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別れと悲しみ

如月「君は僕の子なんだ‥‥なんで君が神無月のところに居るというのは今は聞かないでくれ‥‥長くなる」


和樹「如月‥‥お前はなんで今更出てきた‥‥生きているのなら‥‥なんで来なかった!」


如月「だって‥‥こっちには準備が必要だったからね‥‥」


と如月が言葉を発した瞬間地響きが鳴りだした

ゴゴゴと呻いている地面に亀裂がはいる


和樹「まさか!お前‥‥街を‥‥」


如月「そのとおり‥‥この街はいまから浮遊城になる!」


地面がいきなり空に向かって浮いていった

当然‥‥マール達も浮いている

そのほかの隊員達は浮遊城の近くにいなかったため

助かった。だがこれからすこしやっかいなことになると和樹は思った。すると


和樹「悠太」


悠太「なんだ‥‥よ」


と悠太が言葉を発した瞬間‥‥和樹は悠太を浮遊城の外に頬り投げた。


和樹「すまねぇな!お前の父親じゃなくてよ!ゆるせー!」


悠太は何も言葉を発せずにいた

が和樹が口を動かしてなにを言っているかはわからなかった。


和樹「じゃあな‥‥」


如月「もう済んだかい?お別れは?」


和樹「おーとっくの昔にに終わっちまってるよ‥‥さぁやろうぜ‥‥お前と俺の力比べを」


悠太「なんだよ‥‥」


小毬達は浮遊城に上がっていると思った悠太だったがなんと全員浮遊城の外にいた‥‥


悠太「お前ら全員知ってたのかよ!俺が!父さんの子供じゃないって!知ってたのかよ!小毬!」


小毬「私は知らなかった‥‥今初めてきいた‥‥」


アルフレド「ごめん‥‥君のことを思って何も言わなかったんだ‥‥でもこれだけは言わしてくれ。和樹はまだ自分の子供だと思っている。小毬ちゃんは本当に血が繋がっているけど‥‥」


マール「ちづる!起きて!ちづる!」


マールは神北を起こそうとするがもう息が持たない状態まで落ちている‥‥


神北「大‥‥じょうぶだよ‥‥心配しなくて‥‥でもよかった和樹が私を殺さなくて‥‥」


悠太「母さん‥‥」


悠太は神北の近くに寄った‥‥


神化「ごめんなさいね‥‥悠太 。あなたの事をずっと黙ってて‥‥でもあなたのことが私はとても好きよ‥‥まるで和樹さん見たいだから‥‥泣かないで‥‥」


悠太「俺は‥母さんの事をすごく尊敬してたよ‥‥元気になれたんだよ‥‥お母さんがいつも愚痴を聞いてくれたり冗談を言えば面白く返してきたり‥‥」


神北「ふふっ‥‥私は‥‥もうもたない‥‥今まで本当にあなた達と一緒に入れて幸せだった‥‥」


小毬は泣きそうだった‥‥でも一つだけ手があると自分では思った


小毬「兄さん‥‥手を貸して」


悠太はゆっくりと小毬に手を貸したするとあたたかい光が2人の手を纏い神北の傷口に添えた


神北「うっ!」


マール「じょじょに傷口がふさがれている‥‥」


小毬は少しだけ治癒術を習っていた。それのおかげであり神北は無事になった


神北「小毬‥‥ありがと‥‥」


小毬「んん‥‥いいの」


みんながホッとした瞬間、浮遊城からものすごく大きい音が鳴っている‥‥

すると悠太は街を出ようとしていた


アルフレド「悠太君!どこへ行くんだい」


悠太はゆっくりとこっちを向き言葉を放った


悠太「俺はもうみんなの元には帰らない‥‥俺はひとりで生きる。そして俺は」


悠太はその先の事を言えなかった‥‥


復讐をするだなんて‥‥


悠太「俺は誓うんだ‥‥どんなに人を敵に回してもいい‥‥ひとりで生きる」


悠太は空を飛び一瞬で消えた


小毬「もう‥‥帰ってこない‥‥」


一方和樹は如月との勝負がつきそうになっていた


如月「まだ‥‥そんなに体力あるの!?さすがに気持ち悪いよ!」


和樹「はっ!てめぇと違って今までいろんなやつと戦ってきたからな!」


如月「あぁそう!なら!」


如月は手に光を纏い言葉を放った


如月「ならこれで最後だ!」

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