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○名水
コウたちは区別がついてませんが軟水です。
日本の水は軟水でヨーロッパの水は基本的に硬水です。
有名どころでいうとボルヴィックは軟水でエビアンは硬水ですね。
モデルもずばりボルヴィクです。ボルヴィクはフランスのオーヴェルニュで湧く名水ですし。
パリからオーヴェルニュを歩いて日帰りとは行けませんが、コウたちのいる王都はパリと似たような位置に設定してありません。その理由については後ほど。
王都に近くしたのは創作上のご都合です(苦笑)
○肥料として~
地味にローマ帝国問題です。
紀元前ぐらいのギリシャの学者さんが海草を肥料にと考えたらしいのですが……西ヨーロッパに伝わるかは……。
科学的にはどうなんでしょう?
その辺は生産チート系の作者さんにお任せです。
○鰹節のカビ
また菌です(苦笑)
カツオブシカビというのを材料につけるわけですが……カツオブシカビというのはコウジカビの一種……つまり麹菌の親戚のどれかとなりそうです。
特にカビ付けしないで自然にかびさせる製法もありますが、ヨーロッパでは無理でしょう。
もしかしたら麹にカツオの切り身を漬け込んで、ある程度たったら取り出して乾燥とかでもいけるかもしれません。
○出汁候補
通常、にぼしといったら鰯です。
干物で出汁というのはアゴ、トビウオの干物が有名です。
○昆布と若布
ノルウェーは昆布の輸出をしています。なので昆布はあります(時代が下ってから、輸出産業として外来種を持ち込んだ可能性はあります)
若布はわかりませんでした。




