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栞音

作者: 白絵



人生とは小説であると私は思う。主人公である自分を中心に様々な登場人物との出会いや別れが繰り返される。新たなページに進むことも、今いるページで止まることも、今まで読み進めたページに戻ることも許される一生をかけた長い長い物語。その物語の中に私は大きな忘れ物をした。



夢を見た。嫌な夢だ。

昨年のコンクールで、私は大きな失敗をした。2年になり、初めてソロパートを掴み取って挑んだコンクール。緊張で頭が真っ白になり、楽譜が急に読めなくなった。

当然、部員からは酷く当たられ、それに私は耐えるしかなかった。

その後も個人練習では問題なく読める楽譜が、合奏になると読めなくなることが続いた。そして私は、吹奏楽を辞めることを決意したのだ。


静寂を切り裂くようにチャイムの音が校内にこだまする。それを合図に人の声もまた徐々に空間を支配し始める。


同じ空間に居るのにも関わらず、別々の音がお互いの音を邪魔しないよう最低限のルールに則って響き渡っている。


他人はただの聞き手であり、皆が主人公で語り手であるのが人生なのだろう、と、私は思う。


私はそんなとりとめのないことを考えながら、帰り支度をしていた。


そんな私のもとへ、周囲の音をかき消すように声をかけてくる少女がやってきた。


「はーなー!!!一緒に帰ろー!!!」

声の主は私の親友であり、よき理解者でもある水谷楓である。

思えば小学校の頃から、楓とはずっと一緒にいる。

スポーツ万能、成績優秀。まさに太陽のように眩しい存在だった。そんな彼女に私は何度も助けてもらっていた。


「うん。いいけど、楓は部活行かなくていいの?」

「いいのいいの!だって、葉菜が来ないんじゃ分からないところ聞けないじゃん!」

「いや、私はもう辞めたから、ね?」

「でも、八木じいはまだ貰ってないって言ってたよ?」

「それは八木先生が勝手に…。」


そう、私が唯一彼女より優れているのは楽器だけだった。

ただ、吹奏楽はもうできない。私は人生という長い旅路の中に大きな忘れ物をしてきたのだ。それが何かは未だに分かっていない。



楓と共に学校を後にした私は徒歩15分の道のりを2人でのんびり歩いて帰った。

「ただいまー。」

「ああ、おかえり。」

家に着くといつものように優しい父の声に迎えられた。父は作家で基本的に家にいることが多いため、私からすれば慣れ親しんだ光景だ。


父と少し会話した後、手洗いうがいを済ませ、部屋着に着替えるため自室に入った。

壁に立てかけてあるサックスが嫌でも目に飛び込んでくる。

捨てたくても捨てられない。母の形見でもあるサックス。

母はそれなりに名のある音楽家で、私や父にいつも演奏を披露してくれていた。小さい頃の私は、母が吹いていたサックスの魅力に見せられ、楽器に興味を持つようになった。


そんな母は、私が高校2年生のときに亡くなった。重い病気を患い、苦しそうな母に少しでも元気になってほしいと思った私は必死に練習した。その結果、ソロパートを勝ち取れたのだ。私がその報告を母にしたとき、泣きながら喜んでくれた母の姿は今でも忘れることはない。


母に見てほしい一心で頑張っていた私だったが、コンサート当日に亡くなってしまったのだ。

私はそれ以来、演奏という言葉を聞くと母を思い出し、楽譜が読めなくなってしまった。



ドアをノックする音が聞こえた。横になっていたらそのまま眠ってしまっていたらしい。

父からご飯だと告げられた。

私は重い体を起こし、なんとか眠気を覚ましてリビングへと向かった。


食事は、父が忙しいのと、私があれ以来父を少し避けているため、基本的には1人で済ませるが、今日は眠ってしまったこともあり、珍しく2人で摂っていた。

普段あまり面と向かって会話を長くしないからか、少し話しては沈黙という微妙な空気が漂っていた。そんなとき、父が切り出した一言で私は大きな葛藤を抱くことになるのだった。



「そういえば、吹奏楽部の大仁田先生っているだろう?あいつはお父さんの同級生でね。お前のことも気にかけてくれていたぞ。」


「ふーん。だから?」


「いやー、その。なんだ。吹奏楽をもう1回してみないか?」


「うるさいな!お父さんには関係ないでしょ!ほっといてよ!」


私は声を荒らげ、食事の途中で自室に戻ってしまった。


父の言葉が優しさからであることはわかっていた。それでも、その時の私は素直に受け取ることができなかった。

ベッドに横たわりながら、夕方も眺めていたサックスを見つめる。


「私の気持ちも知らないくせに…。」



しばらくして、お風呂に入るために私は部屋を出た。

父となるべく顔をあわせないように、あえて遅い時間を選んだのだ。


するとリビングの横の書斎から声が聞こえてきた。書斎は父の仕事部屋であり、仏壇を置いている場所でもある。

気になった私は、悪いと思いつつもその言葉を耳にしようとした。


「母さん、やっぱりまだダメだったよ。葉菜が母さんの愛した音楽をしている姿が見られるのは当分先になるかもしれない。

でも、葉菜がキラキラした笑顔でまた音楽と向き合ってくれるように俺頑張るからさ。もうちょっとだけ、待っててくれるかい?」


父の言葉を聞き、胸が締め付けられるような思いがした。

私以上に私のこと、そして母のことを考えているのだと改めて知ったのだ。


私の中で色々な考えが溢れ出す。私は…音楽がしたい。もう一度、あの舞台で母が愛した音楽を奏でたい。父の愛した私に戻りたい。


その衝動に駆られて、私は書斎の扉を開けた。



扉を開けると、そこには仏壇に向き合いながら目に涙を浮かべた父が居た。

父は慌てて涙を拭い、平然を取り繕おうと慌てていた。


「どうしたんだい?葉菜?」


父の問いかけに、少しだけ言葉を詰まらせながら、それでも今の気持ちを打ち明けようと私は必死に言葉を探した。


「あの…えっと、その。」


言葉を探しても上手く見つからず、しばらく沈黙が続いたが、父は真剣な顔で、私が自分の言葉で話すのを待ってくれている。


「私、、、私、もう一度音楽がしたい!サックスが吹きたい!」


私の言葉を聞いた父は一瞬、驚きの表情を浮かべたが、すぐに優しい笑顔に戻りただ一言だけ、「頑張れよ。」と声をかけてくれた。



翌日、いつものように起きて準備をし、学校へと向かった。

ただ、いつもと少し違ったのは父との会話がほんのちょっと多くなったことくらいだ。お互い照れくさくて口下手で、こういうところは父に似ているのだと、新しい発見もできた。


学校に向かう途中、いつものように楓と合流する。ただ、いつもと違うことは、昨日の夜、決心したことを伝えることだ。


「楓、あの私…」


「なになに?また一緒に音楽したいってなった?」


「え?なんで?私、言ってないよね?」


「おお!やっぱりそうなんだ!いやー、なんとなく昨日までより表情が柔らかくなったというか、明るくなったというか、そんな気がしたんだよねー!」


楓とはずっと一緒にいる。本当に楓は私のよき理解者であることを再認識させられた。


「そうと決まれば、やることたくさんあるね!」


「え?やること?」


「そう!吹奏楽部の顧問の先生とか先輩にちゃんと謝りに行って、お願いして、それで…特訓!ううん、猛特訓!!!」


「そんな、猛特訓なんて…」


「葉菜が知らない間に、私かなり追いついちゃってるよ〜?

それに、付き合うよ、練習!葉菜の素敵なメロディを学校中…いや、日本中に届けたいもん!」


楓はいつも私にとっての太陽だ。私が今からしなければならないこと、中々言い出せないこと、それらすべて楓が導いてくれる。照らしてくれる。楓という親友を持ったことが私の誇りでもあると素直に思える。

けれど今はまだ、その思いは閉まっておこう。これからもきっと、たくさん助けてもらうのだから。その時が来たら、飛びっきりの感謝の気持ちを込めて、「ありがとう」と伝えよう。



放課後、私は楓と共に職員室に来ていた。


「おお!沢田ほんとに来てくれたんだね。話はお父さんから聞いてるよ。昨日の夜、久しぶりに電話が来たと思ったら、娘のことを頼んだ。としか言わないから、相当嬉しかったんだろうね。」


「あの、えっと、、、すみませんでした。」


私は父からの電話の内容を聞き、照れくさく思った反面、父と大仁田先生の優しさに救われたのだと知った。


「今日から復帰するのかい?それなら、部長や部員にも一言、謝罪をする機会を設けようと思うんだが。」


「はい。よろしくお願いします。」


私は深く頭を下げ、お願いした。その時楓も一緒に頭を下げてくれていた。

先生は優しく微笑みながら、部室に先に行って一声かけてくると言って、席を後にしていた。


それから5分後、先生が呼びに来てくれた。

私は心臓が飛び出そうなほど緊張していた。何を言われても謝るしかないと覚悟を決め、先生と楓に導かれるように部室に入った。


部室に入ると既に集合隊形になっており、部員全員の視線を浴びた。

私は勇気を振り絞り、誠心誠意謝罪した。


「皆さん、本日はお時間をとらせてすみません。烏滸がましいかもしれませんが…その、えっと、、、。

もう一度、部員として吹奏楽部に戻らせてください、お願いします。」


どんな罵詈雑言を浴びるのだろうか、果たして受け入れてもらえるのだろうか、様々な憶測をして部長からの言葉を頭を下げながら待っていた。


「葉菜、やっともう一度音楽と向き合う覚悟ができたんだね。本当に、、よかった。

けど、大丈夫なの?」


「わからない。でも、変わりたい。だから、雑用でも何でもする覚悟で戻ってきたの。」


「部長として、私は戻ることを許可します。みんなはどう?」


部長からの許可、そして部長が部員に呼びかけてくれたときの、優しい声が私の空間にこだまして、いっぱいになった。


ここからまた、私の音楽人生は始まる。

私が人生という長い旅路の中に忘れていた大きな忘れ物の一部を今、取りに行くことができた。



部に戻ってからは怒涛の日々が続いた。誰よりも早く部室に行き、誰よりも遅くまで練習した。

ブランクが大きい分、何とか取り返そうと必死だった。

小さい頃から積み重ねてきた経験が私のブランクを少しだけ埋めてくれたことが幸いし、月日が経つに連れて何とか様になる演奏もできるようになっていた。

楓はずっと私と同じように行動してくれていた。本人曰く、「葉菜に勝ちたいから」だそうだが、私は知ってる。楓のそれが単なる照れ隠しであり、私のためにずっと一緒にいてくれていることを。


行動を共にしている内に、楓との演奏はできるようになっていた私だったが、合奏になるとやっぱりまだ上手く吹けず、迷惑をかけていた。


その都度、部長と楓は励まし、他の同い年の部員達からは軽く野次られたりしていた。


変わらないといけない。その思いが私の中でぐるぐると渦巻いて溢れそうになる。だけど、くよくよしている時間は無かった。


そんなある日、私が楓と課題曲を練習していた時だった。


「葉菜、ちょっといい?」


副部長をしている有紗から声をかけられた。

合奏で不甲斐ないところを見せているのだ、しびれを切らす人が居てもおかしくない。

楓は心配そうにしていたが、話を聞くことにした。


「葉菜、あんたがどれだけしんどい思いをしたのか、私はあくまで他人だから全部は知らない。けど、毎回あんな風に止められちゃったら演奏にならないんだけど?」


「有紗、それはあんまり…」


「楓は黙ってて。今、私は葉菜と話してるの。

葉菜、ハッキリ言わせてもらうけど、今のあんたじゃ演奏なんて無理。」


「うん。そうだよね…ごめん。」


わかってはいたつもりだったが、やはりこうもハッキリと言われると中々来るものがある。

私の問題で部員に迷惑をかけているのは事実。諦めるしかないなと思った。

すると、有紗から以外な言葉がかけられた。


「楓とは一緒に吹けるのよね?なら、、、なら、私とも一緒に吹きなさい。

私もあんたたち2人と吹いてあげるから!」


私は驚きのあまり、口をぽかーんと開けて反応できなかった。


「何よ?嫌なの?何とか言いなさいよ!」


これは有紗なりの励ましと、私のことを思ってくれての行動だと思うと、涙が溢れそうになる。


私は瞳を麗せながら、ただ「ありがとう。」と伝えることしかできなかった。


それから3人で練習していると、部長や他の部員もたまに来るようになった。おかげで私は徐々にではあるが、皆と合奏する楽しさを思い出していた。


そして、いよいよコンクールの選考の日がやって来た。

同い年の子みんなに支えられて、ここまでやってきたのだ、後は悔いが残らないよう思いっきり吹くだけだ。


そして私はこの日、見事合奏をミスなくやり遂げ、コンクールのメンバーに入ることができた。


そして、同じパートの楓、副部長の有紗、部長の推薦でソロパートをもらうこともできた。

私はいいと遠慮したが、部長がやや無理やり押し通したのだ。

優しそうなお下げ髪の可憐な少女からは想像もできないくらいの圧力をかけられた。正直、ちょっとだけ怖かったのはここだけの話である。



そこからまた、怒涛の日々が過ぎ去り、いよいよコンクールの本番を迎えることになった。


前日の夜、父にコンクールのことを話し、ソロパートをことも伝えて、チケットを渡した。

父は相変わらず、一言だけ、「楽しみにしているよ。頑張りなさい。」と声をかけるだけだった。

けれど、今の私にとって、父のこの言葉が何よりも嬉しかった。父が母の大舞台前にかけていた言葉と同じだったからだろう。


そして当日、緊張で吐きそうになりながら私は舞台袖で準備をしていた。


「葉菜と一緒に、高校最後のコンクールに出られてよかったよ!思いっきり楽しもうね!」


出番を目前に控えたタイミングで楓から声をかけてもらった。

有紗や部長も私の背中を無言でポンと叩いて行った。

それに習うように、他の部長も背中をポンと叩いてくれた。


仲間思いの素晴らしい部に所属できたこと、また戻ってこれたことを心の底から誇りに思えた。



開演のブザーが鳴り響く。ざわめきを残していた客席は静まり返り、唾を飲み込む音が異様に大きく聞こえる。


大仁田先生のタクトに導かれ、私たちの演奏は始まった。


1曲、2曲と無事に終え、いよいよ最後の曲に差し掛かった。

私のソロパートももうまもなくである。

徐々に心拍数が増え、それとともに頭の中がボーッとしてくる。


汗が頬を伝い、指先が震え、足に力が入らない。


やばい、やばい、やばい。


その時だった。


隣に座っていた楓が私の背中を押してくれた。

その瞬間…


初めて客席のお客さんが見えた。私たちの演奏を見て、聞いて、笑顔になってくれているお客さんを。


ああ、楽しい。もっともっと楽しんでほしい。この仲間との演奏をもっと続けたい。


私の体が、頭が、心が、そう叫ぶ。

母からもらったサックスの音が私に呼応するように音色を刻む。深く、濃密に。


音楽の楽しさが溢れ出す。



「母さん、見ているかい?今、葉菜が母さんと同じように、楽しそうに音楽を奏でて、周りが笑顔になっているよ。最高の景色だ。」


頬に今までの思いを流しながら、私の演奏を聞き入っていた父の姿が目に入った。


お父さん、お母さん、ありがとう。

私があの日、音楽と一緒に置き忘れた栞、ちゃんと取りに行けたよ。

ようやく、ここからまた、私の音楽人生のページが進むよ。だから、今はもう少し、笑顔で聞いて見守っていてね。



コンクールの結果は銀賞で、私たちは引退となった。

部長や有紗、他の部員達には感謝してもしきれないほどの恩がある。

一つ一つ、どんな形でも、どれだけかかっても、きちんと返していこうと思う。


「いやー、終わっちゃったねー!本音を言うと、もうちょっと皆と部活したかったなー!」


「うん、そうだね。」


私は帰り道、いつものように楓と帰路についていた。

コンクールの会場は、私たちの家からそれほど遠くはなかったので、徒歩で思い出話に耽りながら歩いていた。


やがて交差点に差し掛かり、楓と別々の道を行く。私はふと足を止め、楓の方を見た。

すると楓も、なんとなく私の気配を感じたのか、こちらに視線を移していた。


「楓、今まで本当にありがとう。今の私があるのは楓のおかげだよ。

最後のソロパートの時も、私の背中を押してくれた。

楓と出会えて、楓の親友になれて、本当に嬉しい。

これからもよろしくね?大好きだよ!」


今までの感謝の気持ちを、この先もずっと親友であり続けたい楓に伝えた。


私の言葉に楓は最初、少し戸惑いながらも、笑顔で応えてくれた。


この先、長い人生の旅路の多くを私は楓と共に過ごしたいと心から思えた。そんな大好きで大切で、かけがえのない存在。

だから、これからは、私のできることで楓に恩返しをしていきたいと思う。




ー数年後ー



高校を卒業した私は、必死に勉強して音大に入った。母と同じ、サックスの演奏家になるという夢を持ち、努力を重ねた。


父とも、私が母と同じ夢を持ったことで会話が増え、母の話もたくさんするようになった。また、これまで以上に熱心に仕事をしているそうだ。

後で父の作品が手元に届くので読んでみようと思う。


有紗はあの後、大学に入り、今では若手人気No.1のアナウンサーとして活躍している。


楓は元々学力が高かったので、国立の名門大学に進学し、経営学を学んでいた。本当に楽器演奏以外は敵わないなと改めて実感させられる。


コンコンとドアをノックする音が部屋中にこだまする。


「はーい、どうぞ。」


「はーなー!もうそろそろリハーサル始まるよー!」


「うん、わかった!」


「あ、それとお客さん!」


「葉菜、今日は演奏楽しみにしてるわよ?」


「有紗!うん、今日はよろしくね!」


今、私は夢であったサックスの演奏家をしている。そして、私のマネージャーが楓なのだ。楓は部活を引退したあと、私が語った夢を聞いて、私のマネージャーをすると決め、経営学を学んでいたのだ。

恩を返すはずが、これからも返しきれないほどの恩を受けることになりそうな予感がした。


あの日から動き出した私の人生という旅には、音で紡がれたたくさんの思い出という名の栞が挟まっている。

今日のように、また昔の出会いがあったとき、感謝の気持ちを忘れないよう、これから先も栞が挟んである場所を見返していこうと思う。


「あ、そうそう!葉菜のお父さんの本、届いてたよ!タイトルは『栞音』」

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