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美術部ってさ!  作者: 久世 かやの
第五章 ~なんのかんの言っても、文化祭の華~
36/39

「引退の打ち上げとか、やんないの?」  7

「じゃあ、冬馬の引退に。三年間お疲れ~」


「お疲れ!」


「どうも…」


冬馬は少し照れた後、苦笑いすると答えた。


「あ、そうだ冬馬…絵、持って帰る時、あんま人に見られるなよ?」


グイっと、コーラを飲み干すと榎本が言った。


「あ、バレてましたか…コッソリ持って帰ろうと思ってたのに…」


「あはは…引退した三年生で部室に残ってる奴は、ほとんどそうだよ」


「…なるほど」


「ははは…」


椿は二人のやり取りを見て、笑った。


「お前ら、社会人になったら、一緒に酒飲もうな~」


「いいっすよ~」


「おごって下さいね…」


「いいぞ~きっと、あっという間だなぁ…」




校内が片付けでにぎわう中…


静かな美術室で、三人は焼きそばとタコ焼きとコーラでおおいに盛り上がった。



(おわり)

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