は人を傷つけたいわけでも苦しめたいわけでもない。それに、自分でも嫌になるのだが、八つ当たりが出来る相手がいると、確かに楽になる部分があった。


生まれ変わって何もかもがハッピーな異世界転生、というわけでもない。思い通りにならないこともあるし、思ったよりも面倒なことも多々ある。


そういう便利さというか、打算的なものがあって、私とクロザさんはこの妙な関係が続いている、のである。


「イルクはどうしてるんです?」

「あいつは他の子供と畑に行ってるよ。旦那が土を掘り起こしてくれたから、あとは楽だ」


この村の食料改善やらなにやらで、まず取り掛かったのは畑を作ることだ。このあたりの土は粘土質で、作物が育ちにくい。ならば最初は土壌改善を、とスレイマンの土魔法で掘り起こし、根気強く耕している。ラグの葉の落ち葉を混ぜ込んだり、あれこれ村人たちが試行錯誤している、というのは私も聞いている。


そしてこの粘土質の土を、スレイマンはいたく気に入ったようだった。村人たちに手伝って貰って大きな窯を作り、陶芸のようなものをやり始めた。


魔術式でろくろを作り、土をこねて満足そうに唸っている姿は、完全に世捨て人である。


いや、私としては食器とか調理道具が増えるので嬉しいが。


「平和ですねぇ」


さんさんと降り注ぐ太陽の光、あちこちで聞こえる人々の笑い声。時折マーサさんがワカイアたちに歌う声も届いてきて、こののどかな村のありきたりな一日を感じられる。


「しかし暑い! えぇ、暑いんですよ暑いです!!」


氷のお陰で多少は動けるまでに回復した私は、勢いよく起き上がり空を見上げた。


「この暑い夏!! 誓いましょう、私は必ずアイスクリームを食べる! と!!」


夏と言えばかき氷だが、しかし、折角ならばもう少し手間のかかることをしたいこの心。脳裏にはアイスクリームを美味しそうに口にして「エルザちゃん凄いのね!」と褒めてくれる笑顔のマーサさんが浮かぶ!


「さぁクロザさん! まずは材料集めですよ!!」


拒否権はないし、大して用事がないから私のところに「何か手伝うことはないかい?」というようにやってきたのだろう。


私は頭の中に必要なものをあれこれ浮かべ、まずは森の狩猟班のところへ行くことにした。





====




アイス、アイス、アイスクリーム。

牛乳等を原材料とし、冷やしながら空気を取り込むように撹拌し、クリーム状となったものを凍らせる、という調理方法の料理だ。


食に対して貪欲な人類は紀元前から、冷菓子を口にしてきた。乳や蜂蜜に氷や雪を混ぜて食べたという記録はカエサルの時代から残っている。


アラビアンナイトに登場するシャルバットという飲み物がある。これは、後にシャーベットの元になったと言われるもので、砂糖を加えたお茶を煮詰めてシロップ状にしたものに、雪や氷をたっぷりといれキンキンに冷やしたものを飲む。


これをシリア地方に遠征に来た十字軍が持ち帰り、ヨーロッパに伝え、シャーベットの原形になった。イタリアではこの製法を元に果汁やナッツを使ったソルベットが作られていく。


まだこの当時は「冷たく冷やした乳製品や果汁」はシャーベットの域を出なかった。

それが16世紀になると、様々な科学研究やらなにやらが世界各地で盛んになり、イタリアにて「大量の氷を使わなくても、塩とか硝石で温度を下げて液体を凍らせられるんじゃなかろうか」と考える者が出て来た。


名前は忘れたが、どこの大学の教授だったと思う。

水に大量の硝石を入れると、色々あって水の温度をマイナス20度近くまで下げることができるようになる、とかなんとかだ。


ワインを冷やす方法として活躍したそれは、16世紀の半ば頃に登場する「ズコット」を生み出した。これが私の知るアイスクリームに最も近い、アイスクリームの原点である。


そして当初は貴族の間だけの食べ物だったアイスクリームが、どこぞのカフェにてホイップクリームを加えて凍らせるスタイル、または卵を加える、などといったアレンジが入り、どんどん進化していったのである。


「ありがとう人類、ありがとう科学者とカフェ店主、あと嫁いだ時にアイスクリーム職人を伴った花嫁さん」


それらを思い出し、私は全力で感謝を伝える。


ただ氷に何かをぶっかけるだけなら誰にでもできる。

しかし、アイスクリームは叡智の結晶と言って差し支えないのではないか?

何かこう小難しい科学のあれこれから……美味しく食べたいという人間の欲望、秀でた料理を作りたいという……料理人たちの思考錯誤……。


「そう、つまり、流浪の身ではなく一か所に落ち着いた私が着手すべき氷菓子とはまさに、アイスクリームに他ならない!!!」


レストラン時代、私もポストレ(デザート)用に様々なフレーバーのアイスクリームを作った。生クリームと牛乳を沸騰しない低温、弱火にかけて只管混ぜ続けること20分。そこへしっかりと混ぜた砂糖と卵黄を加えてまた混ぜる。少しでも沸騰、あるいは火が集中してはいけない。常に均等に、低温で、しっかり殺菌もする。


そして濾したものを、動かし冷えたアイスクリームマシンにセットし、一時間くらいしたら完成、である。


後半をアイスクリームマシンに丸投げするが、しかしそれでも、工程は面倒くさい。


「もちろんアイスクリームマシンなんてありませんからね!! 手動ですよ手動!!!」


私は森の狩猟班リーダーのいるお家を訪れ、ちょっと木の実採集したいからクロザさんと二人で森に入る、という旨を伝えた。


木の実なら自分達が採って来た分を分けると優しい申し出をしていただいたが、それは必要だと計算され求められた村の収穫である。私が趣味で使っていいものではない。


「目指すはベリー系ですよ」


私が生まれたこの世界、というか地域? になるのか? この「南の方」というあたりは冬をのぞいて一年中気温が高いそうだ。そしてそういう気温環境だからか、森の中には果物の木が豊富である。


ドゥゼ村はこれまで森は手つかず、触れてはならぬ場所としてきたけれど、スレイマンが森の主を倒して美味しくかば焼きにし皆で食べたので、もうそういうことは考えないでいいか、ということになった。いや、それぞれ葛藤などはあったのかもしれないが、ワカイアによる思考の誘導がなくなった今、森とどう生きて行くか、という方向に変わってきているのだろう。


私とクロザさんはレモン(に、似たもの)や真っ赤な木苺を見つけて籠の中に入れていく。


「うっかり偶然、バニラの木とかないかなぁと期待しましたが、今までみたことありませんし、そんな都合よくはいきませんよねぇ」


目的量はすぐに達成する。

しかし、アイスクリームを作ろうとするにあたって、絶対に必要なのがバニラ・ビーンズだ。

なくてもいけ、なくはない。だが卵とか牛乳の臭みもあるし、あった方が絶対にいい。


しかしないものは仕方ない。


村に戻った私たちは、井戸で綺麗に体や手、材料を洗い、アイスクリーム作りの準備をする。


「まずはジャム作りからなんですけど、クロザさん、こう、この果物の種を取って砂糖と一緒に小鍋でぐつぐつ煮てください」

「へいへい」


ジャムの作り方は細かくやると色々法則やらなにやらがあるが、今回は砂糖で煮た果物とその汁程度で十分だ。

クロザさんもジャム作りは初めてではないのか、慣れた手つきで調理を始める。


その間に私は大きめの器に卵黄……これは、我が家の庭で放し飼いになっている、多分悪魔だろう、蛇のしっぽに鶏の体の生き物が「コロッサナイデーッ」と毎朝鳴きながら産む卵たちである……を、五つとお砂糖、80グラムくらいなので、作って貰った計量カップ(だいたい200ccくらい入る)三分の二を入れる。


小麦粉やバターを使うお菓子作りなら計量はそのまま化学反応に必要な量だったりするのでアバウトだと失敗しやすいが、アイスクリームの砂糖は「甘さ」のためなので、少しくらい多かろうが少なかろうが、最終的に固まればいい。


「クロザさん、ジャムの小鍋は弱火にして、こっち混ぜてください」

「へいへい、どれくらいで?」

「白っぽくなるまでです。疲れますので、お願いします」

「あぁ、おじさんに任せとけって」


幼女の腕力では卵白と砂糖を白くなるまで攪拌するのは苦行なのだ。


私はクロザさんにバトンタッチし、小鍋のジャムの様子を見る。

ふんふん、クロザさんはきちんと実を潰したりそのままにしたりと良い按配で作ってくれているようだ。


「出来たぞ、お嬢ちゃん」

「はい、ありがとうございます。助かります」


そして次は、鍋に牛乳と生クリーム(とっても貴重だ!! 大事だ!!! だがアイスのためなら私は使う!!!)を入れて、沸騰直前まで温める。


温度がわかるものがあれば、一定温度に保ちながらじっくり温めるが、ないので簡易式だ。


「クロザさんこっち、こっち移してください」

「おう、こいつは、お嬢ちゃんには重いなぁ」


牛乳と生クリームはそれぞれ合わせたら400cc程だが、鉄製の鍋が重いので私では作業がしにくい。もっと軽い、鉄……いや、鉄じゃなくて、何か軽い金属の鍋があればいいのに。


クロザさんはゆっくりと、混ぜた卵黄の中に温めた牛乳と生クリームを加えてくれる。私はその混ざる器の中を同時にかき混ぜて、ダマにならないよう注意した。


「あとはこれを、ずーーーーーっと混ぜます。弱火で、とっても弱火で」


目安はとろみがつくくらい、だろう。木べらで一生懸命回して、指でなぞると跡が残るくらいがベストである。しかしこれが長い。とても時間がかかる。


私はこの長ったらしい作業は自分で引き受け、クロザさんには氷の調達をお願いした。


無言でひたすらかき混ぜ続けること暫く、やっととろみがついてきた。


「氷はこれくらいでいいかい?」

「はい、ありがとうございます」


スレイマンの魔法の氷は便利なもので、木の器だと冷気が伝わりにくいのかもという私の心配を見事に打ち払ってくれた。


……氷に木の器が直接当たった瞬間、中身が凍ったのだ。

カチンカチンに、ではない。こう、触れればシャリシャリと抉れる程にはある。


いや、まぁ、用途としてはそれはそれで、助かるのだが……。


「というか、若干、冷気が強すぎる気もしますね」

「ちょっと俺が持ってるから、浮かして混ぜたらどうだ?」

「結構時間かかりますけど、大丈夫ですか?」


凍ったそれをよく混ぜる。すると少しずつ解けて軟らかくなり、またそれを凍らせる。その繰り返しを4,5回程して、冷やしたジャムを混ぜ合わせれば完成なのだが、これはクロザさんへの負担が大きくないか?


しかし、やると言ってくれているならお言葉に甘えよう。


そういうわけで、妙な重労働も加わりながら私たちはアイスクリームを無事に完成させたのである。




====




「なぜ俺を呼ばない?」


二時間後、完全に凍らせて完成したアイスクリームをよそる為の素敵な器を探していると、不機嫌なスレイマンに文句を言われた。


いや、ろくろ回しが楽しそうだったし、クロザさんが一緒ならスレイマン嫌な顔するじゃん、とは言えず私はアイスクリーム作りの疲労感も合わさって、無言を貫く。


「……試作品だ」


何も言わない私にスレイマンは顔を顰めるが、しかしひょいっと、渡してくるのは窯だしされ使えるように加工もされた陶器の器だ。


色は白に近いクリーム色。複雑な魔術式を書き込めるスレイマンの手先は器用で、器には青色で美しい模様が……。


「魔術式、ですか? これ」

「器には氷系の魔術式を施してある。器に食材や液体を移し魔術式を発動させれば保冷効果が半永久的に続く」

「天才ですか!!!?」


つまり、つまり、アイスを乗せても溶けないのか!!?


私は震えながら器を掲げ、自分の知る全ての神々の名を叫ぶ。


そしてすぐさま完成したアイスをスプーンを使いクネルする。

くるん、とラグビーボール型になるこのやり方はきちんとスプーンを温めることにあるが、可愛くもれればなんでもいいよね!!


「…………アイスだ……!!! アイスクリームだ……!! ハレルヤー!!!!」


完成し、スレイマンの涼し気な模様の描かれた器に盛りつけられたそれは、まさにまさしく、ちょいとオシャレなアイスそのものである。


「最初の一口の栄誉はスレイマンに! どうぞ!!」


私はスプーンで一口救って、スレイマンの髭の生えた口元に持っていく。


「なんだこれは」

「冷たいです! 甘いです! 美味しいですよ!!」


それ以上の説明なんぞ不要、とばかりにニコニコ笑顔を貫き通す。

スレイマンは嫌そうに顔を顰めていたが、しかし私が譲らぬ構えであるのを悟って、目を閉じるとしぶしぶ口を開く。


「……冷たいな」

「そうでしょうとも!」

「甘い」

「もちろん!」

「……まぁ、悪くはない」

「つまり美味しいってことですね! ありがとうございます!!」


それが聞ければ十分だ、と私も一口アイスを食べる。


「……ふぅ」


まず、最初に感じるのは冷たさだ。

舌の上に感じる、冷たさ。そしてじわりと、甘さが染み込むように伝わってくる。口内の温度で解けだすアイスクリームは滑らかでいて、しかし柔らかく舌を包み込むように優しい。


混ぜ合わせた木苺のジャムもしっかり固まり、クリームとは別の弾力のある食感を出してくれている。


冷たく、甘く、美味しい……!!


この、保冷作用のある器を使えば……もしや、この上にあっつあつのワインソースなんぞたっぷりかけて、味わうこともできるのではないか?


無限の可能性を秘めた器と、アイスクリームのおいしさの前に私の思考回路はショート寸前だ。そして今すぐ会いたいマーサさん。


「スレイマン、私ちょっとマーサさんのところ行ってきますね!!」


スレイマンの分のアイスを置いて、私は家を飛び出した。


途中会ったクロザさんとイルクにもアイスを渡したが、イルクは「お前、また妙なもの作ったのか……」と胡散臭い目を向けて来たので、今度また作る時はクロザさんにやって貰った分をイルクにやって貰うしかないと決意する。


そして、ワカイアに囲まれるマーサさんに会い、もじもじしながらもアイスを渡すと、満面の笑顔で「ありがとう、嬉しいわ」と受け取ってくれた。


「あの、その……とっても、美味しくできたので……また作る時は、マーサさんも一緒に……!!!」


作りましょう、と私が言い終わるより早く、マーサさんは何のためらいもなく、傍にいたワカイアにアイスクリームを舐めさせ、その頭を撫でた。


「ここのところ暑くて食欲のない子がいたから、とても助かるわ。この子たちが元気になるものを作ってくれてありがとうね、エルザちゃん」


……せやな。


牛の乳とか……木苺とか……ワカイア、食えるもんな。


主食はラグの葉だが、こいつら、趣向品というか、元気がないときにちょっと変わったものを食べてモチベーションを上げる、みたいなノリで、他のものも食べるのだ。


「……ハムにしてやろうか」


マーサさんの手から嬉しそうにアイスクリームを舐めているワカイアを見つめながら、私はぶつぶつと呪詛のように低く呻いた。


連日の猛暑で生きているだけでHPが削られていく気がします。

でも例の恐竜映画の続編観に行きたいです。なんか可愛い四姉妹が出るそうで。

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