座談会 パート2
〜恩返し、赤い雪の編〜
赤い雪(主人公)「さて、第2回よ」
恩返し(主人公)「軽っ!!ってか普通すぎません!?もっと楽しくいきましょうよー!」
赤い雪(主人公)「あなたはうるさいわね…いいわ、楽しく言いましょう。
…はぁい、始まりましたぁ、第2回座談会でぇす。さぁ楽しく盛り上がりましょぉ。今回はぁ、私とぉ恩返しの主人公の2人でお送りしまぁす(棒)」
恩返し(主人公)「ご、ごめんなさい…」
赤い雪(主人公)「わかればいいのよ」
恩返し(主人公)「(無表情にあの棒読みのセリフは無理だ…!!)
そ、それでは語りましょうか!あ、人殺しさんと悲しいキッカケさんが不在なのは、えーっと…人殺しさんは野暮用だそうです!そして悲しいキッカケさんは、大学の課題がヤバイからだそうです!」
赤い雪(主人公)「野暮用が想像してはならない気がプンプンするわ。
で、何話すの?」
恩返し(主人公)「うーん、あ、恋バナとかしちゃいます?」
赤い雪(主人公)「残念だけど、私は男に興味がないのだけれど。あなたはいるの?好きな人」
恩返し(主人公)「ふぇえ!?い、いませんけど!?好きな人とかいませんけど!?」
赤い雪(主人公)「(いるのね…)そうなの。それでどんな人なの?」
恩返し(主人公)「はい!?だ、だからいないですって!」
赤い雪(主人公)「かっこいい?」
恩返し(主人公)「は、はい、かっこいいで…っていません!!」
赤い雪(主人公)「頭はいい人なのかしら?」
恩返し(主人公)「もう何も言いませんよ…言いませんからね…!!」
赤い雪(主人公)「じゃあ頭は悪いのね」
恩返し(主人公)「いいですよ!頭いいです!…はっ!」
赤い雪(主人公)「そうなのー、頭いいのね〜、へぇー?あなたの好きな人は頭が良くてかっこいいのねー」
恩返し(主人公)「強調して言わなくていいです!!もう…!そうですよ、頭良くてかっこよくて、運動もできてすごいんですから!努力を怠らない人なんです!」
赤い雪(主人公)「そんな人、この世に存在するとは思えないわ。あ、私の場合あの世だった…ふふふふふ」
恩返し(主人公)「存在するんです!ってすっごい不気味に笑わないでください!」
赤い雪(主人公)「うまいことを言ったような気がするのだけれど」
恩返し(主人公)「うまいこと!?どこがですか!?私には全然分からなかったんですけど!?」
赤い雪(主人公)「あーあ、まだお子様には分からないのね。まずは死んでから出直しなさい」
恩返し(主人公)「死んでから!?私の夢の中にはしわくちゃのおばあちゃんになってから安らかに息をひきとるというのがあってですね?だから死んでからというのはもう何十年もかかるので結果わかりそうにないです」
赤い雪(主人公)「あっそう」
恩返し(主人公)「返しがヒドイ…」
赤い雪(主人公)「私そろそろ疲れてきたから終わりたいのだけれど」
恩返し(主人公)「えぇ!?身のある話しました!?」
赤い雪(主人公)「ここはグダグダな話をただ語るだけの場よ…!(ドヤ)」
恩返し(主人公)「そんなドヤ顔で言われても!!」
赤い雪(主人公)「少なくともあなたの好きな人の話は出来たから良しとしましょうよ。さぁ、終わりはいかいさーん」
恩返し(主人公)「えぇ!もう!第2回座談会、これにて終了!
ああ、もういない…!っていうかまた私が締めることになってるし…!」
バタン(ドアの閉まる音)
ありがとうございました!
20170201