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異世界で味噌と醤油をつくろう!『裏』  作者: curuss


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○サロン

 たんに談話室のことです。彼ら専用に割り当てられたサロンなので、彼らがいつもたむろっているのはこのサロンです。


○コウの「る」抜き言葉

 コウは「る」を省略したり、「ん」や「っ」に変えて喋っています。

 これはわざと表現していることです。ただ、どうしても変えられなかったり、変えたら理解しにくいところだけは変えていません。


○地の文のら抜き言葉

 作中人物はともかく、地の文にら抜き言葉があったらそれは脱字です。作者の不勉強の結果です。

 ごく一部、わざとの部分はありますが、ら抜きじゃなきゃ気に入らないところは表現そのものを変えちゃっているのでないはずです。


○手掴み回し飲み

 これであってるそうです。多くの文献で同じことが言われています。

 食事に一切の道具を使わなかったかは意見が分かれているはずです。

 スプーンはかなり初期に発明されていたはずですし、爪楊枝的な発想はあったと思います。食事用のナイフを爪楊枝にしたのかもしれませんが。

 また、汁物を個人にわける椀も実はあったんじゃないかと作者は思っています。でないと粥を食べるのに苦労したはずですから。


○片栗粉

 小麦から澱粉(片栗粉)を分離するのは非常に簡単です。

 練った小麦粉を水洗いするようにすればグルテンと水溶き片栗粉に分けることが出来ます。また、グルテンを利用した伝統料理も数多くあります。廃材の水溶き片栗粉も料理に利用していたようです。

 ただ、その技術がいつ頃から知られていたのかが調査できませんでした。

 また、水溶き片栗粉を乾燥させて粉末にすれば片栗粉に戻ると思うのですが、それもいつ頃から行われていたのかが調査できませんでした。

 もしかしたら紀元前のころから片栗粉はあったのかもしれませんし、中世のどこかで片栗粉として成立したのかもしれません。

 本作では水溶き片栗粉より進歩していないとしました。

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