座談会 パート1
~悲しいキッカケ・恩返し・赤い雪・人殺しの編~
恩返し(主人公)「はいはいはい!!第一回、短編集の登場人物で語ろう!座談会!!」
悲しいキッカケ(主人公)「どんどんぱふぱふー(棒)」
恩返し(主人公)「棒読み!?もうちょっと感情込めません!?」
悲しいキッカケ(主人公)「え?普通だけど」
恩返し(主人公)「そ、そうですか」
赤い雪(主人公)「…で?何話すの?」
恩返し(主人公)「あー…なんか色々…です」
悲しいキッカケ(主人公)「つまり決まってないのね」
恩返し(主人公)「は、はい。ごめんなさい(…あれ、なんで私が謝ってるんだろ…)」
赤い雪(主人公)「…じゃあ自分が出てる作品の宣伝でもしましょうか」
恩返し(主人公)「宣伝するんですか?…というかずっと気になってたんですけど……あの、足、ない…ですよね」
悲しいキッカケ(主人公)「私も気になってたわ」
赤い雪(主人公)「そりゃあ、死んでますから」
恩返し(主人公)「え、ええ!?し、死んでる!?じゃ、じゃあ幽霊…!?」
赤い雪(主人公)「あら、私だけじゃなくて、その端っこにいる人も幽霊のようだけど」
恩返し(主人公)「ええ!?…ほ、ほんとだ!!……というかあの人一切話してませんよね…」
悲しいキッカケ(主人公)「そうね。しかも男の人だし」
恩返し(主人公)「女子しかいないので来にくいのでしょうか?……あのー、もしもーし」
??「………」
悲しいキッカケ(主人公)「…応答がないわね。話しかけられたくないんじゃないかしら」
恩返し(主人公)「そうなんでしょうか…?」
赤い雪(主人公)「私が言ってきてあげるわ。同じ死人だし」
恩返し(主人公)「え、あ、が、頑張ってください…!!」
赤い雪(主人公)「頑張ることでもないけれど…
ねえ、あなた。そろそろしゃべったらどうなの?真っ黒い服にくっらい顔して…怖いわよ。というか喋らないと存在してないのも同じよ」
??「……人殺し、前後編。その、主人公。以上」
赤い雪(主人公)「人殺し…?ああ、題名ね。全く!短編小説はめんどくさい意図のせいで喋りにくいわ!」
恩返し(主人公)「あー、この短編小説シリーズの登場人物の名前はないですから…この際、作ってみます?」
悲しいキッカケ(主人公)「ダメよ。このシリーズは短編を色々入れる予定なんだから同じ名前がたくさんできてしまうわ。作者が覚えきれないしね」
人殺し(主人公)「作者はバカだからな」
恩返し(主人公)「(喋った…)ディ、ディスらないで上げましょうね…?」
悲しいキッカケ(主人公)「ねえ、なんだかグダグダの気がするけどいいのかしら?」
恩返し(主人公)「た、確かにそうですね……あ、じゃあ作品についての自分なりの印象について語りません?」
悲しいキッカケ(主人公)「印象?……失恋小説だけど。なにをどう語る?」
赤い雪(主人公)「私、親切にした男になぜか殺されたんだけど」
人殺し(主人公)「人を殺し、殺される」
恩返し(主人公)「なんで全部暗いの……!」
赤い雪(主人公)「そんなことを言われても……作者の友達いわく、「病んでるんじゃない?」らしい」
悲しいキッカケ(主人公)「まだ投稿はされていないけど他の作品も暗いものね。言われて当然だわ」
人殺し(主人公)「当然」
恩返し(主人公)「い、いや、待ってください。私の作品は普通じゃないですか。むしろハッピーエンド!」
悲しいキッカケ(主人公)「でも、ノートに書いている作品の中で、ハッピーエンドは恩返しだけよ?しかももう一つのハッピーエンド予定作品は完結できずにそのままだし、その次の作品からは暗いのよ?病んでるとしか言いようがないわ」
人殺し(主人公)「しかもまだ投稿はしてないが俺の作品の前に書いた作品は自殺だそうだ」
恩返し(主人公)「ええ!?……もうこの話終わらせましょう。終わらせます」
赤い雪(主人公)「じゃあ、帰っていいのね。全く、やっと帰れるわ」
人殺し(主人公)「この部屋は息が詰まる」
悲しいキッカケ(主人公)「ふぁ…私、大学の課題やらないといけないんだよね…」
恩返し(主人公)「いや、帰る帰らないじゃなかったんですけど…!?
ああ、もういいです!すっごいぐっだぐだだけど終わりましょう!」
悲しいキッカケ(主人公)「これ、第一回って言ってたってことは第二回、あるのでは…?」
恩返し(主人公)「ええ、もちろんですとも!!次の会では新しい作品とキャラが出てるかも?
では!アディオス!!……って、もう悲しいキッカケの主人公さんしかいない!!」
悲しいキッカケ(主人公)「まぁ、私も今から帰るんだけどね、それじゃあ」
恩返し(主人公)「あ、待ってくださいよー!」
バタン(部屋のドアが閉まる音)
ありがとうございました!
20170122