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美術部ってさ!  作者: 久世 かやの
第二章 ~美術部だから絵が上手いんだ~…と言われると、ムッとする~
19/39

「入賞するには?」 9

「冬馬は何で美術部に入ったんだ?」


「え、そうですね…着彩好きだし…ボーッと出来るから?」


「ふ~ん…将来、絵で食ってくとかは考えねーの?」


「ははは…ナイナイ…ムリですよ、ははは…」


「もったいねーのな…ま、いっけど…」


椿はそう言うと、立ち上がった。


「また来るわ~じゃあ、邪魔したな」


「ええ、いつでもどうぞ…」


冬馬は筆を止め、椿を見ると笑った。



椿が秋山の方を見ると、作品に没頭している姿が目に入った。


部室を出て行く時、他にいた部員の絵を描く姿を見ながら、椿は静かな美術室を出て行った。



(おわり)

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