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導入部6―黒龍覚醒ー

・各話基本的に3000字くらいで文量をユルく書いていきます。

・更新は本編優先なので不定期です。

・本編で煮詰まったり、息抜きしたい時にちょこちょこっと書けるものが欲しくて書いています。


 

 黒く深い闇の中にいた。


 何も感じない。


 喜びも怒りも哀しみも感じはしない。


 あれほど馴染み深かった痛みすらも、もう感じることはない。


 体を貫く冷たい金属の冷たさ。

 穿たれ体に穴を開けられる痛み。

 体の中を灼熱で焼かれる熱さ。

 両眼が爆ぜる痛み。

 四肢を引き裂かんばかりに軋む四肢の音。

 両腕が()げる痛み。


 全てを出し尽くし、体が内部から融ける痛み。



 あの気の狂いそうな痛みすらも、今はもう感じることはない。


 虚無の中を、上も下も前後も左右もなく漂っている。


 その何も感じることのない空間の中で、黒龍――クロウシスケルビウスは思う。


 ――そうか、これが死か……と。


 長大な寿命と頑強な体故にトンと縁遠かった『死』という結果を受け入れながらも、一つ不満があった。まさか、死してなお思考を巡らせることができるとは思っていなかった。

 懊悩とした日々から脱し、何もかもを失い――その魂魄に至るまでも消え去り無に帰すのが死だと思っていただけに、死んでもなお思考を持つことを強要されるとは、まったくもって真の安息とは何なのかということを考えさせられる。


 自分の生涯について振り返れば、様々なことがあった――だが、やはり最後の五百年。


 あの少女と出会った時から、自分にとって真の『生』が実感できる日々だったと思う。


 そして最期の時も、あの者達――あの者――あの娘を生かすために全てを使い切った。


 ――満足のいく死だった。


 いつしか宿敵となっていた存在を討ち滅ぼし、誓約を果たし――逝ったのだ。


 ならばもう、思い残すことなどない――この後に続くことなど蛇足だ。


 今得ているこの状況すらも、自分の死の余韻を邪魔する余計な合間だと思う。


 何も出来ず、何も感じない世界で思考だけが明瞭とは……人間のように矮小で脆弱な精神を持っていれば、恐らくすぐに精神に異常をきたして狂うだろう。


 この状態がどのくらい続くかなどは、クロウシス如き(・・)には考えの及ばぬところだ。だが、生憎とクロウシスは数百年に渡って暗く深い闇の底で過したばかりな上に、その前は数千年に渡って独り隠遁暮らしをしていた身だ。

 この程度の虚無感で狂うほどに可愛げのある精神はしていないし、何よりもそんな醜態を晒すことなど誇り高きドラゴン族の末裔にして偉大なる始祖龍の血脈を受け継ぎし自身の矜持が赦さなかった。


 意識を平らにして、感情の起伏を無くし――自身が無となる。


 それが孤独という()をやり過す一番の方策だ。

 今回もそれを実行しようとしたのだが、クロウシスはある違和感を感じた。

 

 いつも通りに精神を制御し、全ての感情を自戒して起伏を無くす。だが、それでも自分の奥底で得体の知れないモノがざわめいている。その正体を冷静に分析する内に、クロウシスは自身が宿しているその感情の正体に気づいて驚愕すると同時に、納得した。

 


 ――そうか、これが本当の『孤独』か。



 納得すると同時に、初めて意識して味わう孤独の空虚さを噛み締めて、如何にあの少女との誓約――絆が自分にとってどれほど大きな支えとなっていたのか、ということを今更ながら感じていた。まさかドラゴンの――それも黒龍である自分が『絆』や『心の支え』などという言葉を理解し、それを感じる日が来るとは思ってもみなかった。


 ――長く生きると様々な発見があるものだ。


 自嘲気味な感情を感想として洩らしながら、クロウシスは孤独を感じていた。

 

 孤独とは即ち精神的な飢えのようなものだ。

 肉体的な飢餓は、食物を得られなければ飢餓状態となる。ならば精神にも飢餓があっても何らおかしくはない。それが精神的な飢餓――孤独なのだろう。


 これからジワジワと自らの精神を蝕むであろう、その飢えに打ち勝つことができるかどうかは分からない。だが、一つだけはっきりしていることがある。

 たとえ精神が蝕まれ、自分が醜く浅ましい存在へと成り果てようとも――


 ――自分の決断と、その結末を後悔したりはしない。


 自らの誇りと、あの少女たちの想いにかけて――断じて悔やみはしない。


 それだけを固く信念として据え置き、クロウシスは意識を沈み込ませていく。

 その時、薄れる感情の中に声が聞こえた気がした。

 このような死後の世界で聞こえる声など、それこそ幻聴か――死神の声だろう。

 クロウシスは気にすることなく、限りなく無に近い精神を構築していく。そこに『孤独』という棘を刺したまま、静かにゆっくりと……。


 闇深き深淵に漂う黒龍の御魂は、静かに揺蕩(たゆた)う。

 その黒き御魂を包むように突如として現れたのは、巨大な光の螺旋だった。何条もの数え切れないほどの光の線が渦を成して渦巻き、壮大な螺旋を描いてクロウシスの御魂を包み込む。

 そしてその大いなる力は言った。



 ――高潔なる魂を宿す黒き龍よ。


 ――汝は選ばれた。



 光の渦に包まれた黒き御魂はその直後、黒い炎を燃え上がらせた。

 その様は、まるで新たな命を得たかのような光明たる漆黒の輝きを放っていた。


                   ◇◆◇


 吹き抜ける空虚な風が、新たな世界の騒乱を虚しく囃し立てるように吹き抜ける。

 数十万の人間、エルフ、魔族の三大軍勢が空を仰ぎ、孤立した三人の君主が見上げる空で、世界を再び狂乱の坩堝へと誘うべく、扇動者レダが災厄の火種を点火させようとしていた。


 尖塔のように起立した巨大なレダの偶像は、手から黒い光を放っている。その光は魔法に精通した者ならばこそ分かることなのだが、霊子や魔力ではなく純粋な神霊力(マナ)に闇の意志を織り交ぜた恐ろしく高度な手法だ。

 世界的に見て、魔法の知識も技量も最高位の存在であるシエアやレグイエでさえも、霊子や魔力の根本であるマナを直接扱うことは出来ず、また過去にそれを成し遂げた存在というのも、目の前のレダを含めて数名しかいないとされている。

 魔法を行使する者としての技量の差を見せ付けられ、シエナとレグイエは悔しさを滲ませていた。その様子を横目に、ゼノンは手に握る剣へ視線を落とす。



 先王の死後、若干十と四の歳で国王に即位した。

 周囲には若すぎる王を傀儡にしようとする者、取り入ろうとする者、蔑む者、侮る者、見渡す限り内政における敵だらけな上に、中央集権主義だった前王の死により瓦解し掛けた王政につけこもうと外敵も多かった。

 ユギル将軍のように清廉潔白な堅物ばかりなら良かったのだが、生憎カイザルクの内情は混沌としていたのだ。そんな混沌をゼノンはこの剣一本で調伏してきた。

 混乱した国の内情を逆手に取って私腹を肥やす者、官権を私用して目に余る横暴を働く者、派閥を作って国家の転覆を画策する者、敵国に内通する者、そんな連中を確かな証拠さえ押さえれば王であるゼノン自らが出向いて斬り捨ててきた。


 横暴、狂気、鬼畜の王。


 王宮は人間は口々にゼノンのいき過ぎた私的な制裁行為を罵ったが、そんな言葉をゼノンは歯牙にも掛けなかった。


『後ろめたいことがないならば、怯える必要などない』


 その一言で臣下の進言を一蹴し、王国に蔓延る害虫の駆除を続けた。

 そしてその行為に対し、横暴な官位の行為に煮え湯を飲まされ続けてきた民衆が称賛の声を上げたことにより、ゼノンは国民を味方に付けた。

 王城と領地内から一定の膿を出したところで、国外に対する対応にもゼノンは強く引かず媚びない姿勢を貫き、度重なる侵攻に対しても志願した兵たちの先頭に立って戦った。


 内政も外交も、最初はこの剣一本の力で全てを成し遂げてきた。

 それが最善だった、などとは思わないが――省みることもしない。

 そしてこれからもここぞという時は、この剣に頼るだろう。


 軟派な武道派であるゼノンには、それ以外のやり方を知っていてもまだるっこしく感じる。特に相手に複雑な事情がないのなら、尚更のことだ。

 剣の柄を握り直して、空を見上げる。


 ――相手が伝説の魔人レダと異界のドラゴン?


 ――上等だ。


 ゼノンにとっては、切り伏せて解決する上に、後事の面倒がない相手は大歓迎だった。

 


 相手が純粋な神霊力(マナ)を扱っている以上、その行使中に下手に手を出して術式が暴走を起こせば甚大が被害が出る可能性がある。自分たちだけならばそれも厭わないが、ここにいる各軍勢を今失うことは出来ないために、シエナもレグイエもこれ以上の手が出せないでいた。


 そして術式は発動し、黒いマナがレダによってドラゴンの遺骸へと注ぎ込まれていく。その光景を――恐るべき力を持つ敵の誕生と、それを使役する魔人の行為を見ているしかないという無力感と焦燥感がそこにいる全ての者を支配していた。



 ――そんな時、その異変は起きた。



 レダの両の掌から放たれるマナを注ぎ込まれていたドラゴンの躯から、突如として黒い球体が迫り出してドラゴンの体を完全に包みこむほどに肥大化する。それは美しいまでの完全なる真円を描き、その巨大な黒真珠を思わせる漆黒の球体は、まるで黒い月のように静かに宙に浮かび、さながら果てしない怪物の卵のようだった。


 レダは両手を大きく開き、まるで世界を統べる支配者のように大仰な仕草でゼノンたちを見下ろして言葉を空へ綴る。


『諸君、ここに破滅を齎す腐臭の化身が誕生する。諸君らはその誕生を目撃す――』


 レダの陶酔したような文字が途絶える。

 両手を広げたまま硬直するレダを訝しげに見ていた三人は、すぐにその(・・)異変に気づいた。それは――音だ。


 この世界には当然存在しないが、例えるならばそれは低い機械的な動力の駆動音のような音だった。低く重厚な音――彼らの大部分が連想したのは、巨大な生物の唸り声――いや、鼓動だろうか。


 その音の発生源をわざわざ探すような愚かな者も、その場には当然いなかった。音は黒く巨大な球体から発せられている。

 不気味な音が鳴り続け、術式を完成させたレダすらも空に浮かべていた文字を中断させて、その黒球に注視していた。その様子にゼノンは違和感を覚え、もしかするとレダにとっても予想外のことが起きているのかもしれないと考えた。


 レダを含めた全ての者が見守る中、黒球に異変が起こる。

 球体が突如として凝縮し始め、巨大な黒球はその体積を見る見る内に縮めてゆき、遂には黒球の中からドラゴンの長い首と尾が現れる。凝縮は止まることなく、最終的にはドラゴンの躯の中へと消えていった。


「「「……」」」


『……』


 それっきり何も起こらない状況にゼノン、シエナ、レグイエは困惑し、レダ自身も広げていた両手をダラりと下ろして、どこか呆然と術式を掛ける前と寸分違わない状態で宙に浮くドラゴンの躯を見つめていた。


 そこにいた誰もが、扇動者レダによる不死魔法の失敗(・・)という予想外の結末へと事態を結論づけようとし始めた時、それは起こった。


 ドラゴンの体表に白と黒に輝く紋様が浮かび上がり、先ほどと同じ低く重い音がまたも周囲に鳴り響く。その不気味な音に誰もが不安を掻き立てられ、何か恐ろしいことが起きる前兆のように感じられ言い知れぬ不安を感じていた。



 そして――それは始まった。



 ドラゴンの躯に発現した紋様が突如として激しい輝きを放ち、凄まじい勢いで何か(・・)を吸収していく。それは様々な色をした光のようなものだった。


 赤、橙、黄、青、緑、藍、紫、白、黒。


 まるで世界にある輝く色の全てを貪欲に掻き集め、その全てを吸い込むようにしてキラキラと光る虹色の奔流が全てドラゴンの躯へと凄まじい勢いで流れ込んでいく。


 

 その神秘的だが、何処かおぞましい光景に生物たちは本能的に身震いした。


「あれはまさか……いえ、そんな馬鹿なことが――」


「シエナ女王。僕も同意見だよ」


 シエナの呟きを聞きとめたレグイエが険しい表情で空を見上げている。その答えにシエナも同じように険しい表情で空を見上げた。


「おいおい、二人だけで納得してないで余にも状況を教えてくれ」


 ゼノンの声にチラりとシエナがゼノンを見てから、再び空へと厳しい視線を送る。


「ゼノン王。あのドラゴンの躯が吸収しているのは紛れも無く――神霊力(マナ)です」


「え……霊子や魔力じゃなくて、か?」


「あぁ、純然たる魔法と奇跡の根源であるマナをカブ飲みしているんだよ」


 ゼノンの呆然とした呟きにレグイエが注釈し、ゼノンに離れるように手で合図して、再度高位魔法による攻撃呪文を展開する。

 巨大な魔法陣がレグイエの足元に展開され、そこから呪紋と死霊が浮かび上がり始める。同時にシエナもまた両手を広げて祝詞を詠唱し、いつの間にか再び厚く閉じていた雲海の隙間から斜光が射し始める。

 そして各呪文を解放しようとした瞬間――二人に対し巨大な魔力の奔流が降り注ぎ、呪文解放時の硬直で身動きの取れない二人が咄嗟に魔力障壁を張るが、押し寄せる魔力の力は強力でその程度の障壁は易々と貫くことが予想された。

 だが、その攻撃は二人の張った障壁に届く前に、何かにぶつかって激しい拮抗の末に打ち消され霧散した。それを成したのは剣を正眼に構えたゼノンだった。


「おーあぶねぇ」


 ニヤっと笑って攻撃をしかけたレダに対し不敵な笑みを浮かべるゼノンに苦笑しつつ、シエナとレグイエは魔法を発動させる。

 再び天上より降り注ぐ極光と地面に描かれた魔法陣から溢れ出した死霊の黒き河が、上下から押し寄せて貪欲にマナを吸収するドラゴンの躯へと殺到する――が、それは先刻以上に期待した結果を生み出すことはなかった。


 二つの強力な魔法がドラゴンへと達する瞬間、それは緑と黒の霊子と魔力に分解され、純化されて淡い輝きとなって吸収された。

 その結果にシエナとレグイエは呆然とし、先ほどの威力を目の当たりにしていたゼノンも二人の強力無比な呪文が呆気なく無効化されたことに驚きポカンとしていた。


 その二人の呪文を吸収した直後、ドラゴンの体表に浮かんだ紋様が激しく明滅し始め、目が眩むほどの黒い光を放ち、今度は物理的な作用すらも含んだ凄まじい嵐のような勢いでマナを吸収し始めた。

 突如目の前に竜巻が発生したかのような暴風と、世界という巨大な容器の底に穴が空いたかの如く、怒涛の勢いで光の虹を吸収し、そのあまりの凄まじさに世界が白と黒の二色に激しく明滅する。その貪欲な求めに対し、遂にはレグイエの配下の中にいた明確な意思総体を成していないエネルギー体に近い魔族までもが純化されて吸収され始める。


 まるで突如として世界に口を開けた奈落の穴のように、世界を黒と白の二色の光で明滅させながら、大気を震わせる轟音と共に、魔法と奇跡の根源であるマナを再現なく吸収し続ける。それに対してこの世界の住人である者達は何も出来ず、ただ吹荒れる暴風と圧倒的な力の流動によって生じる不可視の力に屈服していた。


 そして終わることの無い悪夢に思えたその事象は、最後に一際大きな輝きを爆発的に放ちながら、天地を鳴動させ、凄まじい光と轟音で全てを塗り潰した末に――突如として消えた。


 局地的な大規模災害のような嵐が過ぎ去ったかのように、そこにいた全ての者たちが呆けたように立ち上がり、自身の身に何事もなかったことを確かめ、そして――そして、空を仰いだ。


 人も、エルフも、魔族も――その王たちさえも、その光景に呆然と、あるいは陶然と見入っていた。あれだけ分厚い雲に覆われていた空は、直前の嵐とその発散によって、まるで消し飛んだかのように消え失せ、くすんだ青い空が見渡す限り広がっていた。


 そして――その中心に、それは存在していた。


 その全長は長い首の先から尾の先までで三十メートルはある。巨大な巨躯はくまなく黒く鈍い光沢のある鱗に覆われている。その背には巨大な翼を持ち、背中の堅牢な甲殻は長い尾へと続いていく。胸部と掌の甲に漆黒の宝玉が埋め込まれ、鈍い光沢を放っている。そして、前方へと力なく垂らした長大な首の先には、鋭角的な角が禍々しくも美しく生え、更に額に当たる箇所からねじれた角が二本前方に向かって生え、その二本の角間に胸部と掌の甲に存在しているモノと同じ黒い宝玉が埋まっている。僅かに開いたアギトからは鋭い牙が覗いていた。


 ダラりと首も尾も四肢も力無く垂れ下がっているが、そこにいるのはもはやドラゴンの遺骸、死骸、躯などでは断じてなかった。


 それはこの世界の雌雄を決するはずだった者達の前で、閉じていた瞼を開き、黄金に輝く魔眼が瞳孔を窄めると同時に、凄まじい咆哮を上げた。


「グォォォォォォォォォァァァァァァァァァァァァァァァっ!!」


 世界を震撼させ――耳にする者全てに対して本能的に畏怖を感じさせる咆哮。


 ――ここに、黒龍クロウシスケルビウスは復活を果たした。  


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