前編
「」トナカイ
『』サンタさん
皆さんは、サンタさんのイメージどんなイメージ持っていますか?これからお話するサンタさんは少し変わったサンタです。
僕は、トナカイです。最近のサンタさんは、食事が豪華である。キャビア・フォアグラ・トリフといった三大珍味を毎日、朝昼晩と食べている。僕たちの食事は普通の食事で、サンタさんだけがいつも豪華な食事を楽しんでいます。そんなサンタさんは、最近気にしていることがあります。それは、生活習慣病という病気を気にしているようです。つまり、サンタさんはメタボなんですよ!!メタボ気にしてるわりに、気にしてないんです。
「サンタさん、ちょっとは痩せたらどうなんですか?」
『なにをいっておる!!わしわ、痩せたじゃないか!!』
「いやいや、どう見ても痩せてませんよ?」
『そんなはずわないぞ?きちんと、サーフィンしてるし、ジョギングだって2分してるし、たくさん食べてるし、何の問題もないぞ?』
「いや、ちょっと待ってください?サンタさん、サーフィンしてるの?」
『そうじゃぞ?』
「え~!!初耳」
『そうじゃろ?わしわ、えらいのじゃ』
「偉くないですよ?サーフィンしたくらいで!!」
『でも、やめたぞ?』
「えっ。早くないですか!!」
『もう、腰が痛くての~』
「それは、年ですね」
『そうじゃぞ』
サンタさんは、夏はたまにサーフィンにこってるらしい。毎年やってるんだけど、すぐにやめてしまう。こりないサンタさんです。
『そうじゃ、トナカイ!!』
「なんでしょうか?サンタさん」
『久しぶりに、君の背中に乗って移動したいの~』
「えっ?いいですよ?」
(そりの準備をする)
「それじゃ、いきますよ?」
『いいぞ』
「それ!!」
『どうした?トナカイ』
「サンタさんが重くて、動きません!!」
『なんじゃと!!わしはなにも重たいものもってきておらんぞ!!』
「あ・ん・たの脂肪が重いんだよ!!」
『なんじゃと~!!』
サンタさんは、ひどく落ち込みました。サンタさんはついには、自殺をすると言い出したのです。
「サンタさん、やめてください」
『わしをとめるんじゃない!!』
「痩せればいいことでしょ?」
『わしにはむりじゃ』
「無理じゃないですよ」
『そうか?じゃあ、ダイエットやってみようかの~』
「はい!!」
サンタさんは、ダイエットを始めました。最初は食事制限をやって、そのあとに運動増やしたり、早めに寝たりしていました。規則正しい生活をした結果はもちろん、いい結果がでて、スマートになりました。
「サンタさんやりましたね!!」
『そうじゃ、わしもできるんじゃな~』
「うん」
『さぁ~何食べよう~』
「ちょちょ、サンタさん!!」
『なんじゃ?』
「痩せたんだから、すぐにリバウンドしちゃうでしょ!!そんなに食べたら」
『え~』
「え~じゃないの。その食事は僕が食べます!!」
『いやじゃ!!』
「いやじゃありません!!」
『少しだけでもだめかの~」
「だめです」
『けちけちトナカイ!!』
「サンタのおたんこなす」
『この生意気なトナカイ!!』
「えっ?」
『わしはこれを食う!!』
「あ~!!」
サンタさんはみるみるうちに、リバウンドし始めた。こうしてるうちに、冬がやってきました。
2015年12月25日・・・・
「サンタさん、働きに行きましょうね!!」
『そうじゃうの~』
「どうしたんですか?」
『いやの、男の子から願いことなんじゃが、ちょっと叶えられない願いがあって』
「なんですか?」
『ママに会いたいっていう願い事があるんじゃよ』
「会わせてあげましょう!!」
『どうやってじゃ?』
「サンタさんの魔法があるじゃないですか?」
『いやじゃ!!使いたくない!!』
「なんで!!」
『これはわしのじゃ!!』
「子供のために使ってあげましょうよ」
『いやじゃ!!』
「いやじゃありません!!」
『え~』
「え~じゃありません!!」
サンタさんは、魔法を使うのが嫌がっているようです。どうしたらいいのでしょうか?困ったサンタです。最近のサンタさんは、ぐれていて性格もそんなに良くなく、欲張りサンタです。
「ほら、そろそろ行きますよ!!」
『わかったぞ』
こうして、サンタさんはみんなのところにプレゼント行きます。