戦う覚悟
悠太はオディールの顔を見て驚く…自分の父親だとわかりすこし困惑している。無理もない自分の父親が敵だなんて思わないのだから
和樹「まあ…この顔を見られたらしょうがないよな…」
小毬「知ってたよ…私はお父さんがなんでここにいるのか…ここは元々私達が暮らしていた場所なんでしょ?お母さんが言ってたの。ここはお父さんにとって思い出の場所だって」
和樹「思い出か…それも一つだな…だか俺は思い出でこのギルドを結成したんじゃない…精霊の街の人間を殺すためだ…俺は精霊王になってわかった…なんでトールが裏切ったのか…そして風丸も裏切ったのか…」
和樹「闇が…心を蝕むんだよ。俺の体はもう闇に染まる寸前だ…今までの悪魔の力なんかじゃない…違う闇だ…だから精霊の街を離れてこの思い出の場所に来たのさ…」
小毬「でもなんで手紙を渡したの?」
和樹「あれは俺の部下共が出した…そいつらは殺したけど…俺をもっとも憎んでいたのさ…精霊王だからって」
和樹は懐から恐怖を立てるようのなマスクを取り出した
和樹「俺はもう人間じゃなくなる…これをつければ真っ先にお前らを殺してやる」
悠太「……!」
小毬「いいこと?兄貴」
悠太「……うん」
悠太は立ち上がり和樹の方に向かう
和樹「なんだ?」
悠太は和樹を通り過ぎ街を真っ直ぐに駆け抜けた
和樹「行かせるか!」
和樹は悠太を止めようとするが小毬が棍で和樹をくい止める
小毬「お父さん…いや!オディール!私と戦え…」
和樹「怖くないのか?お前は…?」
小毬「怖いなんてないよ…私は精霊王の娘なんだから」
和樹「ふん…よく言った」
和樹はマスクをつけると周りを闇で覆われた
和樹「はぁ…うおおお!」
和樹の周りの闇が消えると腰に3本の尾が生えた…
小毬「それが妖狐の力…」
和樹「ククク…このチカラが私をツヨクスル…さあ…カカッテコイ!」
小毬は高く飛ぶと氷の矢を出し投げ飛ばす。だかそれは簡単によけられる…だが何故か小毬は和樹の行動を読むように動いていく
和樹(なぜだ?こいつは俺の行動を読み取ってるのか?)
小毬は アルフレドに言われた事を思い出した。
アルフレド「小毬ちゃん。君だけに言うけど昔…和樹は狐の化け物に呪いをかけられたんだ…」
小毬「それは兄貴も知ってるの?」
アルフレド「ううん…君だけに言うんだ。これはお兄ちゃんにも言ったらダメだよ…もし戦う時になったらこれをつけなさい」
アルフレドはペンダントを小毬渡した
小毬「これは?」
アルフレド「ルーンファクトって言ってね、相手の行動を先読みできるんだよ…だから君は強くなれるんだ」
小毬「わかった…これを頑張って使ってみるよ」
小毬(あの時にもらったペンダントのおかけでお父さんの行動がわかる!見えるよ!)
小毬は和樹の行動を先読みし攻撃を加えていく
和樹「くっ!なぜダ!なぜ…」
小毬「これは私の力だよ…お父さん!」
和樹「ほざけ!殺してヤル…」
ちづる「和樹!」
小毬が後ろを向くとなぜかちづるがいた。
小毬「お母さんだめ!きたら!」
小毬のほうに攻撃を加えようとした和樹はよけられ小毬は棍を氷で槍にし和樹の肩を斬り、腹を斬る…
和樹「くっ!おまエ…なぜダ…」
小毬が後ろを向いた瞬間、和樹は3本の尾で小毬を投げ飛ばした。
小毬「きゃっ!」
ちづる「小毬!」
和樹「ちづる…すまなイ」
和樹はちづるのほうに素早く行き一本の尾をちづるの腹をさした…
一瞬、風がやみ…空気が消えた…小毬はそれを見た…ちづるが地面に横たわるのを
ちづる「あっ…和樹…」
和樹「…ふ…フハハ…ふはははははハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
和樹は手に光る宝石を持っていた。それはちづるが昔死にかけの病になったとき埋め込んだ覚醒の石だった…。
和樹はその石を体に埋め込みまた闇が覆った…
小毬「お母さん!うわあああああ!」
小毬はそれを泣くしかなかった
そして3分後にマールとアルフレドが来た
マール「ちづるちゃん!救護班!早く手当てを!」
ちづる「マール…ちゃん」
ちづるはすこし意識があったがもう間に合いそうにないくらい声が薄れている。
マール「喋っちゃだめ!」
ちづる「和樹が…リオングルの…わたし達の昔の家に…」
マール「まさか…悠太は?」
小毬「そのところに向かったよ…」
マール「なんで?なんであそこにいかしたの!」
アルフレド「まさか…小毬ちゃん…」
小毬「アルフレドさん。ごめんなさい。あれ(・・)だったら絶対に父さんを止めれると思ったの…」
アルフレド「…」
一方その頃には悠太リオングルの崖にある小屋に着いた。
悠太「やっとついた…」
悠太は小毬にテレパシーで聞いた
小毬「いいこと…この街を真っ直ぐ行けば小屋が見える…そこまで行って…」
悠太「お前は?」
小毬「私もあとから行くから…はやく」
悠太「わかった」
悠太「ここで待てばいいのかな?」
と後ろから風切る音が聞こえる…後ろを向くと羽が生えた悪魔のような化け物がこっちに飛んできた
悠太「ガーゴイル?」
化け物は地面に降りると悠太をじっと見つめる…
悠太「…なんだ?」




