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四 悪戯っていう文字列からすらも興奮を感じ取れるって偉人がいったズラ

 小一時間で3000字ほど書いてウサギの実力とやらを見せつけてやったところでね。そろそろこう、もっとこう?


 講師たる孔子を行使じゃないケド、偉人がさもこういったズラみたいな悪戯でね、フロアを沸かせてみたくなくなくなーい。え、これからお風呂タイム、いいじゃないねえ。ちょうど沸くじゃん風呂がワクワク。


 悪戯っていえば思い出すのが、もうずっと前のことなんだけども。今までで一番萌えた思い出があって。何かっていえば女の子同士が密かに隠れてやってるような悪戯なんだけど。雰囲気としては「いたずら」に近いんだけど。僕がいたらまさに間に挟まっちゃう罪を犯すほどの危険があるんだけど。


 じゃんけんして。負けたほうがペナルティで、出した手と同じかたちに足を開かされるわけよ。勝ったほうは悠々と追撃で、自分の足で相手の足を広げてさらに容赦なく引っ張ってすらいいっていう、まあ遊びなんだけどね。


 すごかったのは、同じクラスの(転生はしてないし令嬢でもないけど)黙っててもバレてるレベルで僕のことが好きな女の子と。その子ほどじゃないけど、僕のことをかなり意識してる女の子の二人組が。


 ちょうどこのゲームをしてたのね。んで好き子が負けて、意識子が意地悪っぽい感じでぐいぐいと足を広げていくわけですよ。キャーっていう好き子の黄色い悲鳴。


 なぜなら…そこに俺がいたからでして。


 ちょうどいいタイミングってのはまさにこのことで。たまたま通りかかったもんだからさあ大変。嘘でしょ、って思いながら、敗北ペナルティで両脚を無防備に左右にがっつり開かされて、さらにぐいぐいと意識子の足先で強引に広げられて。


 どうしようもなく開脚させられながら身体も目線も下がっていこうとしてる好き子と、ちょうど真正面からガン見で見合うかたちになって。特等席じゃんねえ。え、みたいな。それに、つまり好き子の動揺と恥じらいに即気づいた意識子も悪ノリして、さらに責めるわけじゃん。


 不安定な力の入らない体勢で、密かに好きな男子に目の前でガン見されてる恥ずかしさを感じながら、どうすることもできずにどんどん無慈悲にこれでもかと両脚を開かれていく好き子。にやにやが止まらない意識子。


 いや、何ならでいえばお前も俺のこと好きやろ。(笑 クラスに何人かいる俺のことが、好き子「ああぁあーっ!?w ちょおぉーっとぉーっ!//」とか、嬌声を上げちゃってる。超ドびっくりレベルの、まさにいたずら。


 ほんとすごかったよね。どうにか抵抗しつつ両脚を閉じようとしてぜんぜん閉じられてない好き子。超どきどきしてたと思う。もう心臓ばっくんばっくんだったんじゃないか。「意識子ぉ!」って哀願に対しての「駄目だよぉ」っていう意識子の台詞がまた悪戯って感じでさらによかったですわー。


 好きな男子に目の前でガン見されてようが、じゃんけんの敗北ペナルティを回避することは許されないのです。


 結局、周りの目もあるしで漠然と終わったんだけども。僕のこと好きなの隠してるけどバレてる好き子が、僕のこと意識してて好き子が僕のこと好きなのも知ってる意識子に、どうすることもできずに無理やり開脚されてく姿?


 シュクァーーー。ワンハンドレッドフィフティー。いやー感動ものでしたね。もう最高過ぎですよそのショーは。俺はエッセイ界隈の皇帝かっつーの。(笑 好きな男子に目の前でガン見されながらっていうところがまたいいわよねえ。


 むしろ僕が好きなのはまた別の本命子だったんだけどね。クラスをぐいぐいリードする、妖艶で奔放な明るい子で、まさにティアシーのエリィみたいな! さばさばしてて、大胆なあててんのよ感で。ぶっちゃけモデルにしてるしな。


 人生にIFはないけど。本命子に対してもっといたずらを積極的かつ日常的に繰り出していけばよかったなぁって。ただそれだけがね。何しろティアシーのエリィみたいな美脚だから。本当にきれいで最高だったのだわ。


 そこから今に至るまでずっと美脚が好きでしてね。えっ何このエッセイ。やっぱり原点はその本命子の美脚そのものなんだよねえどう考えても。あのときどうしてもっと積極的にならなかったんだろうって思うことありますわよねえ。


 また別のタイミングで、本命子が横の席に座ってたんだけど。魅惑のマシュマロふとももをぴったりと閉じ合わせてくっつけた状態で座ってる本命子の。デニムのミニスカの裾辺り、脚の付け根を超ガン見してたのよ。何しろあまりにもね。


 僕の視界には当然、今まさにガン見してる本命子の超まぶしい美脚しか入ってないわけで。そしたらすごーく控えめに、そっ……って添える程度に。脚の付け根に本命子のかわいい両手が、おじぎするみたいに添えられたのね。通じた! じゃない、ガン見しないでくださいってことじゃん。あぶねっ。(笑


 他にも、本命子の後ろの席に座ってたとき、本命子が一瞬椅子から身体を浮かせて何かしてた隙に、すかさず手近にあった太い棒みたいなのをさっと椅子の上に置いたんだよね。座ってすぐ、むぎゅっ、びくってなって、「ちょぉっとぉおおおーっ?!w」って声いただきーってなったんだけど。


 爆笑したのが、近くに僕と仲のいい悪戯好きの男子が座ってて。一瞬でそいつが真っ先に疑われてるんだよね。真面目で純情だと思われてるからまさかそんな大胆なことするはずないって。それがおかしくて。悪戯いいなあ。お、俺じゃねえよ、とかいってて。そのことも含めてめっちゃ面白かったんですよねえ。


 考えてみれば好き子も意識子も本命子もかわいいほうのトップから数えるほど利発で積極的でクラスをリードしてる存在なわけでしょ。そんなよりどりみどりの状態ってのがもうラノベみたいなもんじゃんねえ。そのよりによって本命子の、恥ずかしがりながら少し非難してる流し目、嬌声、た、たまらない。(笑


 でも本命子は僕のことをそれほど好きじゃなかったみたいなんだけどねえ。それが一番、僕にとっては人生の厳しさだったのかなって。本命子はどこか複雑な表情を俺に向けていたっけ。いったい誰だったんだろう、本命子の本命は。


 自分が一番好きな人が、ただ、自分を好きでいてくれる、それだけのことがどうして、叶わないんだろう。バシッ、いってーな、何だよ、書いてんじゃんエッセイ。もーっ、悪戯っていうお題なんだぞーいいじゃないかー。ミサトさんが書けっていったんじゃないかー。アスカー、綾波ーーー!


 意識子に対してもね、悪戯、してまして。何となく意識子と廊下でじゃれ合ってる最中に、不意打ちで股間を蹴り上げる大胆なモーションをかましてやったのよ。キャッ! とかいってびっくりするあれね。(笑 真面目な俺がそんなことするとは夢にも思わないから、ずざっと身体を引きつつ手を添える意識子。


 何しろ真面目なもんで、能動的にこの手の行為ができた超レアな体験だからねえ。意識子の両脚の付け根に吸い込まれていかんとするつま先、電撃的にびくっとして思わず腰を引いてる意識子の姿たるやって感じで。


 真面目だからぎりぎりで寸止めしてしまったのが惜しかった。せっかく悪戯ってお題でエッセイ書いてるんだから、連続ヒットくらいさせて、座ってしまったところを両足首を掴んで持ち上げて無防備な体勢にして、ががががってやりたかったね。意識子だったらそれくらいはいけたんじゃないかな。空想ではいくらでもできるけどね。この話はほぼノンフィクションだからね。


 またさらに違う場面だけど。いくつあるんや悪戯が。懲役やないか。まあいいとして。さっき疑われてた悪戯好きのほうの男子が、また別のこれまた地味かわいい地味子に対して、大きい机に何人かで座った状態で正面にいる地味子の足のあいだを、机の下から、伸ばした足先でぐいぐい押してたのよ。すかさず俺も、足を伸ばして地味子の股間をぐいぐいしてみたんだけど。


「ちょっとぉ・・止めてよぉ・・あぁああっ?!//」みたいに、段階的に高まっていく嬌声を いただきましたー! さらに追撃しようとしたら、さすがに恥ずかしくて思わず腰を引いちゃってるところがまた最高でしたね。


 ちなみにどういうわけか、この悪戯の少し後に、地味子からバレンタインチョコもらったんだけど。え、っていう。よっぽど電撃的だったんだろうか。僕のことを好きな子は都合4人くらい同時にクラスにいましたからねえ。


 遠足で自然観察なんてすれば、何だかんだ僕のことを一番好きな好き子は、僕の後ろにずっとぴったりついて歩いてくれてるとか、そういう健気なところもあったっけ。そうそう、高さのある足のつかない鉄棒で、棒の部分に足の付け根を乗せるみたいにしてる好き子を、好き子と仲のいい男子がね。


 好き子が好きなのは僕だって知ってるその男子が、好き子が目の前に立ってる僕を鉄棒の上から見下ろしてるのを知ってて、おもむろに好き子の頭の後ろに手を添えて、ぐりん! って前に回したのね。好き子はぶらーんってなりながら、「……!//」って、声すら出せないレベルで悶絶してんの。


 好き子と仲のいいその男子は、好き子と俺の関係性を知ったうえで、若干以上の嫉妬もありつつ、好き子の隙をついて僕の前で恥ずかしがらせようと。無理やり前回りさせて、そんな無防備な嬌態をにやにやと眺めてるわけで。


 やっぱそういうのが悪戯、いやさいたずらとしては上級者なんだろうねえ。遠くから見ただけだけど、別のクラスの女の子たちが5、6人でじゃんけんしてて、負けた子に敗北ペナルティで何人もで手足を捕まえて、別の女の子がにやにやしながら股間をまさぐるみたいなのもやってたからね。


 それも結局は、僕が覗いてるのに気づかれて、あ、男子が見てる、みたいに漠然と終わってて惜しかったな。どうしても女の子同士でのいたずらだから、よっぽどのことがないとね、そこに挟まるなんてことはまあできないもんスよ。


 まあそんなこんなで、クラスをよく観ればそこらじゅうで女の子同士でいたずらしてるわ、キャーッ!// っていう嬌声が聞こえてくるわで毎日がパラダイスでしたね。皆さんはそんなバラ色の人生を送った経験ありませんか。ぜひエッセイでね、そういう悪戯のたのしさってもんを、表現してみては。


 偉人がそう、いったズラ。お前かーい。ほなな


新作のラノベ「ティアシー」をお楽しみにね!

https://ncode.syosetu.com/n8604hs/1/

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