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*第16話*

私は誰かの話し声で目が覚めた。

「ん・・・」

「あ、美唯」

「お姉ちゃん、おはよう」

「唯、気分どう?大丈夫?」

その誰かは、和と玲と・・・光だったらしい。

「唯?大丈夫?」

「あ、うん。大分楽になったかな」

「そっか、ならよかった。一応熱はかっとこっか」

「それじゃ俺、体温計もって来るね!ついでによるご飯も」

「ん、ありがとう」

スタタターと和がリビングに下りていったあと

私はずっと気になってた事をようやく聞いた。

「・・・どうして光がいるの?」

ちゃっかりその場にまぎれている光。

一人だけ真っ黒な綺麗な黒髪の少年が混ざってるとなると

さすがに違和感がある。(ちなみに和の髪色は私と同じで薄茶色)

「いやぁ、俺が美唯の様子見にきたら、玲がいてさ。

まぁ一応窓をノックすると入れてくれてそんでまぁー色々話してたわけよ。」

「窓を開けたのは和羽だけどね。光、意外と面白いんだよね」

「そういう事ね。あ、私丁度昔の夢見てたんだよ?」

「へぇ、光との夢とか?」

「そうなの。ほら、覚えてる?小6の頃光が私に

将来の夢を聞いたときの事。」

「あぁ覚えてるよー」

「私その夢をみたの。光は相変わらず絵師さんになるって言ってたんだけどね」

「へぇ・・・光、絵師さんになりたいんだ?」

「まぁね。だから芸術専門の大学通ってんだけど」

「そらそうだな。」

「ね、光。久しぶりに光の絵、見てみたい」

「あ、俺も見てみたいかも」

そう私たちが言ったとき入り口からも

「俺も見てみたい!あーちゃんの絵!」

と声がした。誰かと言うとお盆によるご飯と体温計を乗せてる和。

「それじゃ描いてみよう」

と少しだけ上から目線で光がいい

机に会った白紙に人を書き出した。


5分ぐらいして光が「できたー」と言うと

私、玲、和は絵を覗き込んだ。

「おぉ・・・」

「すごい・・・」

「あーちゃんすごいね!」

そこには、私・玲・和・光が手を繋いで笑いあっている絵だった。

顔も体も鮮明にかかれていて、まるで本物のようだった。

「ありがと、まぁもっとうまくならないと・・・」

光は少しだけ残念そうな顔した。

私にはどうしてかさっぱりわからないけど

これよりもうまい人がきっとこの世界には何万といるのかなと思った。

「これ、美唯にあげるよ。」

「ほんと!?いいの?」

「うん、クオリティー低くて悪いけどね」

「全然全然!むしろ高いよ?!光、ありがとう!」

小さい頃の癖か、私は光にぎゅっと抱きついた。

「あ、えっと、そんなんでいいならいつでも描くけど

もっとうまくならないとな・・・あはは・・・」

どうしてか光が動揺したように言い

玲も何故かムッとしたように

「夜ご飯、食べようよ」

と言った。


残念ながら鈍すぎる私は

状況が分からず

光から離れて、首をひねるのだった。

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