表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

作者: 古森 遊

勘違いしていた


そうだった、そうだったっけ


いつの間にか、ひとりじゃないと思ってた


しごとが


かぞくが


ゆうじんが


わたしのまわりの


なんやかやが


わたしを錯覚させていた


ただの点


小さな ・


点でしかない、わたしの足元が


広がってると勘違いしていた


ああ、ああ、だけどさ


どうせ点ならば


出来ることならゴシック体で


明朝体は綺麗だけれど儚いし


せめて半角じゃなくて全角で


ついでにずうずうしく願うなら


太字だったらなお良いのに


この、小さな


 ・ が


わたしです



そして





あなたです 








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
自分はひとりじゃないという錯覚、たびたび起こります。どうせ点ならば…の先の言葉たちも、「そうだよね」と頷けることばかりでした。誰かに言いたい・表明したいわけではなく、自分が自分に言いたい言葉なんだよな…
だけどゴシック体で、だけど全角で。 そうですよね。 組織の中では代わりなど山ほどいますし、いなくなって困るという・などないと言えると思います。どんなに重要な・でもいなくなって半年も経てば当たり前のよう…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ