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美術部ってさ!  作者: 久世 かやの
第五章 ~なんのかんの言っても、文化祭の華~
35/39

「引退の打ち上げとか、やんないの?」  6

「社会人になった時…学生時代に描いた自分の絵を見ながら、お酒とか飲んだら楽しそうじゃないですか?」


「ああ、それいいなぁ」


冬馬と椿は、その様子を想像して笑った。


「何か楽しそうだなぁ…」


笑い声を聞きつけた榎本が、美術準備室から顔を出した。


手にはカップ焼きそばと、タコ焼きと割りばしが握られている…


「先生…そのタコ焼き、昨日の模擬店で買ったやつですか?」


冬馬がたずねた。


「お、知らんのか?季節限定で、学食で売ってるんだぞ」


榎本はそれらをペットボトルが置かれたイスにのせ、イスを持って来ると座った。


「へぇ~知らなかった。オレふだん弁当だから…」


「自分も…」


「一緒にどうだ?昼まだだろ」


そう言って榎本は、割りばしを二人に配った。


「あ、じゃあ、コーラ飲みます?」


椿がコーラを注ぐと、紙コップを榎本に手渡した。


「お、サンキュ~何か宴会っぽくなってきたな~乾杯しよう、乾杯」


「え、何にですか?」

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