父さん!
悠太「死んでもらう?馬鹿言うなよ。死ぬのはてめぇだぜ!エイミー!」
悠太はエイミーの方を指さした。
エイミー「へぇ〜少しあいつと違うんだね。面白いね君…ますます殺したくなってきたよ。」
エイミーがそう言うとエイミーの方の紋章が光だし紋章からすごくでかい巨人が現れた。
エイミー「殺ってあげてあの子を神無月一族を殺して!」
巨人は悠太を素早い腕で殴ったがそれをよけた悠太は着地した時によろけてしまう。
悠太「冗談じゃないよ!こっちは制服だよ!動きにくいよ!」
と言いながらも巨人の蹴りや殴りを軽々とよけていく。
エイミー「意外とすばしっこいね〜あいつ、さすが和樹の息子だわ…」
悠太はそれを聞いた瞬間止まった。すると巨人はチャンスと思い蹴りを入れた。手応えがありと思った巨人は大声で笑った。すると巨人の足がゆっくりゆっくりと上の方に上がっていく。
悠太「今、和樹っていったよな?それは俺の父さんの事か?だったらなおさら許せねぇな…」
悠太は巨人の足を持ちぶん投げた…ぶん投げた衝撃で尖っていた木の先に左胸が刺さり止まった。
エイミー「これは私が相手しないといけない感じか…私はね…昔和樹に殺されたの…でもなんで生きてると思う?それはねある人が私を生き返させてくれたの…
」
悠太「知るか…俺はお前を殺さないと気が済まない…!」
悠太はそう言うとエイミーの方に飛び蹴りを入れた。がそれは避けられ逆に右の脇腹に蹴りを入れられ飛んでいった。
悠太「…っ!」
エイミー「あんた…意外と弱いんだね…巨人をぶん投げた時はへぇと思ったけど対したことないんじゃない…がっかりだわ。」
???「だったら僕が相手だ!」
エイミーが後ろを振り向くと顔に蹴りを入れた少年がいた。
悠太「あなたはたしか…ネロさん!」
ネロ「間に合った!さっき小毬さんたちにもあったところだったよ。フォンとヘンリルはそっちの方にいる…にしてもなんで?」
エイミー「大きくなったね。ネロ…あの時のあんたはちっちゃかったものね…それに私には一切触れることも出来なかった。」
ネロ「うるさいですね。なんで貴方がこの世界にいるんですか…あの時…死んだはずなのに!」
エイミー「生き返ったの…いや生き返させてもらった…トールに…」
ネロ「トールさんに…だと!」
悠太「トール?誰だそれ」
エイミー「あら知らなかったの?そういえばこの10何年間…あの人見てないわね…どしたの?」
ネロ「死にましたよ…」
エイミー「あら…じゃあ坂三浦も?」
ネロはこくりと頷いた。
悠太「俺の…爺さんが死んでる事も知らなかったのかよ…それはそうかこの森に閉じ込められたものな…はは」
エイミーが悠太をギロッ!と睨んだ…
エイミー「今、笑ったな…」
悠太「…やべぇ…怒ったか…」
ネロが後ろから呪文を唱えようとしようとした瞬間…空間が歪んで暗くなった。
エイミー「私はね…大切な人の事を言って笑われるのがいやなの…あなたは殺すしたかない殺してやる…殺してやる!」
悠太「やれるもんならやってみろ!イフリート!シルフ!」
エイミー「そんなもの…吹き飛ばしてやるわ!」
エイミーが波動を悠太の方に発動するとイフリートとシルフの力がなくなった。
エイミーはチャンスと思い攻撃しようとした瞬間…男が悠太の前に居た。
エイミー「邪魔だ!どけ!」
???「たくっ!俺の息子を殺そうとしてんじゃねぇぞ!エイミー!」
エイミーはそれを聞くといきなり止まった。
エイミー「あんた!まさか!」
和樹「よく言うじゃん?悠太!ヒーローは遅れて来るもんだろ…」
とウインクをしながらいった。
悠太「…は!ダサいよ…父さん」




