出会い
2×××年。
地球は、悪の組織「トリア・エズイール」に支配された!
そこで、警察庁『問題組織特別撲滅班』がたちあがあった!
班長の名は、椿 鳴美。
人類サイキョー(性格サイテー)の女!! むしろ、ゴリーーーー
「あぁ?何でアタシがこんなことやんなきゃいけねぇんだよ。」
いや、それはこっちの話だボゲ。
この無気力プータロー人間を俺らの班長にさせるたむ、現在楽しい出張ナウ(笑)
何で俺がこんなことやらないといけないのだろう。普通は、位の高い人間がいかなきゃいけない仕事だ。こんな雑用になんでこんなことさせるのだ。
「で・・・ですから、トリア・エズイールという組織を倒すため、『問題組織撲滅班』班長になってもらいたいのです。」
「なぁにが"取り敢えずいる"だ?何か必要なのか?」
お前だよ。
俺、手ぶらで帰ったら上司に怒られる。どうしよう。もう一度言う。
お前だよ。
しかし、目上の美人にそんなこと言えない俺ヘタレ。
こうなったのも全て俺の現班長のせいだった――――
『ちょっと来い、高城!』
『はい!』
『椿 鳴美って知ってっか?』
『はい!この班ができる前にいた伝説の女ですよね?壊滅させた組織は数しれず!!』
『そうだ。・・・俺は、後どれくらいで定年だ?』
『後、1ヶ月とちょっとですね。・・・はっ!!もしや、オレに班長の座を譲』
『で、その伝説の女を班長にしようと思うんだ。』
『鮮やかなスルー!!』
今にいたる。
まぁ、班員になってまだ一年もたっていない青二才が班長になれるなとは思ってない。所詮高城ジョークである。なのに無視された。悲しい。
「貴女は、数々の組織を壊滅してきたのですよね?俺たちに力を貸してください!」
「おらにちからをー。」
「真面目に聞いて!?」