第33話 エレクシアと♡
「さあ、入って入って。」
「お邪魔します。」
エレクシアに促されて今晩だけ泊めて貰う事になった、何気に女の子の家にお泊りするのは初めてである。日本に居た頃から。
家の中へ案内され、まず最初の印象は。
「随分と片付いてるね、綺麗好きなんだ。」
「違うわよ、ほら、私もこの村を出る予定だから、色々片付けたのよ。手持ち用の鞄しか持たない事にしてるから。」
おっと、そうだった。エレクシアも俺の村へ来るんだったな。
「晩ご飯はパンと干し肉しかないけど、いいよね?」
「ああ、贅沢を言える身分じゃないし、ありがとう。ご馳走になるよ。」
「ごめんね、火を使うのも面倒だし。明日ここを立つから。」
「問題無いよ、気を使わせちゃって悪いね。」
家の中を見渡しても、ご両親の姿は無い。
俺と同じだ、きっと山賊にやられたのだろう。この話題はしない方が良いな。
「ねえ、ジョーの村ってどんなとこ?」
「何も無い村だよ、畑に井戸に、けど村人は気の良い人が多いよ。」
夕食もこんな感じで会話し、明日も早いという事で就寝に就く事にした。
………。
「♥♥♥。」
「う、うーん?」
俺が眠っているところに、何やら気持ち良い感触が。
「♥♥♥。」
………。
「何してんの?」
「舐めてるの♥。」
「いやいやいや!? 何してんのエレクシア!?」
「男と女がベッドでする事だよ。」
「………。」
「♥♥♥。」
「なあ、エレクシア。俺も一応男だからさ、これ以上は「止まらなくなる」よ。」
「いいわよ♥。ねえ、シよ♥。」
この「シよ♥。」の言葉で、俺の理性は飛んだ。
い~ただきま~す。
「♥♥♥! ♥♥♥♥! ♥♥!」
もうね、おっぱいが上下左右にぶるんぶるん移動してね、訳が分からん。
「♥♥♥! ♥♥♥♥! ♥♥♥♥~~~ッ! ………。」
お御馳走様でした。
おいしゅうございました。
さあ、寝よ。
そして、次の日の朝。
「やってしまった。」
ベッドには、裸のエレクシア。寝息を立てている。
若い、俺は何て若いんだ。いや、ケツの青い、か。
とにかく、責任を取らなくては。
「ああ、カリーナは軽蔑するだろうなあ。」
村に帰ったところが想像できて、怖くなってきた。
「まあ、俺も男だったって事か。はあ~、………幸せにしよう。」
とりあえず、俺は服を着た。




