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1 ダイイングメッセージは告げる 犯人はお前だ!

 一作目「癒し手の偽り~おお、悪役令嬢よ、死んでしまうとは情けない~」の続編。

 舞台は学園を離れ、神殿になります(ロサ嬢含めて、卒業しました)。

 シリーズ一作目のネタバレが容赦なく入ってきますので、ご注意ください。

 そして専門用語「ダイイングメッセージ」。これだけで、ミステリっぽい雰囲気に。


 ダイイングメッセージ。


 犯人に殺され、命の灯が無情にも消えていくその最中(さなか)

 無念のあまり、ただで死んでなるものかと、被害者が残る力のすべてを振り絞って残す、犯人へと到るメッセージ。


 青年は死体の右手の床を指し示し、戸惑いもなく、はっきりと告げた。


「犯人は、僕だそうです」



  ~・~・~



 霊廟の見張りは、一日に八回交代する。

 払暁――暁が夜闇を払拭し始めるのを合図に、見張りが交代する。

 扉の見張りは、一名。


 普段であれば北扉に二名、南扉に二名であるが、現在、大層重要な来賓が神殿内に宿泊している。

 更に明日には、これまた大層な来賓の予定がある。

 警備に衛兵、迎えの護衛と、人数的に限りの有る神殿の騎士達に、限りの無い多くの役目が割り振られた。


 つまりは、人手不足(ブラック爆誕!)


 加えて霊廟自体、扉が閉められてしまえば、専用の『鍵』以外では開けることができない。

 そして霊廟は、定められた祭事の時にしか開かれない。

 言葉を飾らずに言えば、見張りは置物である。


 北扉に一名、南扉に一名。

 速やかに見張りの人数が減らされたのは、当然の帰結だった。


 そしてその明け方、相方を減らされた騎士が一人淋しく渡り廊下を通って霊廟の入り口に向かうと、遠目からしても閉まっているはずの扉が開き、いるはずの見張りの騎士の姿が見えなかった。


 騎士が慌てて入り口に走り寄ると、遠目で見た通り入り口の両開き扉は大きく開かれており、見ようとせずとも、その惨状が目に入った。


 ――血溜まりの中、仰向けに横たわる一人の騎士。


 夜明けを告げる鐘が何度も、繰り返し何度も、打ち鳴らされた。

 本来ならば平和な朝を告げる鐘が、神殿中に凶兆を響き渡らせる。


 パーポゥ=ピポーパー、日の出からの当番騎士の、一日の始まりであった。




 第二王子を筆頭に四人が姿を現すと、気づいた者から先を譲り、まるで海が割れたかのように道が開かれた。

 霊廟へと続く道が、まるで花道のごとき様相を呈する。

 夜明けという時間帯のため、人垣のほとんどが朝のお勤めに起き出したのであろう神官や、見張りの神殿騎士だったが、中には寝巻姿の者も混じっていた。


 朱と金の混じる朝焼けの中、第二王子が金髪を輝かせ、慣れたように平然と先導するかのように渡り廊下を進んでいく。

 しかしながら、霊廟の敷地手前まで来ると。


「お待ちください、殿下。足元を」


 略式の騎士服姿で黙って後ろを歩いていたアンダロが、第二王子に声をかけてその歩みを止めさせた。

 佩いた剣には触らず、左腕に嵌めた魔法補助具である腕輪だけを操作し、まだ薄暗いと、飛ばしていた『明り(光球)』を引き寄せ、地面近くに漂わせた。


「北から――霊廟からこちら(南の渡り廊下)へ向かってきてる靴跡がありますが……ここで途切れてますね」

「あ、ほんとだ。これ、どう見ても、血だよな……」


 踏みそうだった、と呟いて横にずれた第二王子が、後ろに声をかける。


「ロサ、リリアム嬢、やはり、部屋に戻っておかないか?

 俺としては、あまり見せたくないんだが」


「お気遣いありがとうございます。

 けれども、わたしには、立ち会う義務があると思います」

「ナシー様、心配しないで、大丈夫だから!

 リリ様にも、ずっとくっついておくわ」


 きゅっと腕を組む二人の令嬢に第二王子は困った表情を浮かべるも、それ以上は言葉を続けず、また前に向き直って歩き始めた。


 そんなやり取りの間にも、アンダロは『明り』を操作して靴跡や周囲を照らして見ていたが。

 もう十分に顔を出した太陽、そして空を真っ赤に染めていた朝焼けの赤が一掃され、一面に青が大きく広がった空を見て、『明り』を消した。


 北へ伸びる白石で敷き詰められた石畳に、どす黒く、点々と続く靴跡。その先の、大きく開いた霊廟の両開きの大扉、その向こう。


 赤黒い血で穢された、清浄であるはずの霊廟の凄惨な惨状。


 輝かしい朝日の中、誰の目にもその光景は鮮明に映し出されていた。



  ~・~・~



 文化の国、芸術の国と名高いアルナシィオン国の『神殿』。

 その霊廟。


 白亜の床、白亜の石柱、穢れ一つない静謐な霊廟。

 その入り口。


 真白の床には赤黒い液体が広がり、白壁は赤黒い血飛沫で汚され。本来、祈りを捧げるに相応しく清浄だったであろう霊廟の入り口は、もはや見る影もなく。


 騎士姿の男が一人、血溜まりに沈み。

 野に打ち捨てられた屍の如く、己が血で汚した真白の床に、その息絶えた姿を晒していた。


「なるほど」


 少し離れた――三歩ほど離れた場所から、死体と周囲をつぶさに見ていたアンダロが一つ頷いた後、顔を上げた。

 その緑の瞳で一人一人の顔を確認するかのように見渡し、次いで、床の一点を指し示した。


「右手近くの床を見てください。血で汚れないよう、マントで上手く血を堰き止めています。

 そこに紋章が描かれています」


 投げ出された右腕、指先の床。全員の目がそこに集まる。


「キーパー侯爵家の家紋は『門』、四角に真ん中一本線の簡単な図形ですから、大変、描きやすかったでしょう。最後の力を振り絞って、自分を殺す犯人へ至るメッセージを残した。

 いわゆるダイイングメッセージというやつですね」


 その場に集まった大勢の人々が、一斉にアンダロを――アンダロ=キーパー侯爵令息、癒し手の専属騎士となった青年に顔を向けた。


 まだ夜が明けて間もないというのに、その場に集まった大勢の人々。

 衛兵は言うに及ばず、夜明けのお勤めにと起き出していた神官、神殿騎士の隊長や大隊長、果ては神殿の騎士を束ねる総騎士団長まで。

 そのお歴々に向かって、アンダロは躊躇いもなく、はっきりと告げた。


「犯人は、僕だそうです」

「は?」


 全員の声と心が揃った瞬間だった。

 一同は揃って唖然としたが、真っ先に再起動したのは、付き合いの長い第二王子だった。


「待て、ちょっと待て。

 ダイイングメッセージは分かったが、言葉を省略しすぎだ。

 説明を求める!」


 第二王子が勢いよく、続きを話せ、さぁ話せと促す(せっつく)

 その言葉に被せるように、後ろにいたリリアムが、誰の耳にも聞こえるようにはっきりと口にした。


「アンダロ様は、犯人ではありません」


 新しく、そして真に癒し手だと判明したリリアムの言葉に、その場にいた神殿騎士――総騎士団長が、真っ先に(こうべ)を垂れた。


「癒し手様の、仰せの通りに。

 皆、聞け! 癒し手様の仰せだ、専属護衛騎士(アンダロ=キーパー)殿は犯人ではない!」


 死の間際、残る力を振り絞って残されたメッセージ、それに告げられたアンダロ(犯人)に騒めいていた周囲も、総騎士団長の言葉を契機に落ち着きを取り戻した。

 アンダロが続ける説明に、皆が揃って大人しく耳を傾ける。


「僕が犯人だと――犯人だというメッセージを残して。

 見た所、服は整い剣は抜かれてさえなく、周囲に争った形跡は無し。マントで血を堰き止めてまで、紋章を描き残す余地を確保。


 霊廟には南北に扉――出入口がありますが。

 殺されたのは南扉の見張りですね。では、反対の北扉の見張りに証言を聞いてみましょう。

 きっと、僕が夜中……いえ、明け方前ですか。鍵を使って扉を開け、霊廟に入って行った、と言ってくれますよ。


 そして、これ見よがしに残された靴跡からして、南扉から延びる渡り廊下の、その先の見張りが僕が霊廟から出て来るのを見たと、証言することでしょう。

 他の東西の回廊でも、夜番の警備兵の幾人かが、きっと僕を見かけたと言ってくると思います。


 ……ただ、霊廟の敷地から出た所で、靴跡が唐突に途切れているのが不自然ですが」




 ・略図(神殿は湖上にあります)


  脳内参考イメージ(水上神殿)

  :フィラエ神殿

  :厳島神社 

  :しまばら水屋敷群


 

 |  北館:王子一行客室   |   

 | |ーーーー||ーーーー| |

 | |    ||    | |

 |西|    ||    |東|

湖| | 池  霊廟  池 | |湖

 |館|    ||    |館|

 | |    ||    | |

 |  ーーーー||ーーーー  |

 |     南  館     |  

  ー||ーーーーーーーーーーー

   ||     

 湖 ||    湖  

   ||←橋

   ||ーーーーーーーーーーー 

 陸| 下級の神官・騎士居住区

 地|      兼 訓練所 

   ーーーーーーーーーーーーーー  

        大聖堂




「つまり?」


「僕を殺人犯にして、専属護衛騎士には相応しくないと。癒し手の専属護衛騎士の座から引きずり降ろし、別の者を据えようとする(はかりごと)

 今、簡単に予測がつくのはこの程度ですね。

 どうあろうと、リリアム様の騎士を譲るつもりはありませんが」


「そ、そうか、簡単? 簡単か???

 ……誰だよ、アンダロを犯人にしようとした奴……」


「本当に、誰でしょうね、いい迷惑です。

 血飛沫が派手に飛び散っているので、犯人は返り血で血まみれだったはずですが。

 そうですね……僕の姿を見たという見張りははっきり見たとは言わずに、ローブ姿の者が通ったとか、誤魔化すような証言をするかもしれません。

 真実を告げる魔法(トゥルーorライ)対策にも、その方が都合が良いですし」


「……証言予測まで完璧かよ……」


 第二王子が困惑した表情を隠すことなく呟く。

 すると、我に返った騎士が、総騎士団長に問いかけた。

 一分の隙も無く正規の騎士服を着込み、総騎士団長の傍に控えていたコルク色の髪をした騎士が、気がかりな様子で第二王子一行と、外の渡り廊下を見遣る。


「硬直具合からして、それほど時間は経っていないようです。犯人はまだ近くに――神殿内にいると思われますが……」


 いかが致しましょう、と続ける間もなく、総騎士団長が大きく声を張り上げた。


「橋を、橋を落とせ!

 今の所、神殿を出た者の報告は受けておらん。犯人は神殿内にいるはずだ、絶対に逃がすな!」

「はい、直ちに! 橋と大門に伝えてまいります!」


 問いかけた当の騎士が光球を三つ上に打ち上げた後、一瞬の躊躇もなく身を翻し、駆け去っていく。

 指示を出した総騎士団長はそれを見送り、改めて第二王子達に向き直った。

 

「霊廟区域は湖上ゆえ、出入りの道はお迎えした、あの石橋のみ。それなくば、空を駆けねばこの区域からは出られますまい。

 そして空を駆けるほど目立てば、見張りの者が見つけ、必ずや討ち取りましょう。今であれば、見張りは数多くおりますからな」


 アルナシィオン国の神殿に所属するすべての騎士を束ねる、総騎士団長ハイトップ=ダンリダ。

 整えられた黒に近い濃紺(ミッドナイトブルー)の髪、黒紫色(ディープパープル)の瞳の持ち主で、壮年の威風堂々たる様は騎士を統べるに相応しく、力強い声は歴々たる騎士たちをも圧倒する。 


「先の『(かた)り』に容易く踊った、不甲斐なき我らではございますが。我ら神殿騎士は、癒し手様を守る為に存在します。

 新しき、そして真なる癒し手様を、今度こそ全力を尽くしてお守り申し上げます」


 総騎士団長が朗々たる声で宣言する。

 過ちを認めてさえなお、折れず屈せず前を向く偉丈夫。

 長く「癒し手」のいなかったアルナシィオン国において、代わりに神殿を導いてきた聖騎士とも囁かれる姿が、そこにあった。


「では、犯人を探すためにも神殿内を捜索し、返り血の付いた服や凶器を探すことになるでしょう。

 当然、ダイイングメッセージで名指しされた僕の部屋も、捜索すると思いますが」


 文官や新兵、いや生半可な騎士であれば圧倒されたであろう総騎士団長の決意を軽く流し、アンダロがあくまでも実務の話を進める。

 周囲から信じられない(空気読めよ)という視線が突き刺さるが、本人は至って淡々と話を続けた。


「僕の部屋の捜索は殿下――王家の立ち合いの下で、お願いします。

 調査と銘打って入った者が、返り血の付いた服、血まみれの凶器を部屋に持ち込み、わざとらしくも発見したなどとの自作自演、よくある話です」


「よくあってたまるか、そんな話」

 第二王子が思わず、というように呟きを漏らす。


「ただ、今この時点で、すでに僕にあてがわれた部屋に忍び込まれ、仕込まれていると厄介ですが。

 一応、僕の部屋の警備は自前の……いえ、殿下のついでとばかりに王家の方が用意してくださった者が警備をしておりましたので、恐らく大丈夫でしょう。

 警備の関係上、あてがわれた部屋も、入る前に一通り安全は確認しておりますので、先に仕込まれていたなら既に見つけているはずです」


「そうか……ついでにしても、警備を回してて良かった」

 第二王子がほっとしたように、胸をなでおろす。


「万が一、襲撃を受けて警備の者が殺されていれば、部屋から凶器なり何なり発見されると思います。

 なので、警備の者が無事でない場合、強硬手段を取ってでも神殿から脱出します」


「判断(はえ)えよ!?

 …………ほんと誰だよ、こいつを犯人にしようとした奴……」


「それは、僕も知りたいですね。

 リリアム様の、癒し手としてのお披露目に影を落とすなど、許しがたい」


 ――そういう意味じゃねぇよ。


 合の手はなく、第二王子は無言ではあったが。

 その場にいた者達は一人残らず、第二王子の声にならない声を聞いた気がした。


 そして、まずはと、急ぎ探し出されて、連れてこられた騎士。

 南扉での事件発生時刻の時分に、反対側――北扉の見張りをしていたという、騎士ドアノス。

 警鐘も騒ぎも知ってはいたが、まずは見張り終了の報告をと、上司の分隊長の所へ向かったという。


 そして、警備上最低限、と一人だけ残っていた詰め所で、分隊長が戻るのを待っていたという所を捕獲され、連れて来られて、キリッとした顔つきで述べた言葉が。


「まだ暗い中、ローブを被った方が来られて、鍵で扉を開けて霊廟に入っていかれました。

 あの『鍵』をお持ちなのは、総騎士団長様と専属護衛騎士殿のお二人のみ。

 背格好から、総騎士団長様ではなかったので、癒し手様の専属護衛騎士殿だと思い、お通ししました」


 固唾を飲んで聞いていた全員の、一瞬の沈黙と、半笑い。

 周囲の反応に焦ったような表情を浮かべる騎士ドアノスを、衛兵がスマートに尋問室へとエスコートしていく。

 それを見送っていた第二王子が、誰に言うともなく呟いた。


「なんというか……予定調和というか……。

 ああ、わかった!

 今の俺って、二周目の主人公に付き合ってるモブ!」


 全員が微妙な表情で連れ去られていく騎士を見送る中、第二王子だけは場違いに明るい表情を浮かべていた。


恒例の人物紹介

ミステリ作品では、世界観よりも優先してることがあります。

名前は、わかりやすく! 覚えやすく!

なので、こんな名前~、と思う心に蓋をお願い致します。


(神殿の騎士)


パーポゥ=ピポーパー

 気軽にピーポーパーポー君とお呼び下さい。

 夜明けで交代する予定の見張り騎士でした(過去形)。

 交代に行ったら、朝一で死体発見の不運な騎士。

 端的に言って、かわいそう。


ハイトップ=ダンリダ

 総騎士団長。

 ハイ(高い)、トップ(てっぺん!)

 ダン(団長)、リダ(リーダー)。

 凝った名前。

 でもきっと、作中では総騎士団長としか呼ばれない。


騎士ドアノス

 犯行時刻の、北側の扉の見張り。

 (殺されたのは、南扉の騎士)

 door(扉でドア)、north(北でノースでノス) 

 わっかりやすーい!


(探偵側:いつものキャラ)


第二王子

 ナッシンバット=シンボリック=アル=ナシィオン。

 作中で「第二王子」「殿下」「ナシー様」。

 なので、長い名前を覚える必要はなし。

 諸事情で、「日本」「転移・転生者」を既知。


ロサブラッシュ=ペティルス男爵令嬢

 作中では「ロサ」の愛称。

 ロサ(バラ)の赤い花びらから。王子の恋人。

 魔法の天才。


アンダロ=キーパー侯爵令息

「アンダーザローズ」を略してアンダロ。

 宰相の息子、キーパー侯爵家三男。

 癒し手(リリアム嬢)の専属護衛騎士。


リリアム=ロンギフロラム

 テッポウユリ、ロサ嬢からのみ「リリ様」と呼ばれる。

 野良の癒し手、アンダロ=キーパー専属護衛騎士の主。


 二話「オオカミがきたぞー!」

 明日の19時更新予定です、お楽しみに!

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聖女と勇者の御伽噺(短編)「だからあなたを守ります」
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神殿関連の御伽噺(短編)「いいえ、そんなことはありません」
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「これは政略結婚です」(異世界恋愛中編)
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アルナシィオン国がいかにして文化の国となったか「彼方にて幻を想う」
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― 新着の感想 ―
[良い点] 気持ちの良い予定調和、笑いました。 そしてこんなふうに地図を入れ込むとは!!! 表現の工夫とわかりやすさに「おぉー!」となりました。 [気になる点] えっ犯人誰?もう一話から登場してたりす…
[良い点] 探偵が早すぎる……! アンダロさん、犯人が連続殺人を起こそうとしても、序盤で犯人当てて止めちゃうタイプ! この人を標的に事件を起こしちゃったうぬ(犯人)の不覚よ。
[良い点] 第二王子の「……誰だよ、アンダロを犯人にしようとした奴……」に、ほんまやぞ…ってなりました。 犯人は、度外れて頭の悪いヤツか、アンダロのことよう知らんヤツですね!!!(物凄い名推理を披露し…
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