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○鰯
ここを書くときに調べたのですが、煮干の問題点である臭いの原因が解かりました。
鰯の臭いは頭と内臓、ドリップ(身からでてくる体液)が原因なのだそうです。
煮干から頭と腸を取り除くのは普通の方法ですし、煮干を作るときにもドリップが出ないうちに、水揚げしてすぐに煮てしまうそうです。
お寿司屋さんでも鰯や鯵、コハダなんかは五枚に下ろしてから布巾などで丁寧にふきますよね。あれはドリップを取り去っているのでしょう。
じゃあ、最初から開いて、ドリップを拭い取ってから煮干にすれば良いんじゃないの? 煮干サイズの鰯を大量に獲れるのかも謎だし。という発想なのですが……
ご意見にあったように生利節か荒節を作るほうが良かったかも? 本作の方法では鮮度などは全部解決済みですし。(鰹がとれなくても鮪で作れます)
色々な方法を模索しているのは、色々と試せばどれかは成功するだろという逃げの姿勢です(苦笑)
実際に試せることは難しいです。
作者的には開いて煮たものを干すのが有力候補です。
○昆布
実は干し昆布も一筋縄ではいきません。
干し方にコツがあるらしく、うまくやらないとダメなんだそうです。ある程度の形になるにも数日かかります。
まあ、本作ではテンポの問題で割愛しました。
海に浮いてるのを探さずに素潜りで探しているのは、海面に浮いてる海草は良くないからです。うろ覚えですいませんが、海に浮いてる海草は死体ですし、死んでからの日数も不明なので危険だったはずです。
○素潜りのスペシャリスト
女性が従事していたかは謎ですが、ヨーロッパでも素潜り漁は行われているそうです。紀元前からと推察されています。
この娘はお察しのとおりツンデレちゃんで、コウたちに感謝していながら素直になれない。それでいてコウが心配で素潜りについてきちゃってます。
素潜りをしている最中、危ない目にあってコウに助けられて……最後には水中でのラブラブちゅっちゅっなシーンがあったわけですが……もちろん、本筋と関係ないので割愛です。




