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雨に咲く花

作者: 岡本 琴恵

春にしては寒い雨

雨の中に

1人佇む

僕の花

凍えてしまうよ

こっちにおいで

声をかけても

首を振って

誰かを

春を?

待ってる

なんだか

涙が止まらなくなって

そんな自分がおかしくて

泣きながら笑う

君が不思議そうに見る


春は来てるよ

そこまで来てるよ

君の肩に

君の頬に

ピンクの紅さして


空が晴れてきた

君の顔も晴れてきた

雲間からの

太陽の光が

君を優しく包む


君は幸せそうに

春の風に揺れてた


君は幸せそうに

春の風に乗ってた


君は幸せそうに

僕を振り返った


僕も幸せな瞳で君を見つめた

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― 新着の感想 ―
二人の永い間育んだぬくもりは、簡単には凍らないよ! 大丈夫!繋いだ手と手も、簡単には離さないよ! 二人のぬくもりは、ずっとつながっているから。 作者もがんばって下さい!
凍える雨の中に佇み、待ち続ける花に呼びかけるところから、詩の情景に引きこまれました。 やがて晴れていく空の下で、待ち侘びた春が訪れて。後半の描写もとても優しくて印象的です。 春の風とともに、振り返る…
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