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24/25

◆24 当然、愛の告白と思いきやーー貫徹される逆断罪と凄惨な復讐! そして、滅国による終焉へ!

 長く眠りに就いていた、ランブルト国王夫妻や教会大司教らが目覚めたことによって、事態は急展開した。

 オネストを王位に就けようとしたリリアーナと聖騎士団が糾弾され始めたのだ。


 大司教バパが異端審問に掛けると聴いて、思わず剣を手から落とす聖騎士も出てきた。


 一度、異端審問にかけられたら、必ず無事では済まない。

 聖なる川レイテに沈められて浮かび上がったら、腹に邪心が宿った証として、腹を裂かれて殺される。

 火の海を裸足で渡るよう強要され、火傷を負えば不信仰の証とされ、磔刑に処せられる。

 文字通り、奇蹟でも起きない限りは、殺されてしまう。

 それが異端審問だった。


 聖騎士団長ベーオウルフは聖剣を放り投げ、両手を挙げた。


「やめよ。

 我ら、聖騎士団は、そこにおられるオネスト殿下やリリアーナ嬢に騙されただけだ。

 教皇様は、その者たちの言い分を信じて、我らを遣わしたに過ぎぬ」


 そこで、チチェローネ公爵令嬢が、改めて聖騎士団長に問う。


「教皇様は、あのリリアーナを聖女だと!?」


「ひ、一言も言っておらぬ!」


 必死に手を振って否定する聖騎士団長の姿を見て、周囲の視線が、改めてリリアーナに向けられる。

 事実上、教皇も大司教も、リリアーナを「聖女にあらず」と宣言した格好になっていた。


 リリアーナは、天を振り仰いで絶叫した。

 ここにはいない、誰かに向けて、罵倒し始めたのだ。


「おかしいわよ、こんなの。

 こんなルート、なかったじゃない!?

 運営、どうしたのよ?

 なんか、指示を出しなさいよ!

 私、このままじゃ、こんなゲーム世界で死んじゃうじゃない!」


 そして、リリアーナは、オネストを涙目で睨みつける。


「馬鹿だよ、オネスト殿下。

 アンタは王冠を戴かないと、どーしても死ぬルートしかないのに。

 私、アンタのキャラが推しだったから、これまで尽くしてきたのに。

 なによ、この仕打ち!

 言っとくけど、私をスケープゴートにしても、アンタは助からないわ。

 新王になれないまま刑死するか、戦死するルートしかないんだから」


 リリアーナの目が赤く光る。

 その目には真実と思わせる力があった。

 それを見て、オネストは顔を醜く歪ませた。


「くそっ、くそぉ!

 じゃあ、どうすりゃ、良かったんだよ!」


 激しく大理石の床を蹴って、喚く。

 血濡れた王冠を戴いた男は、泣いていた。



 あまりに惨めで、見苦しいさまを見ていられなかったのだろう。

 カスティリオーネ辺境伯令嬢が、オネスト王太子の許に、いきなり駆け寄った。


「それでも、ワタシは愛しています!」


 リリアーナを押し除けて飛び出し、カスティリオーネがオネストに抱きついた。

 突然の思わぬ出来事で、オネストもビックリする。


「こんな平民女より、ワタシをお選びください。

 私、カスティリオーネは、オネスト殿下を心よりお慕い申しあげております。

 王位を継げなかろうと、構いません。

 二人で国を支えていきましょう……」


 大勢の高位貴族らが居並ぶ只中で、カスティリオーネは大胆に愛の告白をし始めた。

 父親のバッファ辺境伯は青褪める。

 が、彼がもっと驚いたのは、その後の娘の取った行動だった。


 カスティリオーネは、満面の笑顔で抱きついたまま、愛するオネストの股間をナイフで突き刺したのだ!


 オネストは、驚愕の表情のまま、股間を両手で押さえてうずくまる。

 唖然としたのは、カスティリオーネ本人も同様だった。


「ど、どうして……!?」


 カスティリオーネは涙目になって、血濡れたナイフを床に落とす。


 彼女に罪はない。

 カスティリオーネは、チチェローネの身体に宿る大悪魔に操られただけであった。

 彼女がオネストに抱きついたら、自動的に凶器で股間を突き刺すよう、大悪魔によって、あらかじめ呪いをかけられていたのだ。


 オネストは血溜まりの上に寝そべり、身体を小刻みに痙攣させる。

 もはや、虫の息であった。



 しばしの沈黙の後、事態の収拾を図るため、バッファ辺境伯が機転を効かせて大声をあげた。


「我が娘、カスティリオーネが、諸悪の根源たるオネストを討った。

『王国の剣』としての勤めを果たしたのだ!」


 玉座から腰を上げていた国王陛下も、すぐに座り直し、うなずいた。


「うむ。余はカスティリオーネ嬢の働きを賞賛する!」


 おおおお!


 貴族の紳士淑女がみな、歓声をあげた。


 愛する男から流れ出た血溜まりにへたり込んで、嘆くのは当のカスティリオーネ嬢のみだった。


「では、今度は、『王国の盾』としての勤めを、私が果たしましょう」


 チチェローネ公爵令嬢が、改めて扇子を前に突き立てる。


「メルク、リリアーナの許へ行き、想いを果たしなさい!」


 メルク?

 そんな男、いたか?


 みなの視線が、チチェローネに向かう。

 すると、彼女のスカートの裾を握り締める、ひとりの小柄な少女に目に止まった。

 見かけない少女だ。

 高位貴族のみなが首をかしげる。

 実の父母たるサットヴァ公爵夫妻も同様だった。


 少女はか細い声をあげる。


「ぼ、僕には出来ません。

 もう、そのような欲望がないんです。

 ごめんなさい。お姉様。お許しを……」


 弟メルクは女性となり、元飼犬であった執事に(かしず)かれた生活を送るだけではなく、女性体験も得ており、すっかり女性化していた。


 今まで、男性だったときは、お母様からの重圧が辛かった。


「貴方は、貴族筆頭のサットヴァ公爵家の跡取りなんだからーー」


 と期待をかけられるのが嫌だった。


 でも、今なら、わかる。

 僕が跡を継いではいけない。

 いや、継げない。

 継ぐ資格ーー能力がないのだ、と。

 サットヴァ公爵家の正統な跡取りは、悪魔と交渉ができるお姉様、チチェローネ様だ。

 僕はお姉様にお仕えする、無能だけど可愛い妹であるのが、ちょうど良いんだ。


 だから、男に戻るつもりはない。

 もう、リリアーナを襲うつもりはないーー。

 

 そうした想いを、メルク嬢は、か細い声で表明する。

 すると、チチェローネお姉様が、優しく頭を撫でてくださった。


「許します。可愛い妹よ。

 ただし、獣になって、リリアーナを犯してからね」


「え!?」


 メルク嬢は目を丸くする。

 その途端、身体が三倍にも四倍にも膨れ上がった。

 身にまとっていた可愛いドレスは引き裂かれ、筋肉質の、野獣のごとき裸の肉体が露わとなった。

 もはやメルク・サットヴァ公爵子息は、お貴族様のお坊ちゃんでもお嬢ちゃんでもなかった。一匹の野獣の雄であった。


 がああああ!


 雄叫びとともに、本能が命じるまま、リリアーナに襲いかかる。


「いやあああ!」


 リリアーナは金切り声をあげる。

 が、逃げようとして背中を見せた、その一瞬の隙にのしかかられ、身体を裏返さされ、何度も頬を殴打された。

 力ずくで組み敷かれたのだ。

 リリアーナは泣き喚くが、突然の出来事で、誰もが身動きできなかった。


 それでも、周囲で取り囲む人々は、さすがに鼻白んだ。


「これは、さすがにマズイのでは……」


「このような辱めは、懲罰とはいえぬ」


「公爵子息のメルク殿にとっても、良くはない」


 貴族たちが動揺する中、ついに甲高い叫び声とともに、母親であるサットヴァ公爵夫人が駆け寄って、息子を羽交締めにした。


「やめなさい、メルク!

 貴方は公爵家の跡取りーー紳士なのよ!」


 獣のごとき息子の身体を、背後から押さえつける。

 普段では考えられない、強い力ーーまさに母の愛が感じられた。


 でも、大悪魔の呪いを受けたメルクは、人間の意識が乏しかった。

 母を母とも認めず、ガアアアと喚くばかり。


 そして、リリアーナは、露わとなった胸と、血が滴る下半身を両手で隠しながら、立ち上がる。


「ーー許せない。

 アンタたちNPCごときに、どうして私がーー人間様が、こんな酷い目に遭わせられなきゃなんないわけ? マジ、あり得ねーし!」


 リリアーナは目を真っ赤に輝かす。


「みんな、死んじゃえ!」


 そう叫ぶと、リリアーナの身体が真っ白に輝き始めた。

 そして、そのまま白い輝きが周囲へと広がっていく。


 突然の、意味不明の現象に、人々は騒ぎ始めた。


「ああ!? なんだ、これは!」


「すべてが白くーー!?」


 国王夫妻や宰相、アレティーノやラオコーンも、不測の事態に身体を硬直させる。

 聖騎士団も魔導騎士団も、慌てふためくばかり。

 貴族のみなも、逃げ出すこともできない。


 白い闇によって、全員、このまま溶けていくかに思われた。


 が、その白い景色に、青い光が輝いた。

 チチェローネの胸元から浮かび上がった青い羽だった。

 その青い輝きを受ける形で、人型の青い光がボウッと浮かび上がる。


 チチェローネは目を凝らす。


「あれは……?」


 脳内で大悪魔の声が響く。


「余が仕掛けた隠し玉よ」


 リリアーナの間近で、お義母様によって羽交締めにされたメルクの身体が、青く輝いていたのだ。


(あの青い光ーー見たことがある。

 そうだ。教師フランの身を焦がした、あの青い炎!?)


 チチェローネの内心の声に、大悪魔が満足げに応じた。


「そうだ。あの炎よりも遥かに高熱だ。

 人間の存在など、軽く消し去るほどに」


 キャアアアア!


 叫び声を上げたのは、メルクではない。

 羽交締めにしていた母親、サットヴァ公爵夫人だった。


「ああ、妻よ。大丈夫か!?」


 夫のサットヴァ公爵が、猛然と駆け寄る。

 が、その彼も一緒になって、一瞬で炎が巻き込んでいく。


 両親の身を焦がしつつ、野獣と化したメルクが、そのまま白く輝くリリアーナの許へとゆっくりと近づいていく。

 リリアーナは微動だにしないで、悲鳴をあげる。

 どうやら、白く輝き出したら、身動きが取れなくなるようだった。


「きゃああああ!

 や、やめて! 近寄らないでよ!

 このまま、ゲームをリセットさせて!

 強制リセット中にリリアーナが死んじゃうと、ワタシの意識が元の世界に戻れなくなる!

 卑怯よ。リセット中に、攻撃を仕掛けるなんて。

 マジでワタシを殺す気なの!?

 いやあ! やめて!」


 青く燃えるメルクの身体が、がっしりとリリアーナを抱きかかえた。

 甲高い声が響き渡る。


「いやあああ! 助けて!

 この世界で死んじゃう。死にたくない!

 ゲームの方をリセットさせてよぉ!」


 ボウッと青い炎がリリアーナの身体に移って、瞬く間に燃え広がっていく。


 その姿を見て、チチェローネは扇子を広げて高らかに笑った。


「良い気味だわ。

 私の幸せを踏みつけにするから、こんな目に遭うのよ。

 自業自得だわ!」


 リリアーナは全身を青く燃やしながら、涙目になり、土下座する。


「許して。ごめんなさい。

 貴女を軽んじてた。

 心底、謝るから、この炎を消してください。

 お願いだから、リリアーナを殺さないで。

 ログアウトできない状態で、リリアーナを殺しちゃうと、中にあるワタシの意識が、この世界から出られなくなる……!」


「嫌だね!

 俺はNPCじゃねーし。対戦相手だかんね。

 俺の主導でゲームをリセットして、新たなステージに行くんだ!」


 声を発したのは、チチェローネの身体を借りた大悪魔だった。


「ーーほんと、不利な戦いだったが、アンタ、遊び過ぎだよ。

 おかげで、チチェローネ嬢の復讐を果たすことが出来た。

 彼女の爽快感が、心地良く伝わってくるよ」


「うう……。だからって、強制リセット中に、キャラを殺すだなんて。

 運営も禁止事項にしてたのに……。

 ああ、意識が遠のく……もうリセットもできないし、ログアウトもできない……。

 怖い……どうなっちゃうの、ワタシ……。

 こんなゲーム、しなければよかったーー」


 呻き声を最後に、リリアーナは意識を失った。

 そして、人体の形も残さず、燃え滓となっていった。


 リリアーナの消失に伴って白い輝きが消え去っていき、謁見の間に集う人々が、自らの姿を取り戻していく。


「ああ、助かったーーのか?」


 バッファ辺境伯がつぶやく。

 宰相ガッブルリや大司教バパが、身を起こす。

 彼らをはじめとした大勢の貴族たちが、今まで倒れていたのだ。


 玉座に座していたランブルト国王も、顎髭を撫で付ける。


 貴族の紳士淑女や騎士など、大勢の人々に取り囲まれる中で、オネストは血塗れで息絶え、リリアーナは燃え滓となって消え去った。

 サットヴァ公爵夫妻と子息メルクも焼死体となった。

 だが、世界が終わるかのごとき、奇怪な現象が終息したのだ。


 みなの中心には、華麗なドレスを身にまとうチチェローネ公爵令嬢が、扇子を手に仁王立ちしていた。


 誰もが思った。

 何が起こったかわからないが、チチェローネ嬢が、オネスト殿下とリリアーナ嬢を討ち果たしたのだ、と。


 わあああ!


 歓声を上げ、人々がチチェローネを取り囲む。

 アレティーノ王太子とラオコーン皇太子は、二人して双方から駆け寄せ、チチェローネを抱き締める。


「素敵だよ、チチェローネ嬢!

 見事に宿敵を倒したんだ。

 我が妻にこそ、相応しい!」


「いや、我が妻にこそ!」


 二人の貴公子がチチェローネを奪い合い、両腕を引っ張る。

 そのさまをガッブルリ宰相も、国王夫妻も、大司教も微笑みを浮かべて眺めていた。



 しかし、これで大団円というわけにはいかなかった。

 これから、伝説の〈漆黒の大悪魔〉が顕現するのである。


 満足げな表情をみせながらも、チチェローネの内面では重大な変化が起こっていた。

 大悪魔が語りかける。


「召喚主チチェローネ・サットヴァよ。

 余は契約を果たしたぞ。

 覚悟は良いな!?」


 チチェローネは、満面の笑みを浮かべて、うなずいた。


「ええ。お好きにどうぞ。

 もう、どうでも良いわ、こんな世界。

 なんだか作り物みたいなんですもの……」


 チチェローネの美しい身体が変容し始める。

 頭に巨大な二本の角、そして背中から、六本の翼が広がっていく。


 アレティーノ王太子とラオコーン皇太子は、思わず彼女から距離を取って、両目を見開く。

 宰相や国王夫妻、その他の人々までが本能的に恐れをなして、全身の毛を逆立たせた。


 悪魔へと変貌しつつあるチチェローネは、ラオコーン皇太子に向け、目を輝かす。

 大悪魔が直接、皇太子に向けて語りかけた。


「貴様ーーラオコーンとか申したか。

 怪しげな水晶に導かれて、この地にやって来た痴れ者よ。

 大義であった。

 貴様が興味本位でこの国に転移してくれたおかげで、召喚主が望む舞台を生み出すことができた。礼を言うぞ」


「お、おまえは誰だ? まさかーー噂の大悪魔か?

 ーーはっ!?」


 水晶を懐から取り出す。

 映像は何も映らず、ただ暗闇に覆われていた。


「馬鹿な。

 余とチチェローネ嬢とが、冠を戴いて共に立っていた姿がーー。

 まさか、あれは貴様が生み出した?」


 ニヤリと、チチェローネが大きな口を綻ばせる。

 次いで、輝く瞳を、反対側にいるアレティーノに向ける。


「おお、アレティーノとやら。

 貴様にも世話になった。

 召喚主の心は貴様にすっかりなびいておったぞ。妬けるほどにな。

 実際、貴様の心は清浄であった。

 もし、聖女との戦闘が長引くことになれば、召喚主の身体を捨てて、貴様の心身に宿ることも考えたがーー幸い、不要になった」


「あ、あなたは大悪魔ですね!?

 チチェローネ嬢は今、何処に……?」


「心配要らぬ。我が心の内に安らっておるよ。

 彼女が復活するのは、七日七晩が過ぎた後ーー新たな暁光が差し込む頃だ。

 貴様らがその光を浴びることになるかどうかは、彼女の心次第だ」


 チチェローネの身体から、大悪魔が復活したのだ。

 美貌の顔が大きく喜悦に歪み、口が大きく裂けて、何本もの牙が剥き出しとなった。


「余は勝利した。

 契約に従い、滅びるが良い!」


 突如として、ランブルト王国は闇に包まれた。


 そして、漆黒の闇に覆われたのは、ランブルト王国だけではなかった。

 ギララ魔導国も、神聖皇国レフルトもーーこの世界すべてが闇に沈んだ。


 そのまま光を取り戻すことはないーーそう思わせるほどの暗闇が、七日七晩続いたのである。



 それから、八日目の朝ーー。


 暗闇の中で、青い光が灯る。

 チチェローネが胸に挿していた、あの青い羽が輝いたのだ。


 その途端、闇の世界に、一筋の光が差し込んだ。

 新たな世界が突如として開けたのであったーー。

次回で最終回です。

今までお付き合いしてくださって、ありがとうございます。


この連載を気に入っていただけましたなら、ぜひ、ブクマや、いいね!、☆☆☆☆☆の評価をお願いいたします。

ほんとうに、創作活動の励みになりますので。

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えー、バカ両親はこれで終わりですかー?
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