妖精世界の人間
和樹「さてと…エイミー。覚悟出来てるよな?」
和樹はエイミーを強く睨みつけ足に力を入れた。
エイミー「なに?脅し?そんなの私に通用するはず……あれ?力が抜けていく」
エイミーの体内から力が抜けていくのを見た和樹は後ろに異空間が広がった
???「エイミー殿、後ろにお下がりください…。」
男は兜をつけ山賊のようなマスクをつけている。背中には大きな杖を背負っている。
エイミー「バグラ…。あなたどうしてここがわかったの。」
バグラ「話はあとです。はやくお戻りください。」
エイミーが亜空間に入るとゆっくりと閉じた。
悠太「お前…たしかバグラだっけ…何者だ…」
バグラ「ふっ、貴様みたいな三下には教える義理はない…。私が様あるのは七代目精霊王。神無月和樹…貴様だ。」
バグラの目が赤く光る。
和樹「俺に様があるのか…。いいぜ相手してやるよ。悠太下がってろ」
和樹がそう言うと悠太は木の外に逃げた
バグラ「貴様は私の体を一回も触れずに敗れる…」
和樹「おっと…そう言うのは勝ち目がある時に言えよ。」
二人は睨み合った。そして先に足を動かしたのはバグラだ。バグラが杖をかざすと和樹の頭上から氷の矢が降りかかる。
和樹「くっ、あぶね…イフリート」
和樹はイフリートを呼び出し剣に変化さした。和樹は素早くバグラの懐に入り剣を振りかざしそれをうけたバグラは倒れた…がそのバグラは枯葉となった。
バグラ「後ろだ…」
バグラはサバイバルナイフを和樹の肩に刺した。
和樹「ぐっ…てめぇ!」
それをみた悠太は怒りを抑えられず出てきた。
悠太「てめぇ!よくも!」
悠太はウンディーネの力を手に集めてブレスを発動させた。
バグラ「遅い!」
バグラは悠太の背中を押すと一瞬で吹き飛んだ。
ネロ「そんな…和樹さんでも歯がたたないなんて」
和樹「アポロン!」
和樹は起き上がりそう言うと背中から羽を伸ばした。目は太陽の目が発動してた。
和樹「悠太に攻撃するじゃねぇ!太陽の咆哮!」
和樹は手から太陽のブレスを出した。
バグラ「ふっ、遅い」
バグラは避けようとした。瞬間足がガクンとなった。
バグラ「な、なんだ!これは!」
バグラの足にはノームの硬い土がついていた。バグラはブレスを直撃に受けた。
が立ったまま動かない。
悠太「は、動きが速けりゃ止めればいいんだ…よ」
悠太は気絶した。
和樹「ふっ、俺よりも冴えてるなお前」
和樹はそう言うとバグラに近寄った。
和樹「さあ、言えお前はどこの人間だ。答え次第によっては殺す」
バグラは答えた。
バグラ「私は、妖精世界から来た。命令で来た…妖精の
王オベイロンから…精霊王を殺せと…」
和樹「…それだけか?」
バグラ「ああ」
和樹はノームの土を解いた
和樹「オベイロンに伝えとけ。「お前は俺が殺すってな」」
バグラは頷き妖精世界に帰った。
悠太「ん…いてて」
和樹「悠太!この後の決勝戦頑張れ俺は先に帰ってるぞ。」
和樹はそう言うとさきにコロシアムに帰った。
悠太はその後無事に森を抜け出しコロシアム決勝戦に出れた。決勝戦はチーム一人から出れる。もちろん悠太が出る。
司会「さあ!これから決勝戦を始める!まずは!一番に到着したチームからアナバル!」
アナバル「よろしく」
司会「そして二番に到着したチームからネロ!」
ネロ「手加減しません。」
司会「そして最後に三番に到着したチームからあの精霊王の息子!悠太!」
悠太「……」
司会「そして!この決勝戦に欠かせない人物!この人の登場だ!精霊王だ!」
悠太「……笑えないぜ!」
和樹「お前ら…手加減なんていらねぇかかってきな。」
司会「それでは決勝戦!ファイト!」




