二 みんな大好きオリジナリティの話についてウサギも一家言してみたケド
創作の学校に通ってるんですケドぉ! いや、そこは肩書きじゃなく実績で語れよ…。やれやれ。僕はテーブルの上に置いた飲み残しのコーヒーが入ったマグカップを引っ掴むと。ぐいっと一気に流し込みひと息ついた。ヨシッその意気だ。
やってやろうじゃねーか、いいぜ、その、何だ、何だっけ、あれ、オリ、オリオリオリオー、オリジナリティね。バシッ。そういうのいいから。いや一応、みんなが期待してる滑りをクリアしないと"滑走"って競技にならないじゃんって。(笑
滑走、喧噪、アーカンソー、あかんそう! どんっ。まあいいとして。準備運動も済んだことだし、界隈で諸々いわれてたことについて語っていくぅー。
1:特化型にすると界隈ではもちろん受ける。逆に受けないようじゃ困るんですよね
2:どうも特化型の作品を界隈以外で目にすることがない。意外だったが腑に落ちた
3:解析していくと僕はあえて特化型じゃない表現を選んでるからどこにでも行ける
4:逆に特化型に比べればそりゃその界隈ではさほど受けないという制約はあるけど
5:でもどんな場に出してもそれなりに伸びる可能性を残せるのはありなんじゃない
6:テンプレを使いたくない、形無しにならないことくらい把握してる、最後の部分
7:アウトプットの終盤で僕はもうちょっと自由に、好きなように書いていたいだけ
8:書いてーいたいだけーとぅるっとぅっとぅるー何で今歌みたいにしたんですかー
ああー俺の好きなようにー、書いてーいたいだけなんだー、とぅーららー、おわかりか。そりゃ形無しにしてしまうほどの五里霧中なんてほんっとに昨日今日始めたくらいの素人さんじゃないスか。まずインプットからっしょ。
何百かそれ以上って名著名作を読んできた人生は。作品だってそれなりの文字数のものを10以上は完成させてますケド。
ただ、その最低限度の名著名作から形を学ぶ守破離の部分はもちろんクリアしてるものとして。何だろうテンプレを使いこなせるか以前に、もうそこでそうしてしまうこと自体が、どうしても界隈特化型っていう弱点をも内包してしまうんだよねえ。
だから非なろう系っていう逆張りのテンプレ? もまた生まれてしまうけども。いっそいいじゃんってなるけどな。僕なんてそういうゴーイングマイウェイな天邪鬼のことを好きなくらいですわよおほほ。かっこよくて。
今のは天邪鬼だ、あまのちゅう、あまのきょうまで残されてるしな。俺のオリジナリティを受けてみろってね。
ティーはティーでも飲めないティーは、界隈特化型にすれば伸びるじゃんねえっていう固定観念を押しつけられて、自分がどうしても好きなように表現したいからやっていきしてる大事なスタイルを無下にされる、非オリジナリティじゃんね。
俺は、使わんケド、テンプレは。ほなな
新作のラノベ「ティアシー」をお楽しみにね!
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